CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-054「サイバー・ミッション」(中国・香港)

2019年02月26日 00時21分15秒 | 中国映画
牛乳選ぶのに、時間掛け過ぎだろ
 引きこもりのオタク系プログラマーのハオミンは、かつてハッキング対決で負かした相手、コードネーム“ゼブラ”が裏世界で危険な仕事に手を染めていると香港警察から知らされる。しかも次の大仕事にハオミンを巻き込もうとしていて、実際にパートナーの美少女スー・イーを使って接触を図ってきた。
 そこでゼブラの狙いを探るべく、覆面捜査官となり、ゼブラの懐に潜入するハオミン。
 やがてゼブラの背後に、裏世界の大物モリタケシの存在が浮かび上がってくるのだったが。(「allcinema」より)


 引きこもり中のプログラマー、ハオミンであるが、かつてハッキング対決で負かせた、通称ゼブラから仕事の相棒になるよう強いられる。

 それは、裏世界の大物、モリタケシの依頼によって、あるIT企業が開発したプログラムをダウンさせること。

 ゼブラを逮捕したい香港警察から潜入捜査をするように指示を受け、仕方なくゼブラの誘いを受けることにするハオミン。

 やがて、モリタケシの本当の狙いを知ったハオミンは、彼の企みを阻止しようと立ち上がる。


 ネットを通じてのハッキングによって展開するクライム・サスペンス。

 今や何でもネットで管理されているという時代。

 スマホ一つで電車や信号機、更に車まで自在に操ることが出来る。

 そんな社会でネットを制圧しようとするモリタケシの企みを阻止しようと奮闘するハオミン。

 オタクで引きこもりの青年が世界を救おうと奮闘する話は、ある意味弱者が強者に立ち向かうという面白さがある。

 そして、ハオミンを引き込んだゼブラとそのパートナーのスー・イー。

 ゼブラもモリタケシの依頼した仕事をこなしているといえども、悪には徹していない様子。

 彼が隠していた真実に関しては、思ってもいなかったところがあったかな。

 世界が危機に瀕するような事件が展開する話であったが、ちょっとアッサリした感もあったかな。

 モリタケシも冷酷な悪人風ではあったが、意外とアッサリ追い詰められてしまったな。

 そのモリタケシを演じたのは、「テラフォーマーズ」等の山Pこと山下智久。
 英語と中国語を話し、日本語は一切無しだった。

 緊張感という点ではかなり弱かったという印象であったが、設定自体は面白い話だった。

/5

監督:リー・ハイロン
出演:ハンギョン、リディア・ヴォーン、リー・ユエン
   山下智久、マイケル・パパジョン、リウ・カイチー
於:新宿ピカデリー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-053「がっこうぐらし!」... | トップ | 19-055「劇場版シティーハン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国映画」カテゴリの最新記事