ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

プロメテウス

2012-08-19 14:10:23 | は行

久々にザ・宇宙!ザ・謎!
この期待感!

「プロメテウス」2D版 68点★★★☆


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2089年、
考古学者のエリザベス(ノオミ・ラパス)は
3万5000年前の洞窟壁画を発見する。

そこには謎めいた巨人の姿が描かれ、
巨人は星のようなものを指し示していた。

エリザベスはこの巨人こそ
人類を創造した“エンジニア”ではないかと推察する。

そして2093年。

宇宙船プロメテウス号に乗ったエリザベスは
監督官(シャーリーズ・セロン)や、
謎めいたアンドロイド(マイケル・ファスベンダー)らと共に、
壁画に描かれた星を目指す。

たどり着いた先で、
彼女たちが見たものとは――?!

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※今回はちょっとネタバレしてますんで、
 未見の方はご注意ください


リドリー・スコット監督が
久々にぶち上げたザ・SF!

「人類はどこから来たのか」を知るため、
創造者がいるかもしれない惑星へ旅する人々の冒険。

あ~こういうの
大好きなんだよねえ。(ワクワク)


冒頭、美しい地球の自然が映され、
「2001年宇宙の旅」的、優雅でどこか緩慢な
宇宙船内の時間の過ごし方など、
魅力的な要素は満点。(ワクワク)

クールビューティーな女船長とアンドロイドコンビの
ヒソヒソ話も怪しさ満点。(ワクワク)
(しかしマイケル・ファスベンダー、これはピッタリな役だな)

到着した惑星も、見るからに怪しさ満点。(ワクワク)


なんだけど・・・・・・
異変が起こりはじめてからは、
結局行き着くところは
リドリー・スコット監督自身の傑作「○○○○○」(79年)なのだ!
オー・マイ・ゴッド!!

そして行き着く結末は、
ある意味、衝撃・・・・・・。

「謎の答えを、知ってはいけない」

そう宣伝文句にありますが、
うんそうだったかも(笑)


でも33年を経て行われるこのループにこそ、
なにか壮大な意味があるのかもしれない、しれない・・・


まあ見る前のワクワク感も
映画の楽しみのうち。

1度では取りこぼしている
謎の破片がありそうな気もしますから

3D版で見直してみたい気もします。
時間あったら・・・(笑)


★8/24(金)から全国公開(8/11(土)から一部で先行上映中)

「プロメテウス」公式サイト
コメント
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