CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-183「マッド・ハウス」(アメリカ)

2020年11月08日 01時05分35秒 | アメリカ映画
隣人は最高の監視者
 ロサンゼルス、ハリウッド。複雑な家庭環境のトラウマから逃れるため、サラは、法律事務所で働きながら新しい人生をスタートさせる。幸運なことに、ある見学会で条件にぴったりな物件を見つけたサラ。住民たちは歓迎パーティーを開き、サラを温かく迎え入れる。
 ところが、サラは何か様子がおかしいことに気付き始める。夜は奇妙な音がして眠れず、脅迫めいた手紙が届き、誰かに監視されているような気がする。
 そしてある晩、部屋で住民の一人に襲われ意識を失ったサラ。目覚めると、そこには想像を絶する“悪夢”が待ち受けていた。(「KINENOTE」より)


 ロサンジェルスを舞台に、あるアパートで一人暮らしを始めた女性、サラが、思わぬ恐怖に陥る姿を描いたサイコ・スリラー。

 サラが念願の一人暮らしを始めるアパートは、住人も優しく、快適な環境のよう。

 しかし、そこに暮らし始めると、夜な夜な奇妙な音がして、眠れない。
 この音がいったい何なのか。もしかすると何かが潜んでいるのかと気になるところ。

 更に、サラの部屋に脅迫めいた手紙も届いたりする。

 何が出てくるのか、あるいは何が起きるのかと気になっているところで、サラが住人の一人に拉致され、そこから予想だにしなかった体験をすることになる。

 サラが経験することは、見た目にはそれ程恐ろしいものには見えないが、実際経験するとキツいんだろうな。

 しかも、肉体的な痛みもある。

 果たして、住人たちの目的は何なのか。
 少々、図りかねるところはあったな。

 ただ、他人のことを顧みることの少ない大都会の中で、このような住居を作り出すことは、理想なのか、恐怖なのか。
 なかなか考えさせられる話ではあったな。

 服従したと思われるサラが、クライマックスに行動を起こすが、そこにサラが見たものは、何とも悪夢のような光景であったな。

/5

監督:デイビット・マルモール
出演:ニコール・ブライドン・ブルーム、ジャイルズ・マッシー、テイラー・ニコルズ
   ナオミ・グロスマン、アラン・ブルーメンフェルド、セレステ・サリー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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