木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

陣羽織衣桁

2017-09-26 21:33:46 | 木工
しばらくストップしていた陣羽織の衣桁。

仕口の加工が終わり仮組。


ペーパーで磨いて木地が完成。拭漆に備え、ほぞとほぞ穴を養生します。


捨て摺。胴摺刷毛で生漆を摺り込みます。


風呂で乾かします。良く乾かして研ぎにかかります。
K.Aさん、遅れて申し訳ありませんがもうしばらくお待ち下さい。
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日本伝統工芸展~木竹部研究会

2017-09-25 22:40:02 | 伝統工芸展

去る21日~22日、日本伝統工芸展に行ってきました。
21日の午後には、木竹部の研究会が開かれ参加しました。
毎年全国から出品者が集まり、まず、鑑査・審査に当たられた先生からその報告や感想を聞きました。
その後、例年は入選できなかった作品を持ち寄り、課題などを鑑・審査の先生方から話していただいていましたが、
今回は、入選した作品についても私の作品も含め何点かを取り上げて課題などの指摘がなされました。
こうした話を聞けることが、入選できたということを結論にするのではなく、次への出発点へと立たせてくれるのです。
また、会場で全国の皆さんの作品を拝見し、懇親会でいろいろお話し伺えたことも大変楽しく有意義なことでした。

2日目、仕事に関わる用事も無事済ませ、清々しい気持ちで京都に帰ってきました。
お世話になりました皆さん、ありがとうございました。
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日本伝統工芸展

2017-09-18 22:16:13 | 伝統工芸展
第64回日本伝統工芸展が始まります。


日時 9月20日(水)~10月2日(月)
場所 日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー
時間 午前10時30分~午後7時30分(最終日午後6時閉場)
会期中、「生活の中の工芸品」というテーマで各部門の先生方によるギャラリートークも行われます。
是非ご覧いただきたいと思います。

今回私は、栃拭漆八稜飾箱「信濃の秋Ⅱ」という作品を出品しております。
こちらもご覧いただければ幸いです。
21日午前中と夕方、22日午前中は会場におります。

この後展覧会は、名古屋、京都・・・と全国を巡回して開催されます。
詳しくは日本工芸会のHPをご覧下さい。

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陣羽織衣桁の制作

2017-09-13 21:22:15 | 木工
名古屋にお住まいのK.Aさんから注文をいただいた陣羽織用の衣桁の制作に取りかかりました。
4月にお話しをいただいたのですが、8~9月の完成でということでお待ちいただいていました。


材料は欅。7月に荒木取りを済ませ養生していました。8月中に取りかかりたかったのですが9月になってしまいました。


長さが長いので木工旋盤は使えず、断面を八角形に木取りした材から鉋で削り出します。
最後は鉋の調子を極低くして、逆目を抑えながら丸みを整えます。


傘木は両端を反らせますので、反り台鉋を使って仕上げます。
A.Kさんしばらくお待ち下さい。

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茶の器五人展が終わりました。

2017-09-05 22:19:32 | 煎茶
3日で「茶の器5人展」が無事終了し、昨夜京都へ帰ってきました。

3日間と短い期間ではありましたが、一緒にやらせていただいた皆さんのお知り合いの方々をはじめ、
中学校・高校の同級生、工芸会の方、黄檗売茶流の社中の皆さんなどたくさんの方々においでいただきました。
懐かしい出会いと共に、新たなご縁もいただき、いろいろお話しを伺うことができました。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。


作品を見ていただく共に、呈茶もさせていただけたことも嬉しい経験でした。
お世話になった稲澤さんをはじめ、松下さん、三木さん、井内さん、そしてルーサイトギャラリーの米山さん、本当にありがとうございました。
今回の出会いを大切に、2年後にまた開催したいと5人で相談しました。



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