『日本国の正体』を再読開始

本を読むことが目的ではない。

読むことそのものが目的になると、本はなんでもいいということになる。

昨日まで『日本国紀』を読んでいた。

まぁ、面白く読ませて頂いた。

以前購入して一度読んだものを再読した。

もう忘れていた内容をもう一度読み返したに過ぎない。

しかし、昨今の世界の政治状況を眺めるとなかなか面白く読めた。

今日に至って大東亜戦争の前夜の状況を見る気がする。

なので、もう少し深掘りした本も読んでも良いかなと思ったまでだ。

最近、図書館に通っている。

目的は音楽CDを借りることだ。

新しい新譜のものは一切無い。

それは分かってる。

しかし、むしろTUTAYAに行っても無いような昔欲しかったCDなど、掘り出し物が見つかったりする。

だからそういうのを目当てに行く。

一通りは探して数十枚のCDを借りてiTunesに入れた。

ヨシヨシ♪

でも、元々は本を借りるために足を運んだのが始まりだ。

それまで本屋さん、BookOffなどで有料で購入していた。

本屋では新しい本が購入できる。

それはそれで必要だ。

あとはBookOffでは欲しかったけれど購入できなかった本が安く購入できるのが良い。

特に漫画などはそこで買う。

幾冊かはiBookで買ったけれど、iPadのページはめくる時にページをめくる奇妙な動きをする。

それが気味悪い。

だから嫌になった。

MacBookなら動きが正常なままなのでまぁ良いけれど、MacBookは持ち運びできないし、手持ちで読めない。

そこが不便だ。

そしてiPhoneで読むと画面が小さ過ぎて見えない。

いずれにせよ、本は漫画も含めて紙の媒体がいい。

図書館は一切が無料で借りられる。

他人の借り方を横目で見てるとなかなか参考になる。

多くの本を借りてたおじさんが受付で返していた。

そのかたは返却時にそのまんま再度受付で交渉して借り直していた。

図書館に該当の本を持って行ってそして再度依頼してそのまんま借りて帰っていた。

なるほど、そういう借り直しができるんだなぁ、と。

まぁ、受付まで再度持っていかないといけないが、そのくらいならいい。

一般の本ならたいして重いものではない。

CDばかり借りていたのは今まで自分の所蔵の『日本国紀』を読んでいたから。

暇な時間で読むので、読み終えるまで暫く時間がかかった。

そろそろ図書館で借りようかと思っていたが、同じく自分の本棚の『日本国の正体』が目に止まった。

似たような国際関係の本。

今の時代には気になる事柄だな、と感じたから。

この本も読むのに更に時間がかかりそうだ。

２～３ヶ月くらいか、或いはもっとか。

まぁ、暇な時間は随分ある。

時間はある、と書いたが、そうも言ってられない気もしてる。

母の3回忌が来月にある。

兄から日程の連絡を受けてから『まだまだ先だな』と思ってたのが遠い過去になってる。

『まだまだ先だな』がもうすぐだ。

老後という言葉を使う機会がなくなった。

既に今まさに老後なのだろう。

６６歳。

が、もうすぐ６７歳に替わる。

そうしてまたもうすぐ６８歳に替わるのだろう。

気づくと７０歳も見えてる。

７０歳の自分が笑って手招きしてるような。

不思議な感覚だ。

実態を見ることができるかどうか。

意識は感覚だ。

タンパク質同士の化学反応の一つだ。

それが自分の今の考えだ。