とある何でも屋スタッフブログ

何でも屋スタッフ発信。
業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

わが体調不良はこうしてできる

2008-05-03 | 思うこと
─私たちは、食べたものでできている

山田豊文先生の本に書いてあったこの一文に「ズキン」と来たのは私だけではないはず。
私はアレルギー体質である。今はNAET(エヌ・エー・イー・ティーですよっ。ネイトでもニートでもないっすよ)によってかなり症状が改善されてきて、体重まで減った(^^;
そんなアレルギーでやっかいな体質である私は、この「体=自分が食べたもの」ということを知っている。いや、NAETの施術をされていくうちに学んだ。
それまでは自覚なし。一切なし。今でもときどき無し
「具合が悪いんです…」と先生に言えば
「何食べたのっ?」と必ず訊かれる。これを何度か繰り返して、1-2年して、やっと気づいた(遅ッ)

今では食事に調味料に体に使うものに…と気をつけております。

私たちの世代って、本当は遺伝子残してはいけないんじゃないかと時々考えてしまう。まず、土が悪い。野菜には農薬たっくさんかかってる。家畜のえさも当然質が悪い。添加物がやたら入ってる。そんな食べ物に囲まれて、幼いときを過ごしてきたのです。チョット考えただけでも怖い。

加えて私の場合、食べてきたものの粗悪さといったらチャンピオンレベル。
キング・オブ・ジャンクフードなわけですよ(何故キング…)

まず私は生まれたばかりの頃、母乳を吸わなかった。この間調べてもらったら母乳アレルギーあった…。これは娘にも遺伝した。
つまり100%牛の乳で乳児期を過ごす。
小学生の頃は土曜日のお昼に食べるインスタント焼きそばが大好きだった。
(私の世代は土曜日は半日で、毎週学校へ行ったのだ)
ハンバーグといえばひき肉から作ったものではなくマルシンハンバーグだったし(^^;
ご家庭にふつうに置いてある味の素。←よく使うってことだよね
塩をふるとしたらアジシオ。おにぎりにもまぶしてあるアジシオ。
ごはんには添加物たっぷりの「ふりかけ」ばんばんかけて食べる。
給食でも家でもパンにはマーガリンを塗る。
おやつにお小遣いで買うのはショートニングたっぷり入った安いチョコレート。
トランス脂肪で揚げたスナック菓子大好きだったし。
高校の頃、学費を稼ぐために働いてたバイト先のすし屋は、合わせ酢に化学調味料をざざーーって入れてたし。
社会人になって、残業食でかならず食べていたものはナイススティックという菓子パン。
これ、クリームがパンにしみしみしているのが大好きだったんだけど、今食べてみるとショートニングに砂糖と乳を混ぜたものだって即わかりだし(コ、コワいっ)
離婚してから働いていたところは給食じゃなかったし、弁当つくるなんて思わなかったから、お金を節約するために毎日カップラーメン(社長もカップめんだったなぁ)。
毎日遅くまで残業でつかれて帰ってきて、夕飯つくりたくなくって冷凍ものやら惣菜やらが増えていく。
それを子供にも食べさせていた。
味噌汁作っても、だしはかつお節などからはとらずに、だしの素しか使ってなかった。
洋風スープはかならずコンソメ使ってた。
中華の素も、レトルト調味料も平気で使っていた。
炒め物の味付けには平気で「味塩こしょう」または「味付け塩こしょう」使ってた。
塩は「エンリッチ」とか使ってたし。20代半ばで漫画「美味しんぼ」の塩の話をよんでからやっと天然塩に替えたけど。

あぁ…私の体を構成しているのはこんなもの…。そしてわが子よ、許してくれといってもなかなか許してくれないし(当たり前)。
今更食事の質を挽回しようと努力したって気休めにしかならないのだ。
考えてみたらまともなものつくって食べてたのは、今を除くと結婚してた7年間ぐらいなもの。それでも今のほうがよっぽど気をつけているが。

時間のなさと引き換えに、どれだけ多くのものを失って、また子供から奪ってきたのだろう。
私の体がおかしいのは至極当然。朝、体がだるかったのは当たり前だったのだ。

もしも、上記の食べ物に思い当たる親の世代の人、適齢期の人がいたら、考えて。
そのまま遺伝子を残すのはどうなのかということ。
どんな障害を持つ子が出てきたとしても、不思議ではないということ。
だから、NAETでアレルギーを除去するというのは本当に大切なことなのだと思う。
次世代のためにも。
NAETは体質改善の治療だから、何年もかかる。
しかし、それでもあきらめてはいけないと思うのだ。

「自閉症よ、さようなら」を編集していて、アレルギー関連の自閉症というのはどれだけ多いのだろうと思い知らされ、改めて親の世代の食材の悪さを考えさせられてしまった。
もちろん私のような食生活でなくてもアレルギーの人はたくさんいる。
赤ちゃんの頃から食事に気をつけてもらっていてもアレルギー体質の人のなんと多いことか。

しかし、私のように「まいた種を刈り取る」原因と結果型アレルギーという人も割と多いのではないかと感じる今日この頃なのである。