大空を見上げて

日頃感じていること

日本人の宗教感覚

2010-09-09 | Weblog
幕末から明治に来日した外国人は、日本人が神社で初詣をし、葬儀は仏式、クリスマスを祝う日本人の宗教感覚をとても不思議に思ったとの事。

その時代の宗教感覚は私の幼い時も変わらず故郷の山口で、正月は毎年防府の天満宮へ初詣で又お年玉、八月のお盆で代々先祖のお墓があるお寺へ、そして市内にあった防府キリスト教会の日曜学校に行ったり、クリスマスには親戚からサンタクロースからプレゼントといって靴下や手袋などもらった。
その頃家族も近所の大人たちも全然こういう事に違和感はなく、むしろ教会で神様を礼拝し、神社にお参り、お寺でお経を聞きお墓参りに行っていたが、神仏に手を合わせる者は悪い事はしない正しい人間だという社会の風潮があったような気がする。

最近のニュース、相変わらず万引きの犯罪者が多発していて年配者がかなりしめていると載っていた。
私は現在の日本人の無宗教感が心を空洞化にしている影響ではないかと思う。
クリスチャンである私はしっかりした信仰があれば「誰もみてなくても神がみてる」と信じこんな犯罪は出来ないと思う。
同年齢の人達も昔はまったくの無神論ではなく、日本人独特の神仏に手を合わせる時代があったのにこのような万引きの犯罪は先進国で歴史ある日本人として何だかとても恥かしくて残念でならない。
コメント
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