CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-027「夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者」(日本)

2021年02月05日 20時28分57秒 | 日本映画
友人に追いつけないのは辛いこと
 【其の壱 石起こし】ある日、夏目は森で小さな妖怪のミツミと出会う。ミツミは祠で眠る神格の妖怪“岩鉄”を起こす「石起こし」の役を任されているというが、褒美の酒が欲しいニャンコ先生や妖怪たちが、起こし役を横取りしようと企み。
 【其の弐 怪しき来訪者】毎日のように田沼のもとに現れ、少しだけ話をして帰っていく不思議な客人。その正体は妖怪だったが、田沼は彼との交流を楽しむようになっていた。
 しかし、夏目が心配したとおり田沼は少しずつ体調を崩してしまう。(「allcinema」より)


 人気コミックのTVアニメの人気あるエピソード二本をまとめて上映した作品。

 いつものごとく、コミックも読んだことなく、TVアニメも観たことがない。

 「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」だけは観たことがある。

 本作は多分、TVアニメのような感じで製作された二本をまとめて上映するということで、全体的に一時間もない作品になっていた。

 
 妖を見ることが出来る高校生、夏目が、祖母から受け継いだ〝友人帳〟を手に、多数の妖と交わりながら友人帳に書かれた妖の名前を返していくという物語。

 本作の二つのエピソードに関しては、名前を返すという行為はなかったな。

 岩鉄という妖を眠りから覚ます役、〝石起こし〟を担うことになったミツミという妖に出会う夏目。
 石起こしという役目を奪おうとする多数の妖に追われるミツミを手助けし、一緒に岩鉄が眠ると思われる祠を探すことにする夏目の姿を描いた「石起こし」

 そして、夏目の友人である田沼の元を毎日怪しい者が訪れる。
 それを知った夏目は、その訪問者が妖であることを知り、田沼のことを心配する「怪しき来訪者」

 妖が登場する物語であるが、恐怖感を与えるような作品ではない。

 どことなくノスタルジックな哀愁感漂うような雰囲気を感じさせてくれる作品である。

 そんなに危険な目に遭うという感じでもなかったしな。

 登場する妖たちもフレンドリーな感じのものも多かったな。

 時間的にはTVアニメを二本観た感じではあったが、作品的には惹き込まれる雰囲気のある作品であった。

/5

監督:伊藤秀樹
声の出演:神谷浩史、井上和彦、堀江一眞、黒田崇矢
     岡村明美、チョー、松山鷹志、下崎絋史、金元寿子
於:シネ・リーブル池袋

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