石川県の香林坊大和というお店の話。
ふらっと買い物に行くと・・・知らなかったのですが・・・
との事。
開催期間:2021/12/26(日) ~2022/1/12(水)
場所:香林坊大和 8階 催事ホール
注意事項:会期中、混雑が予想される日程は、日時指定入場券を販売いたします。
注意事項については「混んでいれば、日時指定入場券を優先します」ってことらしい。
私が行ったときは空いていたので、当日券で入りました。
まあ、「ぜひとも!」という人は、おまけつきの入場券を買ってもいいんじゃないかな。
さて、まどマギですが
10周年なんですね。
個人的にな話になりますが、はじめ見たときは「魔法少女ねぇ~」と見てました。
魔法少女って「ひとひねり」が無いと、ノーリスクのお祭り物語にしかならないと思っていました。
いや、今でも思っていたりします。
先にも書いた通り、魔法少女というものは「ノーリスク」なんですね。
だから二つ返事で魔法少女になっちゃう。
ある意味「金利低いですよ~、返す金額一定ですよ~」と言う、リボ払いの借金みたいなものかな。
その先については語られない・・・というか、物語としては無い。
だまら、斜に構えて見ていました。
「見なくても良いじゃないか」
そいういうかもしれないですが、”ひだまりスケッチ”という作品が大好きで、見たり読んだりしていた関係上、そのスタッフ(蒼樹うめさんや新房昭之さん)が関わるということで、見始めたわけです。
そしたら・・・まぁ、すごい展開(笑
こういった美術も話題になり、すごい刺激になりました。
美術系の勉強をしている人たちには、これまでにない刺激になったのではないでしょうか。
まあ、コスプレも(笑
でも、本質はシナリオ。
重い、重い、思い。まあ、確かにそうなんですよね。ノーリスクじゃないんですよ。
魔法少女がノーリスクだと思っている人には、目を背けたくなる話じゃないかな?
願いを叶えると、何かを失う・・・いや、すべてを失う=魔女になる。
その当時としては、斬新じゃなかったかな?
当時小耳にした話、子供のころ「子供が好きなので先生になりたい」という少女がいましたとさ。その子が高校生ぐらいになって・・・やんちゃになりました。
まあ、こういうことなんです。「先生になりたい」と願った少女は、少なからず、数年後、数か月後、”妬み””恨み””やっかみ”なんかで、簡単に魔女になっちゃうんです。
これが現実。
少女の気持ちであり続けるというのを無理だとは言いません。ただ、魔女に落ちる以上の精神力と努力が必要なんだろうと。
そう考えると、この話は「すごい、いいところを突いている」という印象を持ったのを覚えています。
主人公が語る願い「すべての魔女が生まれる前に何とかしたい」そういう思いは、みんな思っていること。だけどできない。そういう部分にフューチャーしているってのは、なんだか心に刺さりますね。
ただ、”キュゥべえ”が語る話も一概には否定できず、何かをなすには何かを捨てるという考えがこちらにも存在するという難しい構成にも考えさせられます。
話はズレましたが、原画から読み取れる作品の重厚感を表現したイベントになっています。年明けまでやっていますので、石川県周辺に在住の方は行ってみても良いのではないでしょうか。