CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-096「ザ・バッド・ガイズ」(韓国)

2021年08月23日 22時27分40秒 | 韓国映画
古いことわざにもあるだろ、〝頼みは聞け〟
 覆面をした武装集団が囚人たちを乗せた護送車を突如襲撃。多くの凶悪犯罪者たちが野に放たれ、行方をくらませてしまう。
 逃亡した凶悪犯たちを捕まえるため、警察の上層部は元警察官のオ・グタクに指令を出し、重大な罪により刑務所に収監中の服役囚たちを集めた極秘プロジェクト『特殊犯罪捜査課』を始動させる。
 オ・グタクは、以前も特殊犯罪捜査課に召集され拳一つでソウルを掌握し、“伝説の拳”と恐れられるパク・ウンチョルを仲間に引き入れることに。さらに、どこか信用できないが頭は切れる詐欺師のクァク・ノスン、犯人逮捕の際に過失致死に問われた無鉄砲な元警察官のコ・ユソンをメンバーに加え、最凶のチームを結成。
 減刑を条件に、時に協力し合い、時に衝突しながらも凶悪犯たちを追い詰めていく彼らだったが、事件の背後には国家を揺るがす陰謀と謎の組織の暗躍があった。(「KINENOTE」より)


 収監中の犯罪者たちを捜査メンバーとした〝特殊犯罪捜査課〟の活躍を描いたバイオレンス・アクション。

 本編が始まり、タイトルが出ると、そこに「THE MOVIE」の文字が。
 「バッドガイズ 悪い奴ら」という刑事ドラマの劇場版ということらしい。

 序盤に何となく状況説明はあるので、そんなに問題なく観られる作品ではある。

 護送車が覆面をした集団に襲われ、多くの囚人が脱走する。

 彼らを捕まえるため、特殊犯罪捜査課が再発令され、刑事のオ・グダクは、以前も捜査に協力した懲役28年で収監中のパク・ウンチョルを仲間に引き入れる。

 更に、元警官のコ・ユソン、女詐欺師のクァク・ノスンを加え、4人で逃亡した犯罪者を追い詰めていく。

 何人かの重罪犯を追うウンチョルたちであるが、その中に因縁ある相手も存在する。

 メンバーは警察ではないということで、ある程度無法にことを運べるというところがあり、その捜査はかなり激しいもの。

 伝説の拳を持つパク・ウンチョルを演じたのは、「悪人伝」等のマ・ドンソク。
 その腕っぷしは正に凶器という感じで、その腕で殴られたら一巻の終わりだな。

 しかし、どこかユーモラスな一面も見せて、激しいバイオレンスの中にコミカルな要素も取り入れている。

 逃亡した犯罪者を追ううちに、裏に大きな陰謀が隠されていることを知ったウンチョルたち。

 ちょっと混沌としており、判り辛い部分もあったが、正に「スーサイド・スクワッド」という感じで、ある意味スッキリするバイオレンス・アクションであった。

/5

監督:ソン・ヨンホ
出演:マ・ドンソク、キム・サンジュン、キム・アジュン、チャン・ギヨン
   カン・イェウォン、キム・インウ、パク・ヒョジュン、チョ・ドンヒョク
於:シネマート新宿

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