今日の朝から、ニュルブルクリンク24Hレースを再開してみているのですが、スバルWRXにトラブル。
これまでエンジンの乗せ換えをメカニックさんが一生懸命やっています。
先ほど、ようやくエンジンが乗っかって、補器類設置中。
見ていて、これが耐久レースの醍醐味だよね~と思います。
当然、ノントラブルが一番いい。
でも、機械モノは必ず壊れます。
壊れるのであれば直せばいい。
そして、直すのも人の努力が必ずあり、そこに感動が生まれます。
日本の車は「壊れない」という、何故か都市伝説のような風潮があります。
そのため、少しでも不具合があると、メーカーに弾劾をしようとする一般の人が多数いるそうです。
でもね、機械モノは「完璧」にはならない。
だからこそ、改善しつつ、直しつつ、それが今後の工業製品の精度になっていくという、素晴らしい流れがあります。
この、メカニックさんの迅速でチームワークのとれた作業、そして全員が「直せばいいじゃん」じゃなく、チェッカーを受けるという明確な目標に向かう行動。
これが、耐久レースの醍醐味で、感動があります。
ちょっと目頭に熱いものがこみ上げてきますね。
良いよね。。。こういうチームって。
素晴らしい。
がんばれ!スバル。
がんばれ!耐久レースの皆さん。
それにしても、FA24エンジンはこれからですね。
これまでの24Hレース、スーパーGTのEJ20エンジン。
もう、熟成しきったエンジンで、ほんとに強固なエンジン。
(燃費は・・・ですが 笑)
この大先輩エンジンに代わるFAエンジン。
これからのエンジンですよ。
こうやって工業製品は、素晴らしい一品になっていくんですね。
昨今の電気モーターにシフトしていく流れもありますが、エンジンの火はとめてはいけない。
そんな気がします。
多分、WRXが走り始めた時・・・すごい拍手の嵐があると思います。