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2024.5.18 『湯ノ沢』(264m)  緑の世界でウド収穫

 

 先週末の土曜日は、

その前日にHiromiの家の物置が新設されたので、

そのことでホームセンターで買い物をしたり、

かたずけその他色々やることがあるため落ち着かず、

本来ならば山になぞ出かけている場合ではないのだが、

山には山の事情があり、

この日を逃すとウドが育ちすぎてしまう。

と言うことで、

午前中のうちに山行を終わらせ、

午後ホームセンターへ行くこととした。

 この日の朝Hiromiの車を我が家に置き、

当別町へと車を走らせた。

そして青山で当別町から石狩市厚田に向かう道々に乗り換え、

厚田方向に走った。

この道々を走って行くと、

峠状の最高標高辺りに広い駐車帯がある。

その駐車帯を過ぎてしばらく行くと、

左手に林道の入口が現れる。

これが「古潭越林道」で、

ゲートがあって施錠されている。

そのゲート前の端を駐車地とした。

この林道奥の「湯ノ沢」を目指して歩く中で、

ウド採りをしようと計画した。

以前この林道沿いのウドを確認している。

 この日は素晴らしい好天で、

上空には雲一つない青空が広がっていた。

そして燦々と降り注がれる陽光に、

新緑が美しいこと!

以前から、いや去年だって、

この新緑を美しいと思ったはずだ。

しかし、いま目にする新緑の美しさに、

あらためて感動し、

うっとりとさせられる思いだ。

そんな木々の美しさを楽しみながら歩くのだが、

上ばかりを見てはいられない。

地面に目をやってウド採りをしなくては!

するとボチボチ目につきだした。

この一週間前は、

地面からわずかしか頭を出していなかったウドが、

もう成長しすぎているものも見られる。

ウドの生育の早さに、

あらためて驚かされた。

 ウドは次々現れるので、

とりあえず往路ではそれらを採り、

道端に放って歩く。

車なんかが進入してくる林道ではないので、

何の心配もなく放る。

山菜になぞ全く興味がなかったHiromiも、

自分で見つけては道端に放る。

いやあ、変貌したHiromiの姿に感心感心!

Hiromiと山を歩くようになって、

来月で11年を迎える。

まさかそのHiromiと、

山菜採り山行を楽しめる日が来るとは、

全く想像できなかった。

 駐車地から2.5kmほど歩くと、

分岐が現れるので、

右の枝に入った。

そして1kmほどで「湯ノ沢」の基部に達した。

しかしこの時期の藪を避けたHiromiは、

林道上で待機。

私だけが藪に入ってピークを目指し、

二等三角点「湯ノ沢」

この三角点ピークは、

林道のすぐ上にある。

 林道に下って復路に入った。

そして今度は道端のウドを回収していく。

このときに不要な枝や葉を切り落とす。

これが結構手間で、

なかなか先へと進めない。

Hiromiは処理済みのウドをレジ袋に入れて持ち、

私は山菜採り専用ザックに入れて行く。

重い荷物だが、

空はどこまでも青く、

周囲の新緑は果てしなく美しい。

癒され、満たされた気持ちで歩き通し駐車地へ。

後かたずけを済ませて、

江別市のホームセンターへと向かった。

 

 

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2024.5.17 『上田』(126m)~『高岡山』(137m)  苦しいときは広い世界へ!

 先週の金曜日は職場が突然休業となった。

それで朝から用事で札幌へ。

このところ色々あって、

嫌なことが続いている。

「嫌なこと」と言うのは、

まあ、また今度ゆっくり・・・

 午前中の用事を済ませても、

気持ちは暗く・・・

広い風景が見たくて、

そのまま当別町弁華別に向かった。

そして「パンケチュウベシナイ川」に沿って伸びる農道に入った。

狭いが舗装された農道が続く。

それはやがて田園地帯の奥で傾斜が出て、

高度を上げだす。

それをどんどん上って行くと、

最高標高に達し、

峠状の地点に南に向かう林道入口が現れる。

これを少し入ったところに駐車。

この林道にゲートはないが、

そこから歩き出した。

東に広がる新緑の丘陵地帯が実に美しい。

この林道も私のお気に入りで、

嫌な気分の時は広い風景を眺めながら歩きたくなる。

はじめは伐採地だが、

その先は原野のようだ。

そこに不法投棄!

林道を開放すると、

必ずこういった身勝手な人間が入り込み、

自分さえよければ、

という行動に出る。

 直線的な林道を歩いて間もなく、

道端に四等三角点「上田」

すぐ林道に戻り直線的な道を行く。

雲が低く大地との間に、

わずかな隙間しかないように感じられる。

そして西側には風力発電の巨大風車が5基見られる。

一昨年までは2基だったのだが、

昨年3基が増えた。

この風車が景観を損ねると批判する方もおられるが、

私はそうは思わない。

景観に合った優しい形状をしていると思う。

 左手に高いアンテナを見て、

右手の作業道に入った。

小規模送電線の保守管理用作業道だ。

これがまた雰囲気のよい作業道で、

やがてそれをも離れ、

原野の中に続く作業道を行く。

すると前方に目指す「高岡山」の、

なだらかなピークが見えてくる。

そこで作業道から笹薮へ。

丈の低い笹だが、

密度が濃いのでゆっくり前進していく。

三角点に近付いたところでウルシだ!

標石の周囲を覆っている。

もう毒気を吐いて葉がツヤツヤしている。

触れたら大変なので慎重に歩を進め、

三等三角点「高岡山」

標高こそ低いが、

とにかく周囲の風景が広々として、

実に気持ちがいい。

 復路でも広々とした風景を楽しみ、

降りてきそうな雲の下を歩いて駐車地へ。

すぐに着替えて運転席に座ると、

ポツポツと雨が降り出した。

気持ちは重いが、

このときばかりは雨に当たらずラッキーっ!

 

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2024.5.12 『宇佐美』(194m)  若葉のころ

 先日の日曜日は、

栗山町へタラの芽を採りに出かけた。

私が小学生時代を過ごした団地から、

最も近いところに位置する三角点ピークを踏んで、

林道を歩きながら、

タラの芽を採って行くと言う予定。

 この朝Hiromiを迎えに行き、

栗山町桜山地区に向かった。

そして「桜山池」の手前の広場に駐車。

ここから「桜山池」を時計回りで周遊する林道にのる。

駐車地を起点に、

ちょっきり一周することになる。

歩行距離は6kmほど。

私の原風景の中で、

大変気に入っている林道だ。

伐採地が多く、

広い景色を次々眺められる林道だ。

 駐車地から歩き始めると、

ずぐにエゾシカ防護柵ゲートが2つ現れる。

これを左に入り、

林道を一周して右から出てくる。

 林道を歩き出すと、

萌え始めた木々の若葉が何とも美しい!

毎年思う、

「若葉のころって、こんなにきれいだったっけ?」と。

この美しい黄緑が7月ころまで続き、

その後は太陽の光をいっぱい吸収して、

黒々と染まって行く。

 

 歩き始めて2kmほどで、

左手の藪に入った。

藪は薄いので難なく進み、

小高い位置で三等三角点「宇佐美」。

毎年訪れる三角点ピークだ。

直近では今冬「栗山ダム」から登って、

湖岸林道に下り湖を渡った。

近場にあってずいぶん楽しませてくれるところだ。

 三角点に立った後は、

再び林道に下って先へと進む。

すると間もなく最初の伐採地が現れ、

右手の空知平野が一望できる。

ただ、この日は黄砂の影響なのか、

ぼんやりとした空気が漂い、

遠くの景色が霞んでよく見えなかった。

また、伐採地にはタラの芽がたくさんあるのだが、

ここは伐採されて久しいので、

雑草やブッシュが濃くなり、

その中には入る気がしない。

それで先へと歩を進めた。

するとすぐにワラビが自生しているところに出合う。

ここでは手ごろに伸びたワラビを収穫。

Hiromiはワラビを持ち帰らないので、

私の手伝いをしてくれた。

それと、道端のフキ採りも。

フキがまた食べごろでいいんだよねえ!

 周遊林道2つ目の伐採地からは、

東の風景が眺められ、

夕張の『冷水山』や『鳩ノ巣山』が見えている。

西に比べると幾分空気が澄んでいた。

そして更に歩を進めて行くと、

再び西側に伐採地が広がる。

3つ目のこの伐採は3年前のものだ。

 3つの伐採地を眺めた後は、

緑豊かな中を進んで行く。

そして水たまりの多い作業道に乗り換えると、

トドマツの林を抜け、

送電線の下に出る。

ここから先に最後の伐採地が広がる。

そしてタラの芽採りなんだがもう成長しすぎて、

ほんのちょっぴりしか採れなかった。

まあ、それはそれでいい。

そんなことより、

広く気に入った風景を眺めながら、

のんびり歩くことで、

ずいぶん癒された感じだ。

相変わらず慢性的な疲労を抱えているHiromiにとっても、

リフレッシュ効果があったのではないか?

  最後は「桜山池」の堰堤に下り、

池の風景を眺めながら昼食とした。

の~んびりとして、

いい気持ち~

対岸上部には、

直前に立ってこちらを眺めた伐採地が広がっている。

 昼食後周遊林道歩きを締めくくって駐車地へ。

そしてかたずけを済ませて帰途に着いた。

自宅にはこの日もフキとワラビを少々持ち帰り、

その少ない量から、

女房にかかるストレスを最小限に抑えた。

 

 

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2024.5.11 『熊ヶ澤』(235m)~『瀧澤』(154m)  二つの三角点とウド採取

 

 先日土曜日の朝、

樺戸山地の「一番川北」まで歩く過程で、

ウド採りをしようと思ったが、

少々時期が早すぎた。

それでせっかく山菜採りに目覚め、

ウドが食べたいと言っているHiromiに、

なんとかウドを採らせてやろうと、

月形町へと移動した。

そして「月形ダム」に続く農道を走り、

中野地区で林道入口に駐車。

ゲートのない林道なのだが、

入口に深い雨裂があり、

それを越えて進んでも、

深い水たまりがあることを知っていたので、

あえて入口を駐車地とした。

 林道を歩き出すと、

いきなり斜度を増し、

なかなか辛い登りだ。

しかし周囲の若葉が美しい!

ただ、どんよりとした空なので、

それが青空なら一層映えたことだろう。

 斜度のある林道を登りきると、

傾斜が落ちて両側にトドマツの林が続く。

次々現れる水たまりを見ると、

最近車が入った様子は見られない。

直線的な林道を進んで行くと分岐が現れるので、

これを左の枝に入った。

まず「熊ヶ澤」を目指して進む。

その沿線にはウドがかなり自生している。

そして予想通り早速ウドが目についた。

まだ地面から顔を出して間もないが、

次々に現れる。

それらを採って道端に置いて行く。

誰が来るわけでもないので、

復路で回収することにした。

 林道は次第に荒れて、

最後に車が通ってから久しい感じだ。

周囲の若葉はとにかく美しく、

ウドを採ったり若葉を眺めたりしながら歩き、

「熊ヶ澤」の基部に達した。

そこからわずかな藪を越えて、

三角点ピークに至るのだが、

年々アレルギー体質が深まるHiromiは、

春のこの時期の藪突入を避け、

林道に留まることにした。

そして私一人で、

三等三角点「熊ヶ澤」。

積雪期にも訪れるピークだ。

 林道に戻って道端に放ってきたウドを、

回収しながら歩いた。

林道を分岐まで戻り、

「瀧澤」を目指して今度は逆の枝に入った。

直線的な林道が続く。

周囲にはいいフキが並び、

タラの芽も見られる。

そしてこの沿線の奥にもウドが大量に自生してる、

はずだった。

ところがどうしたことか日当たりの良いこちらには全く見られない。

おかしいと首をかしげながら歩き、

道端の三等三角点「瀧澤」

ここは三等三角点二つがつながる林道だ。

 復路でもウドを探してみたが、

やはり見当たらない。

どうしてしまったんでしょうね?

 歩きながら目につくタラの芽を少々収穫。

それと分岐にデポしたウドを、

Hiromiが持ち帰った。

そしてこの日は自宅で、

山菜の処理に追われた。

私はフキを少々持ち帰り、

女房に「かわいい量だね~」

と褒められて・・・

 

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2024.5.11 『一番川北』(284m)  そろそろウドはどうかな?

 

 今シーズンはHiromiが、

山菜採りに積極的なので、

この日はちょっと早いが、

樺戸山地でウドの様子を見てみることにした。

以前は山菜取りなぞ全く興味がなく、

道端で何かを発見し、

それを採る私を待つことなく、

どんどん先へと歩を進めて行くHiromiだったが、

昨年の初夏、

馬追丘陵でタケノコ採りをして変わった。

それ以来山菜採りにのめり込みはしないが、

気にするようになった。

いや、なってくれた。

これでHiromiと一緒の時も、

遠慮することなく山菜採りが楽しめる。

 この朝Hiromiの車を我が家に置き、

樺戸山地へと向かった。

そして当別町青山から、

一番川に沿って伸びる、

道々「青月線」に入った。

「青月」とは青山と月形を結ぶという意味だ。

 舗装された「青月線」を走り、

左に一番川支流と出合って間もなく、

左手に現れる林道入口を駐車地とした。

しかしその直前にトラロープが張られ、

一応通行止めとなっていた。

ロープは簡単に外して通れるのだが、

GWを過ぎた今頃まで、

いったい何があって通行止めなのか?

奥には大勢の人でにぎわう、

「一番川オートキャンプ場」がある。

 駐車地から林道を歩き出した。

周囲は若葉が萌えだし、

大変美しい光景が見られる。

しかし、足元に目をやると、

雪が融けてまだ時間が経っていない。

道端には春一番の花である、

エゾエンゴサクが咲いていた。

やはりウドにはまだ早かった。

ただ、あと二週間も経つと、

逆にウドが成長しすぎて固くなる。

そんなウドの成長にも驚かされる。

 この林道はスタートしてしばらくは、

古いタイヤ痕が残っているものの、

すぐに笹に覆われて車両の通行は不可となる。

そんな林道を覆う笹も、

年々その面積と勢いを増していく。

ダニの活動が活発なこの時期は、

Hiromiも藪を避けたがる。

それでも我慢して歩を進め、

スタートして3kmほどで小尾根にのり、

それを詰めて、

三等三角点「一番川北」。

 

 ピークを踏んで笹の林道に戻った。

目指すウド畑はすぐ先だ。

ところがここでミスをして、

うっかり分岐から間違った枝に入ってしまった。

それを1kmも歩いてミスに気付いた。

そして引き返して予定の林道にのり、

ウド畑に行ってみたが、

そこにはたくさんのエゾエンゴサクが咲くばかりで、

ウドは1本も出ていなかった。

あきらめて復路に入り、

往路で目にしたほんのわずかなウドを収穫して駐車地へ。

Hiromiになんとかウドを持ち帰らせてやりたいので、

この日の二座目を変更し、

月形町へと向かった。

 

 

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