木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

煎茶工芸秀作展

2019-11-13 21:00:12 | 作品展
明後日より東京大煎茶会が開催されるのに合わせ、日本煎茶工芸協会主催の第30回煎茶工芸秀作展が開かれます。




日時 11月15日(金)~17日(日) 午前9時30分~午後5時 (最終日は午後3時終了)
場所 東京美術倶楽部3階  東京都港区新橋6丁目19-15 

日本煎茶工芸協会に所属する作家27名の煎茶道具の作品約140点が展示・即売されます。

多くの皆さんのお越しをお待ちしております。
なお、私は3日間在廊しております。


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春日野お茶遊び

2019-11-11 10:31:47 | 煎茶
昨日は朝から「春日野お茶遊び」に参加。


写真が小さいですが、奈良公園の荒池園地に、お茶の生産者さん、茶業組合の青年部の皆さん、煎茶の先生などが思い思いにブースを設けお茶をふるまいます。
参加者は受付で参加費1000円を支払いお茶碗を受け取ってそのお茶碗を持って各ブースを自由に回ります。
地元の有機栽培のお茶あり、こだわりの紅茶あり、また東京からこのために駆けつけて下さったお茶の先生のお席あり
もちろん、このイベントの担い手の美風流のお家元のお茶席も設えられていました。

私も今年は、ふるまい人として参加。

私のふるまい席。
陶磁器以外はすべて自作のお茶道具でおもてなし。立礼卓も胡床もです。
涼呂、ボウフラは稲澤隆生氏作、急須、水注は西川賀泉氏作です。
玉露と煎茶をブレンドしたお茶を使って「啜り茶」を呑んでいただきました。

お手前にはこだわらず、しかし流で勉強したことは最大限生かして淹れさせてもらいました。
お菓子は、菓子箪笥に入れてご自分でお取りいただくという嗜好もこらして・・・

湯の温度管理が難しい環境でしたが、皆さんからは「玉露の甘さと煎茶のすっきり感が味わえた」と言っていただけちょっとホッとしました。
卓を囲んでいろいろなお話しもでき、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。


近くの浮き見堂回りの木々の色づきが晴天に映え、気持ちの良い秋の一日でした。

そして、夜は「茶アートサロンうつぎ」で開催された「旅人の日~日月自在~」コンサートに参加。

中谷優加さんのアコースティックライブで始まり、


Shreeさんのインド古典声楽、古典楽器の演奏と続きました。
その音楽に合わせ、Wscoさんが即興で踊ります。
今まで聞いたことがない音楽とタンプーラの音色にしばし酔いしれました。


休憩を挟み、Wacoさんが自作曲のギター弾き語りと誌の朗読。
それに合わせてShreeさんともう一人が即興で演奏。
Wacoさんの詩も歌も大変ユニークなのですがそれがまた楽しく心に響きました。

コンサートの後は、うつぎのビュッフェ。
肉魚は使わず、素材からこだわった料理は大変美味しく、食べるのに夢中で写真を撮るのも忘れていました。(>_<)

お世話になりました皆さん、本当にありがとうございました。
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春日野お茶遊び

2019-11-08 22:29:03 | 煎茶
今日から奈良公園、荒池園地で「春日野お茶遊び」が始まりました。

今日から10日(日)までの開催です。時間は午前11時から午後3時まで。


写真は昨年の春日野お茶遊びの様子です。

私は10日(日)に「ふるまい人」で参加させてもらいます。

その時使う胡床も完成しました。

秋の一日、おいしいお茶を飲みながら奈良公園の秋を楽しみませんか。

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「工芸の美」展

2019-11-06 21:32:38 | 伝統工芸展
日本伝統工芸展大阪展が大阪髙島屋7回催会場で始まりました。


大阪展開催記念の「工芸の美」展も同じ7階の特設会場で始まりました。


欅拭漆小箪笥「信濃の秋」など5点を出品しています。



こちらも合わせてご高覧下さい。
なお、9日(土)午後3時より「工芸の美」展のギャラリートークをさせていただきます。

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佐久への帰省 つつき

2019-11-05 23:05:09 | 故郷信州にて
11月1日京都を発ちまず訪れたのは、上田の小岩井紬工房
夏にお邪魔した「わたしと紬とあかりとUEDSILK展」の小岩井カリナさんの工房です。
上田も、上田電鉄の鉄橋が落ちるなどの大きな被害がありましたが、小岩井さんのところは幸い大きな被害は無かったようです。


たくさんの紬の反物


上田紬で造られたいろいろな小物も並べられていました。

今回のお目当ては、ネクタイと、名刺入れ 
前々から上田紬のネクタイが欲しかったのですが、漸く巡り会うことができました。


二階の工房も見せていただき、いろいろお話しを伺いました。

幼い頃より身近で行われていた養蚕と結びついた伝統工芸、いつまでも続いていってほしいものです。
カリナさんありがとうございました。

翌日、実家に寄った後、八千穂高原に足をのばしてみました。

高原の紅葉は終わりかけていましたが、モミジと白樺と唐松が青空に映える、ここならではの大好きな秋の風景です。


そして。この燃えるような唐松林の紅葉も好きな晩秋の風景です。

今回の旅の元々の目的は、高校の50周年記念同窓会

同窓生約300人の内、約100人が集まりました。
まさに50年ぶりに再会した友もありましたが、すでに1割の卒業生が亡くなられていました。
親しかった森川君もその一人。なんとも寂しいものです。

美しい自然と、その自然による災害(人災の部分もあるでしょうが・・・)そこで暮らす人々の営み。
私を育んでくれた仲間達との再会・・・

いろいろな思いの交差した3日間の旅でした。

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佐久へ帰省

2019-11-04 22:33:43 | 故郷信州にて
11月1日より、故郷へ帰省してきました。
台風19号で大きな被害を受けた長野県佐久穂町が私の故郷。


実家の近くを通る国道は路肩が千曲川によって削られ一時不通でしたが、復旧工事が進められ交互通行ができるようになりました。


それでも、木工所の倉庫は未だ傾いたままで、削られた堤防はかなりの範囲にわたっていました。
国道が削られたのは、昭和34年の伊勢湾台風以来です。

妹の家にも寄ってみました。家自体はかろうじて浸水は免れたという事でしたが、家の近くの谷川(やがわ)沿いは道路や橋が落ち、未だ通行不可でした。
行方不明になられた三石さんも、小学校へ土嚢を取りに行った帰りこの谷川沿いの道が崩れ軽トラごと川にのみ込まれたようです。
今日、8キロほど下流で遺体が発見されました。  ご冥福をお祈りいたします。合掌


幸い実家は雨漏り等はあったようですがたいした被害もありませんでした。
町も停電、断水等は漸く解消しJR小海線も全線で運転が再開されましたが、
町の生活の全面復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。
一日も早い復旧を祈るばかりです。

つづく
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日本伝統工芸展大阪展のおしらせ

2019-11-01 07:43:43 | 伝統工芸展
今日から11月。いろいろな催しが始まります。


日時 11月6日(水)~11日(月) 午前10時~午後7時30分 
     8日(金)9日(土)は午後8時まで 最終日は午後4時30分まで

場所 大阪髙島屋 7階催会場 


連日列品解説や特別企画として「受章者が自作を語る」も行われます。


また、7階特設会場にて「工芸の美」展も開催されます。

小生も5点出品しており、11月9日(土)午後3時よりギャラリートークもさせていただきます。

お出かけのついでに是非お立ち寄り下さい。
 
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