木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

黄檗の箱

2012-02-29 21:09:07 | 木工
黄檗の良い杢の材が見つかったので、十角箱を作ることにしました。


板に挽いてしばらく乾かしておいた材を木取り。



幅を決め、鉋を掛けて厚さを決めます。



天板の裏透きは豆鉋で。



蓋の組み立て。
楽しい制作が続きます。

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学習机 納品

2012-02-26 20:11:00 | 木工
完成した学習机を納品させていただきました。
Hさん宅は、比叡山が目の前にそびえる静かな住宅地。


お部屋に運び入れ、机を使うAちゃんと一緒に写真を撮らしてもらいました。
気に入っていただけたようで安心しました。

帰りにはお土産までいただいてしまいました。
Hさん、ありがとうございました。
Aちゃん、小学校へ入っても頑張ってください。
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学習机 完成

2012-02-25 21:59:31 | 木工
学習机が完成しました。


机本体。できるだけシンプルな作りにしました。
寸法は幅110cm、奥行き70cm、高さ72cmです。


抽斗ワゴン。
キャスターもいろいろ探して気に入ったデザインのものを取り付けました。
重いものを入れて引き出しても前に倒れないよう、抽斗にもキャスターを付けました。



下段の抽斗の仕切り板も付ける事ができました。



机の上置き。
左の棚は高さを変えたり、取り外すこともできます。
コンセントも付けました。机への固定金具も自作しました。



本格的な学習机は、長女の入学の時以来ですから25年ぶりの制作です。
大いに楽しみながら制作することができました。
Hさん、明日納品させていただきます。


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手作りハム!

2012-02-22 21:59:19 | その他


五稜箸を修理してお送りした半農おぢさんから、昨日荷物が届きました。


早速開けてみると・・・中から燻製の良い香りが。

なんと、半農おぢさん自家製のハム!!
お手紙に、「今週末が食べ頃」とありましたので、昨日はそのまま冷蔵庫に。


しかし、辛抱たまらず・・・・

今日、ちょっとだけ切ってお味見拝見。
そのおいしいこと。端の一切れのつもりが、妻と二人で2~3枚ぺろっ!! 大感激!!
あとは食べ頃まで我慢、我慢。そして、毎日少しずつ楽しみながらいただきます。

半農おぢさん、本当にありがとうございました。

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学習机 組立

2012-02-21 22:40:58 | 木工
学習机の制作も佳境に入ってきました。


まずは天板の接ぎ合わせ。木端を長台鉋で削り接合面を密着させます。



雇い核を入れて4枚矧ぎにします。



ボンドを付けて貼り合わせ、ハタガネで圧着して乾燥させます。



その間に他の部材に仕上げの鉋をかけ、抽斗摺り桟なども準備して組立の用意。



一気に組み立て、各部の直角を確認しながらハタガネやクランプで固定します。



明日は天板の仕上げ削りから。
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デスクワゴン

2012-02-20 21:10:05 | 木工


抽斗には桐材を使いました。この桐は数年倉庫の屋根に乗せて乾かしていたものです。



桐を使うとなると必要になるのが木釘。長短合わせて50本ほど削りました。



木釘を使うとハタガネによる固定が要らないので仕事が速く進みます。



今回は抽斗用のレールを使ってみました。
抽斗の構造上後から削って幅を合わせるということができないので。慎重に寸法を合わせました。
OKなようです。



女の子用に抽斗の取っ手は赤い材を使いました。
この取っ手、引き出しやすくて邪魔にならず、アクセントにもなるので我ながら気に入っているのですが、作るのがちょっと厄介。



完成です。



あっ! 下の抽斗に、仕切り板を嵌める溝を突くのを忘れてしまいました。どうしよう・・・。

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学習机

2012-02-18 21:40:43 | 木工

朝起きると今年初めての積雪

工房のある炭山へ向かう山道に入ると、道路にもシャーベット状の雪が残っていました。



工房裏の雪景色も久しぶりです。


制作中の栗の学習机。

まず本体の刻みが完了。
場所が狭いので、組立は後に延ばしました。



天板は四枚矧ぎ。これも板の動きを見て接ぎ合わせは後に回します。




次は抽斗ワゴン。奥行きがあるので、板は雇い核を入れ3枚矧ぎにしました。



糊が乾いたら、鉋で削り目地を払います。
寸法取りをして、墨付け。



仕口は四段のほぞにしました。



仕上げの鉋を掛けて、仮組み。


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ルーサイトギャラリー

2012-02-16 21:27:02 | 木工


先日、東京柳橋のルーサイトギャラリーにお送りしたこの飾り棚、早速飾っていただきました。
こちらをご覧下さい。
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今日の仕事

2012-02-13 21:52:35 | 木工

制作中の五稜箸。拭漆も最終段階に入ってきました。



艶も上がってきました。


一方、お椀は・・・

仙才椀と小皿の研ぎも、先日600番まで完了。



生漆を塗り、しばらく置いた後綿布で拭き取ります。



五稜箸同様ここからが拭き漆の工程に入るのですが、下地がしっかりできているので、一度拭いただけでしっとりとした艶が出てきます。
この椀、欅の太い導管を漆だけで完全に埋め、その上を日本産の生漆を使って拭き重ねるというこだわりの椀なのですが、それがどこまで理解してもらえるでしょうか。


現在の状態は、

この段階になると、漆の仕事は朝夕の二回に分け、元と先、表と裏を交互に拭き重ねていきます。



そして、メインの作業は、Hさんから注文をいただいた学習机の制作に移っています。
材は栗、机本体とワゴン外枠の木取りがほぼ済みました。

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珈琲焙煎器ハンドル

2012-02-12 20:18:31 | 木工


昨日の仕事はこれの制作。



珈琲焙煎器のハンドルです。


この焙煎器を制作しているのは暁陶房の笹谷さん。

私も使わせてもらっていますが、この焙煎器で自家焙煎した珈琲は絶品です。



来週、東京ミッドタウンで行われる「Kyoto Neo Traditional」に出品されます。



この展示会には、「京もののある暮らし」という副題がついているとおり、新たな「京もの」がいろいろ展示されるそうです。
お近くの方は是非お出かけ下さい。

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