CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-307「四畳半のジェメオス」(日本)

2024年10月08日 00時09分25秒 | 日本映画

肉まんは5分前に入れたから

 夢を追って上京したものの、35歳でフリーターをしながら自堕落な日々を送っている島崎広。そんな島崎に、現実世界に自分のアバターを生成し、自由に操ることが可能となる「ジェメオスギア」が未来から贈られてくる。

 自身のアバターをイケメンに設定した島崎は、いつもとは違う自分となり楽しんでいたが、ひょんなことから世界の危機に巻き込まれる事態に。

 島崎はイケメンのアバターからヒーローへと二段階の変身を試み、世界と戦うこととなるが。(「作品資料」より)

 

 俳優への夢を諦め、フリーターをしている35歳の男がヒーローとなって戦うことになる姿を描いた特撮ヒーロー作品。

 島崎広が住む部屋に、未来から謎の贈り物が届けられる。

 それは装着して起動すると、自分のアバターが作られる〝ジェネオス ギア〟であった。

 最初は何も判らず使用する島崎だったが、やがてアバターをイケメンのヤマトに設定し、楽しむようになる。

 しかし、危険な状況になるとパワーを持つヒーローに変身する。

 イケメンのヤマトとなって人気者となり、ヒーローとして悪人を成敗して更に人気者となる。

 そこへ別のヒーローが登場し、ヤマトの人気を奪っていく。

 ヒーローとして楽しんだものの、やがて自分が本当にやりたい、なりたいものは何か、今の生き方に悩むようになる島崎。

 そんな中でもう1人のヒーローの正体が明らかになる。

 ギアを装着して別の場所から操るので、危険はないかと思われるが、ヤマトが殴られたりすると、島崎にも痛みが走る。

 それにやはり体力は使うようである。

 島崎の対応ぶりなど、笑わせられるシーンもある。

 更にクライマックスでの対決は、ヤマトたちとは別に、島崎たちが戦っている様は滑稽だったな。

 映像は正に特撮という感じ。

 笑いもあり、おじさんの悩みもあり、面白い特撮ヒーロー作品であった。

/5

監督:田邉明宏

出演:谷佳樹、清水剛、田嶌友里香、服部武雅、田口巧輝、伊藤学、幸村未鈴、榎本くるみ、一三、長谷川芳明

於:池袋シネマ・ロサ


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