とある何でも屋スタッフブログ

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業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

落語、なるほど

2012-04-19 | 楽しみ
東海道をひたすら歩いている時とはうって変わり、花粉・黄砂のふきあれる今年の春はおとなしくインドア生活しています。

花粉は去年の方がよっぽどひどかったのですが、その時は東海道一直線でして無理してまで歩いてましたが、ポケットに大量の鼻かみティッシュがどんどん溜まる一方で、楽しめるとまではいかなかったかもしれないです。
やはり楽しんでナンボですからね(^^;

今年は身体の声をよく聴いて、休日はおとなしーーく家にいます。
自由時間には落語を聴いたり、DVDで観たり。

小遊三ししょーのDVDはすぐ見終わってしまい、ちょっとニコニコ動画の落語を観たり聴いたりしているうちに、故.立川談志師匠の落語動画に行き着きました。
私はテレビを一切観ませんので、談志師匠が亡くなったときの追悼番組とやらが何を特集していたか、何を言っていたのか全然知りません。
ましてや世間の評判とか、全く知りません。いろいろ言われてる方であるということをぼんやり知っていただけです。私も以前はちょっとニガテでした。

多分昔元気な頃にテレビに出て悪態をつく立川談志師匠の姿を見ていたので、今までこの方のDVDやCDを買おうとは思わなかったのですが、まだこの方の落語を観たり聴いたりしたことなかったのです。
芸を観ないで避けてはいけない、と思いニコニコ動画で見てみると・・・

やはり名人と言われるだけはある、と納得しました。
芸で人を納得させる、そんな力のある人だということがわかりました。
そして、なんと落語という芸を愛していることか。日本語の美しさと日本文化を愛しているか。
それを後世に残していくために尽力していたかが、あえてそのことを言わなくても伝わってくるのです。

それから、ちょっと立川談志CDやらDVDを、マイコレクションに加えました(^_^;

その談志師匠が枕(落語に入る前に、お客さんの反応を知るために振る話)の中で「落語聴いてりゃ世界のことはだいたいわかっちまう」ということを話してました。

たくさんの落語に触れて、やっとその意味がわかってきました。
人情とはこういうものか、夫婦ってのはこれがいい形だ、親子ってのは、周囲で助けるってのはこういうことか・・・。
落語ってスゴイ!!

落語を観たり聴いたりして学ぶことができるのです。
最近は吉原や遊郭がどんなんだったか、ようやくわかってきました(^^)
江戸時代のことを学ぶにも、まずは落語がイチバンです。