こんなところがあるんですね。
男の子が大好き!空飛ぶ乗り物!の博物館。
石川県小松市にある施設「石川県立航空プラザ」です。
地図を見るとわかりますが、小松空港の向かいにあります。
確か成田にもあったような・・・。
他にもいろいろなところにあります。
半日ブラブラできる物量です。
それも、入館料は無料。撮影OK。お子さんを連れていくにはベストスポットになります。
ただ・・・駐車場の場所が、すごくわかりにくい(笑
中は。。。
こういう感じで、「空を飛ぶ」という事に関する歴史と知識について、ちゃんと説明されています。
2階フロアには、説明とミニチュアモデルの展示。1階は、寄贈された航空機が並んでいます。
個人的には2階の歴史説明がとても面白い。
「鳥の様にはばたく」から「滑空」になり、「揚力」による飛行につながる。
それも、すごい速さで発明されることが見て取れます。
そして、「ライト兄弟」が初めに出てくるかと思いきや、ライト兄弟も他の人のやり方を参考にして作りこんだというのは面白い出来事です。
そして、墜落事故もライト兄弟(兄)と。
中々の情報です(笑
1920年代にもなれば、飛ぶ技術は確立されています。
脱線しますが、宮崎駿さんて・・・こういう飛行機が好きなんですかね?
この当時の飛行機が良く登場します。
「紅の豚」とかね。
1940年代には、やはり戦争関連で技術の競い合いが起こります。
技術の進歩は戦争にて極端に進む。。。これは事実です。
安心・安全・安定からは何もできない。ギリギリのところから出るアイデアこそ時代を作っていく、そんな感じですかね。
早々、再び登場のジブリ作品、庵野秀明さんの「宮さんの頼みは断れないな~」でおなじみ「風立ちぬ」。
題材となっている「堀越二郎」さんも、この時代の方ではなかったでしょうか。
この先は、近代ですね。
面白いのはこれ。
プロペラ飛行機の先端についている機銃か打たれる銃弾。なぜ、プロペラに当たらないのか?
不思議じゃないですか?
詳しくは書きませんが、プロペラの回転速度と銃弾の速度がわかれば、計算でうまくかわせるそうです。
戦争のために必死に考えると、こういう事ができるようになるんですね。。。
と言いつつ、エンジンが不調になる事もあるので、良くプロペラを打ち抜いちゃうと、どこかで読みました(笑
あとは、揚力について。
翼の形状についての実験もあります。も~楽しくてしょうがないですね。
ちなみに、昭和世代に異常に嫌われる、クルマのウィング(スポイラー)。翼の仕掛けを反対にしたものです。
結構重要な部品なんですが・・・何で昭和世代は「派手だ」とか「かっこつけやがって」とか、忌み嫌うんでしょうかね。
気圧、空気の流れを使っているという仕組みが良くわかります。
ちなみにプリウスは「空力が優れている(Cd値0.24)」とか言っていますが、これとウィングの効果は別物ですのであしからず。プリウスは「地面に押し付ける力」は少ないです。
シミュレータもありまして、今時の物も取り入れているようです。
一部ゲーミングシートになっていました。あと管制シミュレーターもね。
知らなかったのですが、ヘリコプターの実用化って航空機のずっとあとなんだそうです。
結構難しいらしく、なぜ難しいかの説明が貼ってありました。
なんとなくわかりましたが・・・説明はできません(笑
1階部分は大規模展示ですね。
モックアップって、木で作るんですね。。。
車みたいに粘土じゃないのか。
あとは、お子様も楽しめる施設があります。
家族で行っても楽しめますね。
これだけの施設が、無料で楽しめるというのは良いですね。
ただ・・・絶対時間つぶしの”おじさん”が、何人もフラフラしているのがね。。。
ぜったいこういうの興味ないじゃんって人がいるのは残念です。
そういう人対策に料金取っても良いのではないでしょうか。
そうそう、お土産とかシミュレーターは有料ですよ。