賃貸住まいの高齢者

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

高齢者がいたずらにお金を貯める

2025-01-04 06:12:04 | エッセイ
おおかたの評論家の意見では、市場にお金が回らないから景気の底上げできないと言うのです。
みんながお金を溜め込むのは良くないと言うのです。

では、自分自身をチェックしてみると、私には貯金はほぼない。
で、私には持ち家もない。
66歳ですが賃貸に住んで貯金もなくて一応半端な年金だけで生活していて、それでも生活費が足らずアルバイトで何とかやりくりをしています。

考えてみれば、私は「内部留保する企業」や「資産をため込む高齢者」の仲間ではないな、と。
そうなると、現在の批判の対象には入らないと感じます。
とは言ってもやはりお金は欲しい。
まぁ「残念ながら資産を持ってる類に入らない」と言ったほうがいいかもしれない。
そういう意味で考えたら、自分は今の世の中に対しては社会貢献をしているのかもしれないな、と。

高齢者になりながら、世の中にお金を回さない資産家たちとはまるで正反対だから。

自分自身で「若者にどんどん投資をして、高齢者はさっさと死ね」と言っている意見の側です。
「若者にどんどん投資をして、高齢者はさっさと死ね」と言うのだったら、「自分はどうなんだ?」と問われても、「若者に回すだけの貯蓄はありません」
そう答えるしかない。

「貧乏な老人は社会貢献してる」と言うのもまぁ、ある意味穿った考え方ですな。
しかし、お金をやたら溜め込む高齢者ではない。
貧乏が良いと言ってるわけではありません。
ただ、無意味な内部留保はしてないよ、と言ってる。
以上終わり。

そんな気持ちで日々を暮らしてます。
奥様に横目で睨まれ、或いは文句を言われながら。
それはそれで息苦しいんですがね。

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