平和を欲するならば、
戦いに備えよ!
桜井よしこさんが、週刊新潮のコラムで
次のことを書いてくれている。
二月十一日、
ジェイク・サリバンアメリカ安全保障担当大統領補佐官が
ウクライナ在住アメリカ人全員に、
四十八時間以内の退避を勧告した。
そして、
ロシア軍の侵攻はあり得る。
侵攻は、空爆とミサイル攻撃で行われるので
国籍に関係なく民間人が犠牲になりうると語った上で、
「退避できたのにしなかった人々を救うために
アメリカ兵士を戦争地帯に送り込んで
危険にさらすことを大統領はしない。」
と語った。
その結果、
十二日、十三日にウクライナ軍を訓練する為に駐留していた
百五十人のアメリカ軍人が退避し、
キエフ空港からアメリカ人を乗せて飛び立った
チャーター機やプライベートジェットが
過去六年間で最多となったと
ニューヨーク・タイムズが伝えた。
この桜井よしこさんが教えてくれた
アメリカ大統領補佐官の発言は
何をロシアのプーチン大統領に伝えたか。
これは、
ハーグ陸戦条約に定められた
「無防備地域宣言」
(街を潰さずに占領してください)ではないが
それに近い、アメリカ大統領による
「無条件ウクライナ放棄宣言」
である。
つまり、ロシア軍がウクライナに侵入してきても、
「アメリカ軍はいませんから
プーチン君、安心してくれ」
ということをプーチンに伝えたのと同じだ。
アホか、バイデン!
昨日二十日、北京オリンピックが終わった。
参加選手達の奮闘には敬意を表するが、
このオリンピックを
他国、他民族侵攻の目隠しに利用する
西のプーチン、
東の習近平
の魂胆を思うと、
反吐がでるほど嫌だった。
西村が予想した通り、
ロシア軍はベラルーシから動かない。
このロシア軍の居座りに
前記の
アメリカ大統領バイデンの意をうけた、
大統領補佐官の発言が大いに寄与している。
岸田総理大臣、今朝の国会で、
プーチン大統領と電話で平和解決を要請したと
成果を挙げたかの如く話していたが、
ゆめゆめ、
プーチンと「ウラジーミル・しんぞう」と呼び合っていた
元総理の二の舞はするな。
岸田総理、
平和を欲するならば、
戦いに備えよ!
西村 真悟FBより