アイリスが三つ、青を回して
バレリーナを目指すスージーはアメリカからドイツのバレエ学校に留学するが、到着早々、奇妙な出来事が次々と起こる。さらに、天井から大量のうじ虫が落ちてきたり、盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されたりと不可解な事件が続発。
やがて、この学校に隠された恐ろしい秘密が明らかになり。(「作品資料」より)
「フェノミナ」「スリープレス」のダリオ・アルジェント監督が1977年に製作したゴシック・ホラー。
日本でも同年公開されヒットした、というよりキャッチコピーである〝決してひとりで見ないでください〟の方が世に知れ渡っていたのかな。
当時は鑑賞しておらず、TVで放映していたものを観たのだが、ハッキリとは憶えておらず、今回ダリオ・アルジェント監督の最新作「ダークグラス」が公開されるにあたり、その記念に限定劇場公開されたものを鑑賞。
ちなみに、2018年製作のリブート版「サスペリア」も鑑賞している。
一番印象に残ったのは、ほぼ全編に奏でられるテーマ音楽だったな。
この音楽が流れると、何かが起きそうな感じがする。
ジェシーがドイツの空港に到着し、建物から出ようとする時、自動ドアが開くとこのテーマ音楽が鳴り、閉まると止む。
ジェシーが自動ドアを通って、何やら怪しい所へ踏み込んでしまうというのがよく表れている。
ジェシーが音楽院に到着すると、不可解な事件が頻発。
殺人事件も発生するが、そのシーンは必ず内臓さらけ出すような凄惨なシーンとなっている。
序盤から中盤まで、院内での怪しい様子や殺人事件などは、ところどころ憶えているところもあったが、終盤は全く憶えていなかった。
リブート版を鑑賞した時も、そちら方面へ話が行くとは思っていなかったが、本作もやはりそうだったんだな。
ジェニーがことの真相を探ろうとし、それを知ってからの展開はアッという間ではあったな。
結局誰がどのように殺したのかというところはハッキリしなかったが、陰影や色彩をふんだんに使った映像で怪しさ、危険を煽り立てるところは緊迫感高まり、惹き込まれる作品であった。
/5
監督:ダリオ・アルジェント
出演:ジェシカ・ハーパー、ステファニア・カッシーニ、ジョーン・ベネット、アリダ・バリ、ブラビオ・ブッチ、ウド・キア、ミゲル・ボゼ、ルドルフ・シュントラー
於:新宿武蔵野館
バレリーナを目指すスージーはアメリカからドイツのバレエ学校に留学するが、到着早々、奇妙な出来事が次々と起こる。さらに、天井から大量のうじ虫が落ちてきたり、盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されたりと不可解な事件が続発。
やがて、この学校に隠された恐ろしい秘密が明らかになり。(「作品資料」より)
「フェノミナ」「スリープレス」のダリオ・アルジェント監督が1977年に製作したゴシック・ホラー。
日本でも同年公開されヒットした、というよりキャッチコピーである〝決してひとりで見ないでください〟の方が世に知れ渡っていたのかな。
当時は鑑賞しておらず、TVで放映していたものを観たのだが、ハッキリとは憶えておらず、今回ダリオ・アルジェント監督の最新作「ダークグラス」が公開されるにあたり、その記念に限定劇場公開されたものを鑑賞。
ちなみに、2018年製作のリブート版「サスペリア」も鑑賞している。
一番印象に残ったのは、ほぼ全編に奏でられるテーマ音楽だったな。
この音楽が流れると、何かが起きそうな感じがする。
ジェシーがドイツの空港に到着し、建物から出ようとする時、自動ドアが開くとこのテーマ音楽が鳴り、閉まると止む。
ジェシーが自動ドアを通って、何やら怪しい所へ踏み込んでしまうというのがよく表れている。
ジェシーが音楽院に到着すると、不可解な事件が頻発。
殺人事件も発生するが、そのシーンは必ず内臓さらけ出すような凄惨なシーンとなっている。
序盤から中盤まで、院内での怪しい様子や殺人事件などは、ところどころ憶えているところもあったが、終盤は全く憶えていなかった。
リブート版を鑑賞した時も、そちら方面へ話が行くとは思っていなかったが、本作もやはりそうだったんだな。
ジェニーがことの真相を探ろうとし、それを知ってからの展開はアッという間ではあったな。
結局誰がどのように殺したのかというところはハッキリしなかったが、陰影や色彩をふんだんに使った映像で怪しさ、危険を煽り立てるところは緊迫感高まり、惹き込まれる作品であった。
/5
監督:ダリオ・アルジェント
出演:ジェシカ・ハーパー、ステファニア・カッシーニ、ジョーン・ベネット、アリダ・バリ、ブラビオ・ブッチ、ウド・キア、ミゲル・ボゼ、ルドルフ・シュントラー
於:新宿武蔵野館
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