週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ 足元を見透かされている中国

2016年09月11日 11時20分36秒 | たわごと(少し硬派に振って)
北朝鮮が五度目の核実験を行った。

国際世論にも逆らい、国際連合の決議にも逆らい戦力の拡大に力を注いでいる北朝鮮。

北朝鮮の後ろ盾になっている守護神たる中国もはらわたが煮えくり返っているかも。

中国が一番気になることは北朝鮮の崩壊である。

北朝鮮が韓国を吸収して平和的に朝鮮半島がまとまる事は無い。

有るとすれば北朝鮮が内部から崩壊して韓国に併合されて一つの国になる事である。

親子三代目の世襲国家が今の時代に存続できる訳がない。

そんな事は共産主義の中国としても百も承知である。

北朝鮮が如何に、共産主義体制として存続する事が出来るかを願っているのが中国の本音なのである。

中国にすれば『親の心 子知らず』で国際社会から指弾される行動をとる事に頭を悩めているのである。

その心は今のままの悪たれ小僧であれば、恐怖政治で締め付けようがいつかは内部崩壊してしまう。

それだけは許容できない中国。

北朝鮮が核兵器を持ち弾道ミサイルを所持し、核弾頭を装備すれば東アジアのパワーバランスが崩れてしまう。

この事は近隣の自由主義諸国が許容できる範囲を逸脱する可能性がある。

なので、中国としては度重なる北朝鮮の暴挙が問題なのである。

共産主義国家としての中国の本音と建て前、大原則は
『北朝鮮が消滅して、自由主義国家の韓国即ちアメリカ軍と直接国境を接する事は許容できないのである。』

中国は何をおいても、緩衝地帯として共産国である北朝鮮が存続してほしいのである。

その思いを北朝鮮は逆手に取ってしたい放題なのである。






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