木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

パープルハートのトレイ

2024-05-10 22:08:07 | 木工芸
注文いただいていたトレイが完成しました。前回と同じ神代欅、レースウッドに加え、パープルハートを加えてみました。
明日発送します。



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第38回日本煎茶工芸展

2024-05-08 21:04:22 | 木工芸
来る5月18日~19日 第38回日本煎茶工芸展が開催されます。



今回それに応募した作品「紫檀寄木三器盆」が文部科学大臣賞を受賞しました。



三器盆というのは、煎茶のお手前において、煎茶道具の中でも書くが高いとされる「茶入れ」「仙媒」「袱紗」を乗せる盆です。
紫檀で縁の枠を高欄様に組み、中央部には色合いの美しい唐木の寄木を嵌め、底板には花梨の瘤材を使いました。


なお、日本煎茶工芸展は、全日本煎茶道連盟主催の全国煎茶道大会と同時に開催されます。
全国煎茶道大会についてはこちらをご覧下さい。



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お茶摘み第二弾

2024-05-06 14:13:59 | 木工芸

昨日も瑞徳舎のお茶摘みに参加。今回は摘んだお茶を釜炒りの緑茶と微発酵茶に仕上げました。



晴天の下、新緑につつまれウグイスの鳴き声を聞きながらの茶摘みは実に爽快。





午前中摘んだお茶は二つに分け、一つは日光に短時間あて萎凋をかけ、もう一つは冷暗所に置き、昼食。



昼食は中谷宗匠の娘さん手造りの豪華精進弁当。絶品でした。

午後から2手に分かれて釜炒り。



健一自然農園伊川さんの指導で参加者が交代で釜炒り。



最後は余熱で乾燥。



出来上がった茶葉を使って美風先生のお点前でお茶をいただきました。とても美味しいお茶ができました。



完成したお茶は袋にいれて持ち帰り。
このお茶は11月のお茶会の時に使う予定です。
全国各地から約20名皆さんが参加。いろいろ交流もでき、充実した一日でした。スタッフの皆さんありがとうございました。
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日本伝統工芸近畿展が開催されます。

2024-04-05 10:23:50 | 木工芸
来週水曜日より、日本伝統工芸近畿展が開催されます。

時:4月10日(水)~15日(月)10時~18時(最終日17時)
所:京都高島屋7階グランドホール









お出かけのついでがありましたらご高覧ください。
今回「神代欅寄木象嵌平卓」を出品しています。
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立礼卓納品~「煎茶の設え」展

2024-03-30 22:38:06 | 木工芸

「煎茶の設え」展への道すがら、立礼卓を納品。





梱包を解き、組み立ててお納めしました。栓拭漆仕上げの卓、脇机、椅子のセットです。

翌日より「煎茶の設え」展
会場のルーサイトギャラリーのベランダに出ると、目の前に墨田川。その向こうにスカイツリーが望めます。



二階のスペースに作品と煎茶の手前座を並べました。









呈茶席も用意しました。

「煎茶の設え」展は明日までです。

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「煎茶の設え」展

2024-03-15 23:01:26 | 木工芸
「煎茶の設え」展のお知らせ
時:3月29日(金)~31日(日)
   11時~18時(最終日17時まで)
所:ルーサイト・ギャラリー
   東京都台東区柳橋1-28-8
隔年で開催している煎茶工芸4人展です。





全日在廊いたします。
お茶を飲みにお出かけください。

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立礼卓

2024-03-05 22:08:16 | 木工芸
次の制作は立礼卓。
天板はすでに組立済みですが、やっと脚に取りかかりました。



仕口の加工、仕上の鉋削りが済み仮組み。



仕口を養生して捨て摺り。



今日は天板の裏まで。



3月下旬の完成を目指します。
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御所雛台納品しました。

2024-03-03 22:57:14 | 木工芸

2月から制作していた雛台。材料は桑。



林美木子さん筆の御簾の衝立が入り完成。



桐箱に納め、雛祭の今日納品させていただきました。



早速お雛様を飾っていただきました。
他にはない御簾の絵と雛人形の仲間に入れていただき、こんな嬉しいことはありません。

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皆様良いお年をお迎え下さい。

2023-12-31 22:03:39 | 木工芸

今日は大晦日、といっても来月搬入の公募展に向けての制作が佳境に入って来たところです。



今回は、神代欅を使って細かい細工を試みました。
油の抜けた糠目の神代はあまり細かな細工には向いていないのですが・・・。

コロナで始まった2023年もあと数時間で終わろうとしています。
一応、今日が仕事納め。



そこで1年間使ったあて盤の表を削り直しました。
厚かったあて盤も次第に薄くなり、そろそろ新しいものは変えたいと思うのですが・・・。



新年からはこの上で気持ちよく仕事ができそうです。

皆様一年間お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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雑誌「墨付けと木組みの手法」に掲載されました。 

2023-12-20 21:46:13 | 木工芸
「木工手道具 墨付けと木組みの技法」に、掲載されました。



取材を受けたのは今年の3月だったと記憶しています。
ちょうどその頃は、献保梨拭漆箱を制作中でしたので、制作風景とその構造がわかる写真を掲載してもらいました。



主に家具の仕口を中心にということでしたので、少し前に制作した家具の写真を使ってもらいました。



三方留め接ぎ、箱枘接(蝋燭接ぎ)、違胴付留枘差鯱栓込接ぎ等、今ではあまり使われなくなっている仕口を使った作品を紹介してもらいました。



「木工手道具 墨付けと木組みの技法」は墨付けから実際の加工方法まで、図解と写真で詳しく説明され、大変わかりやすい内容になっています。
東京の五十嵐誠さん、炭山の朝倉木工さんも紹介されています。


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