今日昼のニュースでしたか、クリントン元大統領と金正日が握手していて、満面の笑みの金正日と、笑わないクリントン元大統領。
クリントン元大統領によって、北朝鮮に拘束されていたアジア系アメリカ人2名が釈放された。
この事例で何が見えるのだろうか。
クリントン元大統領と金正日の間に、どんな約束が交わされたのだろうか。
3日前、産経新聞に田母神(元航空幕僚長)さんと大川きょう子さんの対談が掲載されていた。
その中に、こんな文章があった。
(北朝鮮に対する日本の防衛について)
大川 政治家は「やるぞ」という意志を持って戦わなければ、恫喝に屈すると思う
田母神 結局、脅かされたという結果が出てしまうと、次はもっと脅かされるのです
田母神 昭和52年9月28日バングラデシュのダッカ・ハイジャック事件では、福田赳夫首相が「人命は地球よりも重い」という名言を残して、超法規的措置で、それまで収監されていたテロリストを6名(日本赤軍・奥平純三、東アジア反日武装戦線・大道寺あや子と浴田由紀子、赤軍派・城崎勉、獄中組合・泉水博、仁平映)解放し、16億円を与えた・・その結果が、あの北朝鮮の拉致につながっていると思う
その1ヶ月後に横田めぐみさんが、その翌年に蘇我さん、蓮池さん、地村さんと継続的に拉致されている・・
対照的なのがドイツ・・ダッカ事件の2週間後の10月13日にドイツ赤軍派にハイジャックされましたが、交渉するふりをしながら特殊部隊を途中で入れて、犯人を全員射殺した・・その後のドイツの拉致被害は一人です。取り返しましたけど。
テロに屈した日本と制圧したドイツとでは拉致被害に差が出ている・・。
日米安保があるからアメリカ軍は動いてくれるか。動くわけはない・・
抑止の意味で「日本を攻撃したら、アメリカ軍が反撃することになっている」と主張することは必要 (以上、産経新聞より)
オバマ大統領は、核のアタッシュケースを身近に置きたがらないと聞いています。
オバマ大統領の考え方と、福田元首相の考え方は似ているかも知れない。
しかもオバマ大統領は、ヒラリー・クリントンではなくて、クリントン元大統領に託した。
物語を書くとき、その登場人物の性格性向を考えると、その場面でどのように動くかが分かる。
反対にどう動いたかが分かると、その人の性格性向が分かる。
で、金正日は満面の笑み。