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2024.5.12 『宇佐美』(194m)  若葉のころ

 先日の日曜日は、

栗山町へタラの芽を採りに出かけた。

私が小学生時代を過ごした団地から、

最も近いところに位置する三角点ピークを踏んで、

林道を歩きながら、

タラの芽を採って行くと言う予定。

 この朝Hiromiを迎えに行き、

栗山町桜山地区に向かった。

そして「桜山池」の手前の広場に駐車。

ここから「桜山池」を時計回りで周遊する林道にのる。

駐車地を起点に、

ちょっきり一周することになる。

歩行距離は6kmほど。

私の原風景の中で、

大変気に入っている林道だ。

伐採地が多く、

広い景色を次々眺められる林道だ。

 駐車地から歩き始めると、

ずぐにエゾシカ防護柵ゲートが2つ現れる。

これを左に入り、

林道を一周して右から出てくる。

 林道を歩き出すと、

萌え始めた木々の若葉が何とも美しい!

毎年思う、

「若葉のころって、こんなにきれいだったっけ?」と。

この美しい黄緑が7月ころまで続き、

その後は太陽の光をいっぱい吸収して、

黒々と染まって行く。

 

 歩き始めて2kmほどで、

左手の藪に入った。

藪は薄いので難なく進み、

小高い位置で三等三角点「宇佐美」。

毎年訪れる三角点ピークだ。

直近では今冬「栗山ダム」から登って、

湖岸林道に下り湖を渡った。

近場にあってずいぶん楽しませてくれるところだ。

 三角点に立った後は、

再び林道に下って先へと進む。

すると間もなく最初の伐採地が現れ、

右手の空知平野が一望できる。

ただ、この日は黄砂の影響なのか、

ぼんやりとした空気が漂い、

遠くの景色が霞んでよく見えなかった。

また、伐採地にはタラの芽がたくさんあるのだが、

ここは伐採されて久しいので、

雑草やブッシュが濃くなり、

その中には入る気がしない。

それで先へと歩を進めた。

するとすぐにワラビが自生しているところに出合う。

ここでは手ごろに伸びたワラビを収穫。

Hiromiはワラビを持ち帰らないので、

私の手伝いをしてくれた。

それと、道端のフキ採りも。

フキがまた食べごろでいいんだよねえ!

 周遊林道2つ目の伐採地からは、

東の風景が眺められ、

夕張の『冷水山』や『鳩ノ巣山』が見えている。

西に比べると幾分空気が澄んでいた。

そして更に歩を進めて行くと、

再び西側に伐採地が広がる。

3つ目のこの伐採は3年前のものだ。

 3つの伐採地を眺めた後は、

緑豊かな中を進んで行く。

そして水たまりの多い作業道に乗り換えると、

トドマツの林を抜け、

送電線の下に出る。

ここから先に最後の伐採地が広がる。

そしてタラの芽採りなんだがもう成長しすぎて、

ほんのちょっぴりしか採れなかった。

まあ、それはそれでいい。

そんなことより、

広く気に入った風景を眺めながら、

のんびり歩くことで、

ずいぶん癒された感じだ。

相変わらず慢性的な疲労を抱えているHiromiにとっても、

リフレッシュ効果があったのではないか?

  最後は「桜山池」の堰堤に下り、

池の風景を眺めながら昼食とした。

の~んびりとして、

いい気持ち~

対岸上部には、

直前に立ってこちらを眺めた伐採地が広がっている。

 昼食後周遊林道歩きを締めくくって駐車地へ。

そしてかたずけを済ませて帰途に着いた。

自宅にはこの日もフキとワラビを少々持ち帰り、

その少ない量から、

女房にかかるストレスを最小限に抑えた。

 

 

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2024.5.11 『熊ヶ澤』(235m)~『瀧澤』(154m)  二つの三角点とウド採取

 

 先日土曜日の朝、

樺戸山地の「一番川北」まで歩く過程で、

ウド採りをしようと思ったが、

少々時期が早すぎた。

それでせっかく山菜採りに目覚め、

ウドが食べたいと言っているHiromiに、

なんとかウドを採らせてやろうと、

月形町へと移動した。

そして「月形ダム」に続く農道を走り、

中野地区で林道入口に駐車。

ゲートのない林道なのだが、

入口に深い雨裂があり、

それを越えて進んでも、

深い水たまりがあることを知っていたので、

あえて入口を駐車地とした。

 林道を歩き出すと、

いきなり斜度を増し、

なかなか辛い登りだ。

しかし周囲の若葉が美しい!

ただ、どんよりとした空なので、

それが青空なら一層映えたことだろう。

 斜度のある林道を登りきると、

傾斜が落ちて両側にトドマツの林が続く。

次々現れる水たまりを見ると、

最近車が入った様子は見られない。

直線的な林道を進んで行くと分岐が現れるので、

これを左の枝に入った。

まず「熊ヶ澤」を目指して進む。

その沿線にはウドがかなり自生している。

そして予想通り早速ウドが目についた。

まだ地面から顔を出して間もないが、

次々に現れる。

それらを採って道端に置いて行く。

誰が来るわけでもないので、

復路で回収することにした。

 林道は次第に荒れて、

最後に車が通ってから久しい感じだ。

周囲の若葉はとにかく美しく、

ウドを採ったり若葉を眺めたりしながら歩き、

「熊ヶ澤」の基部に達した。

そこからわずかな藪を越えて、

三角点ピークに至るのだが、

年々アレルギー体質が深まるHiromiは、

春のこの時期の藪突入を避け、

林道に留まることにした。

そして私一人で、

三等三角点「熊ヶ澤」。

積雪期にも訪れるピークだ。

 林道に戻って道端に放ってきたウドを、

回収しながら歩いた。

林道を分岐まで戻り、

「瀧澤」を目指して今度は逆の枝に入った。

直線的な林道が続く。

周囲にはいいフキが並び、

タラの芽も見られる。

そしてこの沿線の奥にもウドが大量に自生してる、

はずだった。

ところがどうしたことか日当たりの良いこちらには全く見られない。

おかしいと首をかしげながら歩き、

道端の三等三角点「瀧澤」

ここは三等三角点二つがつながる林道だ。

 復路でもウドを探してみたが、

やはり見当たらない。

どうしてしまったんでしょうね?

 歩きながら目につくタラの芽を少々収穫。

それと分岐にデポしたウドを、

Hiromiが持ち帰った。

そしてこの日は自宅で、

山菜の処理に追われた。

私はフキを少々持ち帰り、

女房に「かわいい量だね~」

と褒められて・・・

 

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2024.5.11 『一番川北』(284m)  そろそろウドはどうかな?

 

 今シーズンはHiromiが、

山菜採りに積極的なので、

この日はちょっと早いが、

樺戸山地でウドの様子を見てみることにした。

以前は山菜取りなぞ全く興味がなく、

道端で何かを発見し、

それを採る私を待つことなく、

どんどん先へと歩を進めて行くHiromiだったが、

昨年の初夏、

馬追丘陵でタケノコ採りをして変わった。

それ以来山菜採りにのめり込みはしないが、

気にするようになった。

いや、なってくれた。

これでHiromiと一緒の時も、

遠慮することなく山菜採りが楽しめる。

 この朝Hiromiの車を我が家に置き、

樺戸山地へと向かった。

そして当別町青山から、

一番川に沿って伸びる、

道々「青月線」に入った。

「青月」とは青山と月形を結ぶという意味だ。

 舗装された「青月線」を走り、

左に一番川支流と出合って間もなく、

左手に現れる林道入口を駐車地とした。

しかしその直前にトラロープが張られ、

一応通行止めとなっていた。

ロープは簡単に外して通れるのだが、

GWを過ぎた今頃まで、

いったい何があって通行止めなのか?

奥には大勢の人でにぎわう、

「一番川オートキャンプ場」がある。

 駐車地から林道を歩き出した。

周囲は若葉が萌えだし、

大変美しい光景が見られる。

しかし、足元に目をやると、

雪が融けてまだ時間が経っていない。

道端には春一番の花である、

エゾエンゴサクが咲いていた。

やはりウドにはまだ早かった。

ただ、あと二週間も経つと、

逆にウドが成長しすぎて固くなる。

そんなウドの成長にも驚かされる。

 この林道はスタートしてしばらくは、

古いタイヤ痕が残っているものの、

すぐに笹に覆われて車両の通行は不可となる。

そんな林道を覆う笹も、

年々その面積と勢いを増していく。

ダニの活動が活発なこの時期は、

Hiromiも藪を避けたがる。

それでも我慢して歩を進め、

スタートして3kmほどで小尾根にのり、

それを詰めて、

三等三角点「一番川北」。

 

 ピークを踏んで笹の林道に戻った。

目指すウド畑はすぐ先だ。

ところがここでミスをして、

うっかり分岐から間違った枝に入ってしまった。

それを1kmも歩いてミスに気付いた。

そして引き返して予定の林道にのり、

ウド畑に行ってみたが、

そこにはたくさんのエゾエンゴサクが咲くばかりで、

ウドは1本も出ていなかった。

あきらめて復路に入り、

往路で目にしたほんのわずかなウドを収穫して駐車地へ。

Hiromiになんとかウドを持ち帰らせてやりたいので、

この日の二座目を変更し、

月形町へと向かった。

 

 

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2024.5.6 『虚無僧山』(コムスヤマ・198m)  雨から逃れて伐採地!

 今年のGW最終日の6日は雨の予報で、

私が住む地域は朝から雨。

Hiromiを迎えに行ってもやはり雨。

この日も夕張の山で活動することにしていたが、

どうせ登るなら極力雨には当たりたくない。

それで降り出すのが送れる予報の、

厚真町へ進路を変えた。

車中ではいつものように、

Hiromiが熟睡状態。

夕張から他所への変更は、

まだ起きているときに伝えたが、

厚真に決めたのは、

Hiromiが寝てしまってからだ。

従って現地に着き、

駐車地に入ろうとしたときに目覚めたHiromiは、

「ここはどこ? 私は誰?」状態だった

そして、こちらに走って正解!

途中の安平町追分辺りで雨は上がった。

 厚真町富里でエゾシカ防護柵を越え、

伐採地の作業道に入ったところを駐車地とした。

ここは昨年の暮れにも訪れている。

 曇り空の下、

伐採地の中に続く作業道を上がって行くと、

両脇の藪中にタラの芽がチラホラ見える。

それを知ったHiromiが、

珍しく欲しそうな顔をした。

これまで山菜なぞ全く興味がなかったHiromiだが、

昨年初めて自らタケノコ採りをして持ち帰った。

それが山菜採りのきっかけだ。

それでタラの芽の収穫は下山時と言うことにして、

風景を眺めながら先へと進んだ。

すると前方に広がる伐採地!

伐採地の風景は、

とにかく広くて我々が好むもの。

素晴らしい風景を眺めながら、

一旦伐採地のピークに上がった。

昨年伐採されたばかりで、

まだ下草が生えていない。

伐採地のピークで風景を眺めて藪に入った。

しかし藪とは言っても薄い。

そして短い距離で、

三等三角点「虚無僧山」。

三度目のピークだが、

最初に登った時は伐採地が下部だけだったので、

藪を漕いで登ったことを思い出す。

樹木が多いので展望はないが、

わずかな隙間から、

高丘地区から登る「芽奈野」(四等三角点・237m)が見えていた。

 下山は薄い藪の斜面を下った。

そして伐採地の作業道に出た。

その後はタラの芽を採りながらの下降だ。

タラの芽と言うのは、

どうして荒れ地に育つのかねえ?

タラの芽の収穫を始めると、

雨が降り出した。

しかし長くは降らずに上がってくれた。

Hiromiが積極的に採って行く。

山菜になんか全く興味を示さず、

ところどころで収穫する私を置いて、

ずうっと先へと行ってしまった人間とは、

全く別人になってしまった。

タラの芽はHiromi一人で食べるに十分な量を収穫。

駐車地に着いても雨が降り出すことなく、

容易に片付けを済ませて帰途に着いた。

雨からうまく逃れて満足!

そして帰宅後改めて、

GWの「反省会」。

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2024.5.5 『空池山』(カライケヤマ・560m)  静かなり夕張の山!

 

 GWの5日は、

前日むかわ町富内への往復で目にした、

満車状態の日帰り入浴施設や、

やはり駐車場が満車で、

テントの数の多さが尋常ではないキャンプ場などの光景が、

気持ちを重くして、

とても遠くへ出かける気にはなれず、

心落ち着く夕張の山に登ることにした。

ただ、慢性的な疲労や、

ふだん仕事が忙しく、

時間が足りなくてやり終えていない、

家のことを抱えているHiromiに、

少しでも時間をやらなければと、

11時に迎えに行った。

おかげでやり終えていない家のことが、

一段落するまでになった。

ホッ・・・

 国道274号線を走り、

夕張市滝ノ上で夕張川に架かる、

「栄農橋」を渡って川向地区に入り、

狭いが舗装された市道を走って、

紅葉山地区で「山夜沢林道」に入った。

そして林道入口から少し入った地点を駐車地とした。

 駐車地から徒歩でスタートすると、

すぐに施錠されたゲートが現れる。

この先の林道の状態はどうか?

毎年その姿が変化する林道だ。

 ゲートから少し先で、

早速崖側の石が崩れて路面を覆っているところに遭遇。

車が走行できる状態ではない。

昨年補修されたばかりの林道だが、

やはり一冬越して荒れている。

その後間もなく、

今度は路面の崩壊だ。

崩れて道幅が半分以下になっている。

こうして毎年補修が必要な事態となり、

林道の維持管理には、

莫大な費用がかかるということだ。

 林道が大きく蛇行を始めるころ、

それを離れて送電線の保守管理用作業道に入った。

これを利用すると、

林道をショートカットすることができる。

しかしこの辺りから私の状態がよくない。

体が重くて足が上がらない。

その後の急登が辛くてたまらない。

そこでHiromiに言わせてしまった、

「無理しなくていいよ、

もう下りるかい?」。

誠にご迷惑をおかけしますが、

このまま続行させていただきます。

 Co.520で急登を終えた。

ここから目指すピークまでは、

小さなアップダウンを繰り返して行く。

樹林の中に刻まれた作業道が、

まるで登山道の様に続く。

そして間もなく作業道を離れて藪に入った。

藪とは言っても、

ここは笹の丈が低いので、

何も問題になることはない。

また、この高原歩きは、

笹原が大変美しく、

私は気に入っている。

時折木々の間から、

「上真谷地」(三等三角点・754m)の向こうに、

融雪が進む『夕張岳』(1,668m)が見える。



 笹原の高原歩きで体調がよくなってきた私。

そして、三等三角点「空池山」。

例の黄色い私製標識があるのだが、

昨年訪れた時には下に落ちていた。

それがこの日は再び小木に、

金属のビスでとめられていた。

このビスを木に打ち込むことに反発する登山愛好家が、

それを外して下に落としたものと解釈していたが、

再び設置したのはどなたか?

 登路ではけっこう暑さを感じたが、

下山は風が冷たくなり少々寒いくらいまでになった。

それでも気持ちよく下って駐車地へ。

この後車中泊の予定で、

安平町追分の「ぬくもりの湯」へ汗を流しに走ったが、

そこも駐車場がほぼ満車!

おまけにこれから入浴しようと言う人が、

ゾロゾロ歩いている。

そんな光景を目にすると、もうダメ!

帰るべ~

 

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