CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-111「劇場版 ラジエーションハウス」(日本)

2022年05月28日 23時29分41秒 | 日本映画
犯人顔だからな
 甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織は、大好きな甘春杏がワシントン医大へ留学することになり落ち込んでいた。そんな唯織をラジエーションハウスの面々が元気づけようとする中、唯織に対し秘めた思いを抱える広瀬裕乃だけは、自身の進むべき道について悩んでいた。
 そんな折、離島で小さな診療所を営む杏の父・正一が危篤との連絡が入る。杏は父のもとへ駆けつけるが、ほどなくして正一は息を引き取ってしまう。父が気にかけていた患者のことが気になった杏は島に1日残ることにするが、そこへ大型台風と土砂崩れ、さらに未知の感染症が襲いかかる。
 杏が島で孤軍奮闘していることを知った唯織は、あることを決意する。(「作品資料」より)


 過去2シーズンTV放映されたドラマの劇場版。
 原作はコミックのようである。

 医療モノであるが、医師ではなく、放射線技師たちに焦点を当てた話になっている。

 ドラマを観ていなかったので、設定で若干把握出来なかった部分もあったが、概ね楽しめた。

 主人公となる五十嵐唯織が想いを寄せているのが、医師である甘春杏。
 そして唯織に想いを寄せているのが、広瀬裕乃。

 この三角関係は最初はハッキリ判らなかったな。

 杏がワシントン医大に留学することが決まり、落ち込んでいる唯織。

 そんな中、様々な事故が起こり、患者が病院にやって来る。

 そして、父親の危篤の報せで両親のいる離島へと渡った杏は、台風によって島に留まり、そこに原因不明の感染症が蔓延する。

 島で一人奮闘する杏に対し、唯織は何とかその手助けをしようと試みる。

 酔っ払い運転によって引き起こされた事故によって妊婦が危篤。
 それに対する夫の悲しみと決断などは、涙を誘うようなエピソード。

 そして、孤軍奮闘する杏を助けるために、病院を辞めてでも助けようとする唯織やチームの面々の行動にも、ちょっとウルっと来るものがあるかな。

 シリアスな展開の中にも笑いを入れて、ドラマの雰囲気を保っているのだろうなあと思わされ、それぞれのことの顛末、正に運命の行き着く先が気になる展開になっていた。

/5

監督:鈴木雅之
出演:窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、鈴木伸之、佐戸井けん太、浅見姫香、山口紗弥加
   遠藤憲一、山崎育三郎、若月佑美、渋谷謙人、原日出子、高橋克実、キムラ緑子、八嶋智人、高嶋政宏、浅野和之、和久井映見
於:ユナイテッド・シネマ幕張

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