とある何でも屋スタッフブログ

何でも屋スタッフ発信。
業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

恋しき富士山

2010-12-06 | 東海道歩き

人間とは欲深いものです。私が今闘っている欲望・・・それは・・・

東海道歩き欲!

さらに詳細を語ると・・・

くっきり富士山を見ながら東海道歩き欲!

富士山キレイなんですよねー最近。
土日はとってもキレイにみえているんですよ。
なぜか木曜日になるとうまくいかない。

ジレンマ・・・。

さて、東海道歩きはどこまで進んでいるかというと、原宿まで来ました。
東京の原宿ではなく、沼津の次の原です。
沼津宿─原宿というのは右に愛鷹山と富士山をセットで見ることができるという、これまた絶景がつづくのがポイントです。

私が歩いた時はどうだったかというと・・・・。


▼紅葉している木の向こうに、でかい富士山が雲にかくれている


↑下の部分だけ見えているのですが、この写真ではかなりわかりにくいようです。

▼横断歩道を渡る時、電信柱のちょうど後ろ辺りに富士山がある・・・はず!!



▼おそらくあの山の向こうに大きな富士山があるのではないかと思われる



ちっとも見えてない・・・・_| ̄|○

とまあ、そういうわけで「くっきり富士山をみながら東海道歩き欲」は私の中で沸騰し続けるのです。

次は原宿─吉原宿の予定。
ここの道のりは、かの有名な左富士があるのだ。
(江戸から京都へ向かうと、ずっと右に富士が見えているはずなのに、なぜか左側に富士山が大きく見えるポイント)

っつーことで、木曜日は晴れますように・・・


小田原から歩いて箱根までの旅 4

2010-12-04 | 東海道歩き

・・・読んでくださっている心優しい方々、つかれたら読み飛ばしてね♪
これが最後だけど(^^;

さて、石畳。割石坂を登りきった私はちょっと満足気。
この甘っちょろい自分は、ガイド本をよく読まなかったせいか、石畳がもうこの先無いと思い込んでいたのだ。

んなワケねぇ!

甘すぎる!そんな甘い自分にほとほと嫌気が差してくるっつーくらい甘い!
まだ箱根の石畳は始まったばかりなのであった!!!
しかも東坂(小田原宿方面から箱根峠までの登り坂)だけでも。

あう~早く甘酒茶屋に辿り着きたいのだ・°・(ノД`)・°・

だが、人生楽ありゃ苦もあるさ♪今を越えればなんとかなるなる大丈夫。
・・・と自分を騙していた結果、どうやら大沢坂の石畳をぶっとばして県道を歩いてしまった気がする(^^;
歩いたかな・・・。おぼえてない。

ほどなく間の宿、畑宿に到着。

↑つたや

↑畑宿本陣跡

畑宿本陣「茗荷屋」せつめい▲

・・・どーして間の宿(宿場と宿場の間に置かれた休憩のための村。宿泊厳禁)なのに本陣(大名が宿泊する幕府お墨付きの旅籠)があるのか。なぜだ・・・なぜ!!
まー、箱根は難所だからね。難所じゃーしょーがなぃんしょ。(寒)
ガイド本には「本陣」ではなく「立場(たてば)」と書いてある。つまり休憩所。
納得。

ここで寄木会館に立ち寄る。
高いから買わずに~・・・と思っていたら、娘に「からくり箱」のお土産を買ってしまった。
寄木細工を施した箱の表面。どうやって開けるかが難問の箱。
(娘はハタチなのだが、こーゆーもので素直に喜んでくれるので嬉しい(^^))

さてさて、また歩くわけですが、畑宿のはずれに一里塚。の案内板。

本格的に復元されている一里塚です。
東戸塚の辺りでは台風に遭っていたたため写真を撮れなかったのですが
今度は撮る!


失敗した・・・_| ̄|○

ま、いいや。
で、早速石畳なのさっ!


ここから先はしばらく石畳のコケで滑って滑ってたまらなかったので、どの石を踏むかすばやく判断しながらエッチラオッチラ登って、登って、登って・・・・

もういいよ、石畳ーーー・°・(ノД`)・°・
とパニクっていたため、しばらく撮影してません。

とりあえず友達と冗談を言い合いながら笑って登るのですが、すぐに息が切れます。
友達は喫煙者なのでそーーとーーーー苦しそうです。あはははは←ヒドイ
・・・すみません。私の道楽に付き合っていただいているのでした(^^;
いやもう、何がきついって、何がきついのかわかんないぐらいにきつい。
途中で休み休み行く。
年配の男性が「お先に~♪」と軽い足取りで追い抜いていく。

・・・やばいぜ四十代!!
どんだけヘタレなんだろう、私たち。
でも友達はものすごーくきつい仕事で休みもなく数ヶ月やってきた後、やっと取れた遅い夏休みにこの道楽に付き合ってくれているわけで、すなわち体力なんざーあるわけ無し。
(しかしわりと尾瀬なんかを歩きに行っているということで、もともとは体力があるので今回白羽の矢が立ってしまったという、たいへん気の毒な子である)
付き合わせてごめん(^_^;
私と言えば、アレルギー体質でほんの3年前まで電車にも乗れなかったのを職場で強くしてもらって、ようやく1日10キロ程度なら歩けるようになったばかり。
四十代がヘタレなのではなく、わたしたちの体力が箱根に挑戦するほどの体力ではなかった、ということらしい。
納得。・・・言い訳ともいう(^_^;

とりあえず登りきって、登ったところでお腹空いたのでコンビニで調達していたパンを食べる。
階段に座って(^^;
友だちは立ったままおにぎりをぱくついていた。
しばらくは人は登ってこないだろう・・・と思っていたら人来たし。
急いで食べかけのパンをしまい、道を譲る(当然だが)。

さて、ここを出ると・・・次は・・・
悪名高き七曲がり!!
しかし旧道はクネクネせずに階段というショートカットコースである。

ショートカットショートカット
などと浮かれている場合ではない。
階段がずっと・・・ずーーーっと続くのはきついのだ。

そしてついに

橿木坂!!かしのきざかと読みます
あまりの坂の辛さに、男の旅人でさえもどんぐりほどの涙をこぼすとかいう橿木坂!

登るしかあんめーよ。
しかしHP(ヒットポイント:体力)の残りを見ると10ぐらいなのだな(^_^;)\(・_・) オイオイ

ぐだぐだ言ってないで登ります。ああ、上まできたなぁ。


▲これがずーっと・・・ずーーーっと続くのがこの坂。
昔はぬかるんで滑って滑ってしかたがなかったのだと思われ、ここを登る人(降りる人もそうだと思う)は大変な苦労をしてきたそうだ。

そして現在の私はといいうと、そんなことを考える余裕もなく・・・

あ・・・汗が・・・汗がふきでるーーーっ!
あぢぃよう~~~!
とか「どんぐりほどの文句」をタレながら、そしておもいっきり立ち止まりながらも少しずつ登る。

これ以降はまたしてもテンパッていたので写真はなしである。
石畳もキライだが、階段もキライになりそうである。
静岡の、久能山東照宮の1159段の方がよっぽどカワイイと思ったね。

とちゅう「猿滑坂」の看板が見えたのだが、「あー・・・そうかい( `д´)」と説明を読む気にもなれず。
そしてやっと県道がみえた!!
ついに登り切ったーーー!!

と思ったら、県道を挟んで向かい側にそびえ立つ階段・・・_| ̄|○
ここで一気に脱力した私は道路にへたり込んだ。
とりあえず水分、塩分。そして進路確認。・・・しばらく動けない。

そこへまた、後ろからやってきた今度は違う年配の男性。
登り切って汗が噴き出ている。当然だ。
「あ、ここ座ります?」と荷物をどけると「いや、いいです」とのこと。
どこから歩いてきたか聞くと小田原からということで、私たちと一緒である。
しかし、きっと出発は私たちよりあとであろう。
簡単に抜かされる(^_^;
「どこまで行きますか?」と聞くと「三島まで行く」とのことである。

32キロ歩くのか!すごいっ
もうひたすら感心しちゃいました。
するとその年配の男性
「まあ、夜7時ぐらいには三島に着くでしょう(^^)」←クール
おぉぉぉ、余裕だっ!!

か・・・かっこいい(←惚れた?)
あんなおとーさんがいたら私はオトーサン大好きっこ(こ??)になってしまうであろう。

その男性が去っても、しばらくは立てず(TдT)
数分後、やっとで重い腰(尻)を上げました。

そして階段をのぼり、ちょっといくと休憩できる屋根付きベンチがあったので、また休憩。
もう水もない。かなりヤバい。

ガイド本をチェック。更に追込坂を登ると書いてある。
しかし、ほんとーーーにもう石畳を登るのはできない。
もう一度ガイド本に目を通すと、そのまま県道を行くのも旧東海道との説があるとのこと。
どっちを歩いても良いとのことなので、急に元気になる。県道でスルーしよう♪

さあ、甘酒茶屋に向けて出発だ!!!


▲おおっ!コレが甘酒茶屋!!!
と思って中にはいるとそこは資料館でした。
昔はここで甘酒をふるまっていたらしい。
本来ゆっくり見学したいところなのだが、もうへとへとなので今度こそ甘酒茶屋へ。

ここの甘酒は、砂糖を使わずに米の甘さをじゅうぶん生かしているという、こだわりの甘酒なのである!
ぜひそれは試してみなくては・・・。

すいません、しそジュースください。
・・・あれっ!甘酒と力餅食べるつもりだったのに・・・つい。

そしてここで休憩することによって、かなり体力は回復した。
飲料も購入できるのでDAKARAを購入。(失敗)

さて、ゴール前の最後の石畳。

すぐに疲れが戻ってくる。


しかし、この辺は軽装の石畳歩き人が多い。どうなっているのだ。
といったところでまたもや休憩である。

▲「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川」という箱根馬子唄の歌碑。
ここでも石畳散策の女性達に会い、道をきかれた。
おそらく元箱根に宿泊している人たちなのであろう。足もとを見ると、とても石畳には向いていない。
「気をつけてー」と声を掛けて別れる。

さて、いよいよ最後の権現坂。

ぜっっ・・・たい登りだと思ったら、下りの坂でした(^^)
ここから芦ノ湖まで下っていくのだーーー♪

足が軽やかになっていく。

石畳、おわったぞー!!

そして今度は杉並木の道。
家康が東海道を整備した時代から残っている杉の木なので、その大きさと言ったらすごいです。



そして・・・そしてついに・・・

芦ノ湖だーーー。
・・・と鳥居を入れずに海賊船を撮ってしまうあたり、ダメな感じです。

関所をゴールにするつもりでしたが、もういいや。今度歩く。
(かつての箱根宿は関所を越えた辺りでした)

友だちとお蕎麦屋さんに入って、そばで祝杯♪
ついに箱根半分歩いた!

こんなきつい道楽につきあってくれた友だちに感謝です!ホントにありがとう(^^)
そして出会った人々(と、ロボット)、ありがとう。
シャイダーなので(←宇宙刑事?)あんまり気の利いた言葉をかけられなくてごめんなさい。

いつかまた何処かで会えたら・・・気づかないので声掛けてください(。_・☆\ ベキバキ

さー、次の日はまたもや4時起きで仕事だ!さっさと帰んべ!
と、本当にさっさとバスに乗り込んで小田原駅へ。
そしてそのまま小田原駅で友だちと別れを告げる。

ありがとう♪一生の宝となります。

あーー・・・もう石畳は見たくないっての。

だが、三島まで歩くときに今度もまた下りの石畳があるのだ。がががーん(((@_@;

箱根は今も天下の険。


小田原から歩いて箱根までの旅 3

2010-12-04 | 東海道歩き

さて、歩きに欠かせないものといえば塩と飲料。
(この旅をしたのが9/21。ちょっと涼しくなってきたとはいうものの、まだまだ暑い)
塩は岩塩の粒タイプを携帯しているからヨシ。
平地のうちにたくさんコンビニに寄った(どうもトイレが近かった)ので、もうじゅうぶんと思っていたのですが甘かったらしい。
・・・水分が心もとなくなってきた。
入生田駅近くのコンビニにおいてはクラッシュ氷を買っておいたのですが、きっと足りない気がする。
しかもついさっき、最後のコンビニらしきところを通り越してきてしまった。
そしてトイレも行きたくなった。

・・・・・・・

ピンチ! (@_@;


こーなったら、何処か茶店のようなものがあれば飛び込むしかない!
と思って彷徨っていたところ、ワタシの目に飛び込んできたのはデイリーヤマザキ

しかし、とっても小さなお店だったのでトイレは望めず。でもとにかく飲料確保!!
さらにその後みつけた、うれしい公衆トイレ!!(旧道を歩く人の便宜を図って設置されたものと思われる)

山登りの準備がやっとでできました。←遅すぎ

といったところで一個目のこれ


そうです・・・ワタシの苦手な石畳!!

何でそんなに苦手なのかというと、地元静岡の東海道歩きでえらい目にあっているからなのだ。
7/7分の、金谷─日坂─掛川の歩きろく参照
ありゃードラクエで言えば毒の沼地。歩くたびにヒットポイントが減っていく

それなのに箱根ときたら・・・石畳に続く石畳!
しかも写真付のガイド本(の石畳Photo)を見たら・・・石が緑色!
金谷の石畳なんか目じゃないほどのみどりいろっ!

これがどれほどあるのだろう。・・・・あぁぁいやだぁぁぁ。
てなこと言ってられません。
いざ!


と、その前に

馬の水のみ桶があった。

最初の石畳、猿沢の石畳は255mしかないので、ちょっとほっとする
温泉の渡り廊下をくぐって、

このあとすぐ終わりとなる。とりあえずここは楽勝楽勝(^^)♪

箱根っぽい風景になってきた。高そうな温泉宿たちだぁ。


観音坂。


この辺りで道しるべに紛らわしいことが書いてあったため、進行方向確認にちょっと時間を費やしてしまう。

そしてまたしばらく歩いていると、道端でリヤカーの傍らに休んでいる若者がいた。
見ると宗谷岬から歩いて日本中を旅している大学生の男の子であった!
東海道どころではない、日本縦断の歩き旅!・・・やるなぁ、すごいなぁ(^^)
とっても素敵な挑戦だ。
どうやら小田原のコンビニでワタシがトイレっている間に、友達とその子は既に出会っていたらしい。
ということは、重いリヤカーを転がしているその男の子に、とっくに先を歩かれていたのだ(^^;

ワタシたち、体力ガタガタの四十代♪
自慢にならない・・・_| ̄|○

ここでいいにおいの花に見とれて写真を撮りまくるが、見事にピントが合ってないし(^^;
藤かと思っていたのだが、葉っぱ違うね。←気づけ

ハイ、これは葛の花でした~。こーゆー花が咲くのか、初めて知った。

また暑い中歩き出す。

時々岩塩を取り出して口に放り込み、水分と一緒に飲み込む。これをやっていないと脱水を起こしてしまう。
翌日は仕事なのである。自己責任で歩いているのである。
へろへろになってきたワタシたちは「小田急ホテル はつはな」という建物が見えてきたあたりで、またもや休憩。

先ほどの大学生が歩いてきた。
他愛ない話を交わして、なんと塩飴をくれた。うれしい(^^)
どうやら彼は、夏の間も当然ずっと歩いていたので、途中で熱中症になってしまったらしいのである。
それ以来塩飴を持ち歩いているのだとか。
塩は大切。水分ばかり摂ってはよけいに脱水するのだ。ここで塩が大事なことを身をもって知った若者に出会えると嬉しさ倍増(^^)
「また会うかもねー♪」←追い越されるという意味で(^^;
と別れを告げて再び歩き出す。
旅につきものの一期一会。心が温かくなる瞬間です。
なにとぞ、彼の旅路が安全なものでありますように。

ホテルの名前にもなった「初花」。この近くには「初花の滝」という滝がある。
浄瑠璃「箱根霊験いざりの仇討ち」の主人公。初花が足の不自由な夫を車に乗せて、夫の父の敵を探し旅をする。その仇討ちを成し遂げたという伝承の地なのだそうな。
その後二人はこの地に落ち着いたのか、その先の鎖雲寺には二人の墓がある。
鎖雲寺の近くにある、霊泉の滝↓ 初花の滝ではない(^^;


この先、半端ではないカーブと急坂に出会う。
「女転し坂」である。
昔、馬に乗って旅をしていた女性がいた。あまりに急なこの坂で落馬して死んでしまったことから、この名前が付いたらしい。この辺り、かなり息が切れていて写真撮ってません。

この辺りはドハデな神社が多すぎる・・・ま、いいけど。
さて、次にきました割石坂。


・・・・石畳っす(T_T)
でも意外と歩きやすいので助かったり。ここには江戸時代の石畳も部分的に残っている。


なんとかここも楽勝♪

箱根の石畳、歩きやすいじゃん!

・・・・・・と思ったのが甘かったらしい。

またまたつづく


小田原から歩いて箱根までの旅 2

2010-12-04 | 東海道歩き


板橋見附から、旧道に入ります。
小田原宿を出たばかりなのに、旧道はとっても旧道らしい雰囲気を残しています。
古い建物もちらほら。格子戸の家もたくさん。
この辺りは歩いていて楽しいです。

もーとにかく歩きます。
↓あ、これハリウッドみたいで好き♪(←どこがか(^^;)

旧道は国道と一緒になったりまた外れたり。
ところどころガイド本を出してきゅう東海道を確かめつつ進みます。
箱根登山鉄道の可愛らしい車両が通り過ぎるのを眺めつつ、だんだん山がたくさんになってくる風景も眺めつつ。


そして、本日一つ目の一里塚。風祭一里塚。

・・・朝、ホテルのロールパン1個だったのがいけないのか、既に腹へりんこです。
朝食メニューがロールパン、チーズ、ヨーグルト・・・食べられるのはロールパンだけじゃん。
(東海道歩きの日は食べるものは最低限かつ安全なものと決めている)
そして、カメラのフィルムの予備を持ってきていないことに気づく。

ゆえに、箱根登山鉄道入生田駅近くのコンビニにてフィルムと「歩き食べ用」のおにぎりとパンを購入(ここでも体調維持のために選択に注意を払う)。
おにぎりをだして(^^)♪ってなっていると、入生田の踏み切りで男性数人と、可愛らしいものをみかけた。
緑色のボディ。体長20センチ弱。大八車を引きながら頑張って歩くロボット。
彼の先を行く謎の機械。
そして周りの男性たちの顔つきの真剣なこと!!
お仕事中らしいから邪魔しちゃいかん・・・と思っていたが、
友達は何なのか気になって、その男性たちに聞いていた。
「パナソニックの電池です」
との答え。

そう、あのエボルタくんだったのです。
歩いたのが9/21だから、まだ東海道チャレンジも出かけていない。
その時もその後も全然知らなくて、後になって友達がメールで教えてくれた。
箱根歩きテストか何かの時だったらしいです(^^)
カタカタ歩いて可愛かった。

さてさて、楽しく歩いているうちにいよいよ箱根湯本です。
三枚橋を渡るのが旧東海道ですよん♪

三枚橋からの眺め。

そしていよいよ山らしい道に入ります。
これから歩くべき険しい道のりのことを考えると・・・ちょっとやんなっちゃうのですが、とにかくやるしかあんめー。

そしてあっというまに一里塚。
もう8キロ歩いているのか。これからの8キロは今までと打って変わって険しくなる・・・ワタシの顔も険しくなる(^^;

ここでとりあえず座って休む。
ワタシの目は、道端の色々なものを勝手に捉える・・・

ちっちゃいカタツムリはっけ~ん♪

まだまだつづく


小田原から歩いて箱根までの旅 1

2010-12-03 | 東海道歩き

東海道を本気で歩き始めたのは2009年12月31日。
それまでは静岡県内しか歩いてなかったし、宿場~宿場を完全旧道で歩くというのは熱心にやってこなかった。

そしてホントに関東方面も歩き始めてから私の中にずっとある不安、それは・・・

箱根越え!


でした。なにせ今まで鉄道駅のあるところから鉄道駅のあるところまで歩く、駅のないところがゴールの宿場である場合、がんばってもう一宿場歩く、ということを条件で歩いてました。(金谷─日坂─掛川がその例)
だとすると箱根の場合、旧東海道沿いには近くに駅がないからもう一宿場をがんばる・・・とすると箱根八里(32km)・・・。

いくらなんでもワタシの体力ではムリ!

ならば二泊三日の予定を立てて、一日目は小田原から箱根まで歩き、次の日は三島まで歩き、三日目は疲れるから一日休み。

うん、これは名案。しかしウチの職場には難しい三連休。そしてチキンなワタシは、箱根をひとりで歩くのは怖い。
イノシシ出るかもしれんのだし!
しかし友だちが一緒に歩いてくれると言ってくれたのだ(^^)
日本橋から品川までも一緒に歩いてくれた親友である。(こんな時だけ親友と言ったりして(^^; あ、ウソウソ心の友よ!!by じゃいあん)
あとは三連休!も欲張って願っていたのだが・・・これはどうやらムリ。

だからその友だちと休みが合うタイミング(友人は土日祝日休なので普段は滅多に合わないし会わない)で半分の箱根越えをすることにしました。
幸いにも箱根はバスがたくさん出ているので、例え途中で歩くのをやめたとしてもバスで小田原まで帰ってくればよい。
これでコワイものは無くなった。
前日の夜から友だちと合流し、小田原で一泊。
イノシシに出会ったときの心得を話し合って打ち合わせOK。

小田原駅を6時スタート。さあ、出発です。↓朝の小田原城 学橋

しかし、夕べは早くにベッドに横になったのに、全然眠れなかった。
普段あまりそういうことがないのに、この日はちっとも眠れない。ギンギン(@_@;

そうこうしているうちに4時起床のケータイアラームが鳴り響いたのだ。
・・・くっ_| ̄|○
まー、それでも横になっていたのだから身体は休まっているはずなのだ。
いくぞっ。(4時起きでも文句言わない友はありがたいものであると実感)

まずは小田原城跡のお堀(↑お堀のところにいた鴨ちん)を抜けて旧東海道へ出る。
かまぼこ屋の看板などを見ながら歩く。
で、ういろうの前を通り過ぎる↓

ういろうは外郎家(元武家)のオリジナル菓子。
五代目の外郎藤右衛門定治は、北条早雲に招かれて小田原に移り住んだ。
そこで出していた家宝の名薬「ういらう」の後に食べさせる甘い菓子として、自ら造って客の接待に供した。
今もここは薬屋さんとういろう屋さん(喫茶室もあり)の両方を営んでいる。
ということでういろうは名古屋名物ではなく、この外郎家がつくるういろうだけがういろうであるということである。

さあさあ、箱根まで歩くので小田原でゆっくりはしていられめー。
ちゃっちゃか歩く。

▲旧小田原駅跡。

そして板橋見附と呼ばれている上方見附跡。つまりここが宿場の終わり。

さてさて、箱根へいよいよ向かいます。

つづくのだ