CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-104「聖闘士星矢 The Beginning」(日本・アメリカ)

2023年05月03日 13時06分22秒 | 日本映画
師に教えを乞う者、自ら歩め
 幼い頃に姉と生き別れた青年・星矢は、現在はスラム街の地下格闘場で戦いながらその日暮らしの生活を送っていた。
 ある日、戦いの最中に不思議な力を発したことから、彼は謎の集団に狙われる身となる。
 やがて自身の内に「小宇宙(コスモ)」という力が秘められていること、そしてその力を鍛え、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守る運命にあることを知った星矢は、その運命を受け入れ、厳しい修行を重ねていくが。(「作品資料」より)


 車田正美のコミックを実写映画化したバトル・アクション。

 主役の星矢を演じるのは「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」等の新田真剣佑。

 他のキャストそしてスタッフはハリウッドの面々ということで、新田真剣佑ハリウッド・デビュー作ということになるのか。

 車田正美作品と言えば、「リングにかけろ」「風魔の小次郎」と読んで、次に本作原作となったのだが、最初の方だけ読んで、諦めてしまったな。

 その後、アニメ化もして、世界的な人気作品となったようだが、アニメは未見。

 スラム街で地下格闘場で戦っていた星矢は、戦いの最中にコスモ(小宇宙)を発し、それによってアルマンという謎の男に声をかけられ、更に謎のアンドロイドたちに襲撃される。

 そして、星矢は自分がアテナを護る聖闘士であることを知り、聖闘士となってアテナの生まれ変わりであるシエナを護るため、修行と戦いに挑むこととなる。

 ヒーローものとしては、よくあるパターンの話ではあったかな。

 秘めたる力を持つが、それがある理由によって、なかなか発揮できない。

 それでも修行と戦いを経て、聖闘士としての力を最後には発揮していく。

 シエナが持つアテナのコスモは世界を破滅に導くと信じるグラードたちは、シエナを捕らえ、コスモを奪い、抹殺しようとする。

 果たして、星矢はシエナを救い、世界を滅ぼす力を抑えることが出来るのか。

 クライマックスはもう一人の聖闘士らしき者との対決になるが、決着は別のことであったな。

 少しはゴールド聖衣などについて口にするが、まだブロンズだのシルバーだのについてはハッキリ言及していなかったな。

 王道的な展開であったが、アクション・エンターテインメントとして楽しめる一本であった。

 息子の新田真剣佑が主演だからか、エンドロールのSPECIAL THANKSにしっかり父親であるSONNY CHIBAの名前がクレジットされていたな。

/5

監督:トメック・バギンスキー
出演:新田真剣佑、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ショーン・ビーン
於:TOHOシネマズ池袋

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