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純国産 J∞QUALITY の行方

2015-05-17 | Weblog
今年の秋冬から導入される「純国産」「J∞QUALITY 」表示。
こちらの商品は「日本製」「Made in Japan」とは全く異なります。
原産国表示「日本製」「Made in Japan」は
素材がインポートファブリック(輸入生地)でも日本国内で縫製された場合は表示可。
一方、「純国産」「J∞QUALITY 」は
日本アパレル・ファッション産業協議会の規定によると

1 織り・編み・染色整理加工、縫製の3行程を国内で行う
2 日本ならではの精緻な技と、無限大の豊かな想像力が注ぎ込まれている
3 それぞれの生産工程でつくり手の顔が見える、安心・安全な商品

をクリアーしていないと表示不可に。
表示TAGは


詳しくは「J ∞ QUALITY」

果たしてこの企画はグローバルに訴求ができるや否や。
説明が「英語」のみ。
因みに、三越伊勢丹企画の「this is japan.」は60ヶ国言語で発信していました。
又、丁寧過ぎる縫製は大旨ファッション性を損うこと必定。
特にお上手な縫製工場さんはこの間次世代を育てられず廃業されておられます。
更に、素材(生地)のクォリティーも輸入生地(天然素材)に劣ります。
発想は良く理解できますが「戦術」に尚一層の日本文化が誇る?「きめ細やかさ」が
必要と考えるのですが・・・・・。
コメント
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