大空を見上げて

日頃感じていること

坂の上の雲

2009-11-22 | Weblog
 今年7月亡くなった妻の弟の悟さんが愛読していた小説を何冊か頂き、その中の司馬遼太郎の「坂の上の雲」を今とても面白く読ませて頂いています。
年末に3年続けてNHKスペシャルドラマとしてこの「坂の上の雲」が放映されるとの事。
ちょっとビックリで亡き悟さんとの不思議な絆を感じています。

悟さんがいつ頃読んだか知りませんが、作家司馬遼太郎が昭和44年から52年まで10年かかって書き上げた長編小説で全六巻、30年前に出版されたとの事。

幕末から明治への時代の流れの中、若者達の友情と成長、青春を高らかに謳歌した人気長編歴史小説です。

21世紀を迎えた今、明治時代からの役人天国関係の自民党の政権が民主党に変わり、連日事業仕分け等で続々と「廃止、見直し、減額」の声があがっています。

今迄の価値観の違いの為、新政権民主党は苦悩・奮闘して頑張っているが、この小説の中にも長い幕府時代から新政府明治の価値観の違いで等で奮闘している姿があり、何かしら現代と似ているように感じます。
           
  (写真:坂の上の雲:秋山真之役の本木雅弘さんと東郷平八郎の渡哲也さん)
コメント (4)
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