CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-204「リヴォルト」(南アフリカ・イギリス)

2017年07月05日 00時47分11秒 | イギリス映画
戦うことは生きること
 記憶をなくした軍人ボーが、独房の中で目を覚ます。状況が理解できない彼に、となりの房にいた女ナディアが“我々は侵略された”と語る。
 その後、ナディアとどうにか脱出したボーは、やがて謎の巨大ロボットが次々と人間を虐殺、人類は絶滅の危機に直面していることを知る。
 彼らの目的も分からぬ中、ナディアとともに決死の逃避行を続けるボーだったが。(「allcinema」より)


 ケニアの警察の留置所の中で目を覚まし、記憶も失っている、ボーと名づけられた男。
 同じく留置所にいた医師のナディアと協力して脱出するが、ロボットが次々と人類を殺し、地球は壊滅の危機を迎えていた。

 ボーとナディアはロボットから逃れながら、国境沿いにあるというアメリカ軍基地を目指すことにする。

 そんな二人の決死行と運命を描いたSFアクション。

 
 世界壊滅の危機にある中のボーとナディアの決死行。
 ロボットだけでなく、生き残っている人間たちにも襲われたりする。

 加えて、軍人であることは判っているが、ボーは記憶を失っており、時折フラッシュバックする映像で、彼の身に何が起こったのか気になるところ。

 そして襲撃してくるロボットの正体と目的は何なのか。
 アメリカ軍が開発したと言われたり、異星人の襲撃だとも言われる。

 ロボットの姿に関しては、既視感はあれども、VFXを使ってのしっかりした映像で見応えはあったかな。


 ボーとナディアは二人で行動し、悲惨な光景を目にしたり、危険な状況に陥ったりして、そんなことを共有することによって惹かれ合っていく感じ。

 途中、瀕死の重傷を負ったカメラマンと遭遇し、彼が殺してくれと懇願するところ、ボーが躊躇するのに対し、ナディアが思い切った行動を取る。
 もうちょっと楽な方法があったような気はするな。


 こういう作品だと最後も絶望感で終わりそうな気もするのだが、意外と希望を見出すような結末だったな。

 ボーに隠されていた真実もあるのだが、何故にボーにそういうことが施されたのかは謎だった。


 異星人の襲撃によって壊滅の危機になる地球での決死行。
 映像も見応えあり、物語の行く末も気になり、面白い作品ではあった。

/5

監督:ジョー・ミアーレ
出演:リー・ペイス、ベレニス・マルロー、エイミー・ルイーズ・ウィルソン、ケネス・フォク
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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