今回の京都旅行でお世話になったお宿の話。
観光目的の場合、私としては「ちょっとリッチな」ホテルを選ぶようにしています。
「贅沢な!」
と怒られるかもしれませんが、宿泊も含めて「旅」なのです。
観光、宿泊、食、それらすべてが旅なのですよ。
ということで、今回お世話になったのが「京湯元ハトヤ瑞鳳閣」さん。
京都駅から5分程度と「ビジネスホテル?」って感じですが、「湯元」とあるとおり温泉宿となります。
やっぱり旅の疲れは「温泉」で癒すのが一番でしょう。
とはいえ、この頃、温泉旅館にどっぷりつかっている私。
料金が、前払いってだけで「ビジネスホテルじゃーん」って思っちゃうのは、悲しい性。
お部屋も「スーペリアツイン」という部屋を選択したため、雰囲気は通常のビジネスホテルって感じになりました。
ああ、私のミスなのです。
和室や洋和室を選択すれば、畳のお部屋もありますし、大の字にぐったりできるお部屋もあります。
つまり、それだけ全体的に「高級宿」であるということになります。
とはいえ、立地、部屋のきれいさ、たたずまいは良い感じだと思います。
それも、京都駅から徒歩数分。
こんな街中で、露天は望みすぎるとは思いますが、天然温泉の大浴場があるってのは魅力的です。
バーもありますので、静かに「マスター、おすすめを1つ」なんてこともできるはずです。
さすがに疲れてバーには行けませんでしたが。。。
いや、行きたかった。。。
今回大ヒットだったのは、夕食。
ホテルの方に聞いたのですが、京都の宿では「夕食込み」というのは少ないらしいです。
なぜなら・・・まあ、京都なので食べに行くところは多いためという理由です。
とはいえ、これだけ観光客がいて、飲食店が限られている中、食事をするのに暑い中を探すのは・・・ちょっと避けたい。
ということで、今回夕食を頼みました。
京懐石が頂けるお店なんて、予約しないとダメでしょうね。それはそれで頂きたいところはありますが。
ということで、ホテルで唯一の夕食を頂くお客でした(笑
ホームページでは「懐石料理」とあったので、てっきり和食だと思っていましたが・・・なっなんとフレンチでした。
「京都でフレンチ?」
って言うなかれ。
「ホテルでフレンチ?」
まあ、京都ってのもありますが。
なめてはいけません。このフレンチ、本当に絶品。
いろんなところに宣伝したいくらいの食事でした。
当然、フルコースというわけではないですが、気軽にフレンチを頂ける雰囲気ではあるものの、出される一品一品が
「あれっ?これって、ひと手間、ふた手間入っているよね?隠し味?この味は。。。いいね~」
って思させてくれる一品たちでした。
なんで、こんな食事を堪能しないのかな?
これが、ホテルの「気楽に食べられる夕食」で出せる代物じゃないよ。
最初にビールを飲みましたが、途中から襟を正してワインに変更しました。
それほどまでに、品々がフレンチです。
こんな雰囲気ですけどね。
あはっ。フレンチのお店ではないですけど(笑
当ホテルに泊まったら、和食じゃなくてフレンチも絶対にアリだと思いますよ。
シェフを呼んでほしいところでした。。。が、野暮でしょう。
3種類のパン、もちっとパンと卵不使用パン、ライムギパンも焼きたてを提供されます。
バターもいいのですが、コンフィやローストびーすのソースと一緒に頂いても、ほんと格別なおいしさ。
ワインで頂くのが格別においしいところです。
そして最後に出てくるのが
デザート(許可を頂いて、これだけ写真しました)。
コーヒーと紅茶を選べるのですが、私は断然紅茶。今回は「アールグレー」。
紅茶の銘柄は、こっちに置いておいて(笑
デザートは、メニューにあるように「京都紅茶を使ったブリュレ」。
この場合、紅茶の甘みと酸味が絶妙にマッチして、おいしさが何倍にも引き出されます。
いや~、本当においしい一品でした。
また言いますが、こんな夕食フレンチを食べない手はないと思いますよ。
これだけでも、ハトヤさん、大満足でした。
ああ、お風呂もよかったですよ。
ただ、机がもう少し大きければ・・・和室だったら良かったです。
ぐったりしていなければ、バーで静かにお酒も頂きたかったです。
早々に寝落ちしましたので(笑