CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-197「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」(イタリア・スペイン)

2023年08月10日 01時03分13秒 | イタリア映画
死んだやつは殺しようがないだろ
 ニューギニア奥地の化学プラントで事故が発生し、漏れ出したガスを浴びた職員たちがゾンビと化した。
 調査のためジャングルの奥深くに足を踏み入れた特殊部隊とテレビ記者たちは、恐ろしい食人族やゾンビの大群に襲われ次々と命を落としていく。(「作品資料」より)


 ニューギニアにある化学プラントで事故が発生し、漏れ出したガスによって死者が動き出す。

 最初はネズミに噛まれた男が死んだ後、ゾンビとして他の者たちを襲い出し、やがてゾンビの大群となる。

 そんな中、特殊部隊員とテレビ記者がゾンビの群れの中をプラントを目指し動いていく。

 1980年製作、日本未公開であったが、4Kリマスター版として劇場公開されたものを鑑賞。

 特殊部隊員とテレビ記者たちが、何度もゾンビに襲われながら、プラントを目指していく展開。

 特殊メイクされたゾンビは、動きはやたらとゆっくりで、すぐ近くに人間がいても襲いきれない。

 ただ大群で押し寄せたらどうしようもないところがあるな。

 早々に特殊部隊員たちは、頭を撃てば、動かなくなることを知るのだが、その後の襲撃でもやたらと体を撃ってばかり。

 正に弾の無駄遣いである。  

 ニューギニアの奥地を進んでいくということで、野生動物の姿や原住民たちの姿が何度も映し出されるが、ちょっとストーリー展開する時の映像と違うなと思っていたら、「残酷人喰大陸」というドキュメンタリーの映像を流用しているらしい。

 そんなことしていいのかと思うが、製作など繋がりがあるのかな。

 ゾンビの大群がいるジャングルを進んでいく展開。

 恐怖感は少なめであったが、ことの成り行きは気になる展開ではある。

 最後は、やはりこうなるんだなという結末と、ゾンビはジャングルから出ていくのだなというラスト・シーンであった。

/5

監督:ヴィンセント・ドーン
出演:マージット・イヴリン・ニュートン、フランコ・ギャロファロ、セラン・カレイ、ロバート・オニール、ルイス・フォノル
於:新宿シネマカリテ

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