大空を見上げて

日頃感じていること

つぶやき

2010-09-15 | Weblog
  総理を決める民主党の代表選挙が菅直人勝利で終わった。
党員、サポーター票は5倍の差で圧倒的に菅総理だった。
しかし議員の差は僅か6票の差で石原都知事が言っていたが,民意と議員の常識の違いを指摘していた。
私は民意の票に正義を感じ少し安心した。
国民の代表の議員と民意がこんなにの差があるのに驚き、我々には分からない霞ヶ関の「恩義、金、権力等」の影響か何故か素直に信用出来ない。

高校時代に観た「悪い奴ほどよく眠る」という黒澤明の社会派サスペンスの映画を思い出した。
内容は確か土地開発総裁のトップの政治家の罪を側近の政治家や秘書がすべての罪をかぶって、最後のラストシーンは「安心してゆっくりおやすみ下さい。」一番悪いトップが「うん。」で終わりだった。
大体日本映画は悪い奴が最後に滅び、正しく良い人間が幸せになるハッピーエンドがほとんどでいい気分、感動しながら映画館を出てきたが、この「悪い奴ほどよく眠る」はとてもイヤな気分になったことを思い出す。
ある人が言っていたが政治家は叩けばほこりがでる人ばかりでそんな綺麗事では務まらない、どんな正義感の強い人でも霞ヶ関の政治家になると政界の民主主義の必要悪に負けてしまうとか・・・

  それでも私は正しくクリーンな政治をしてほしいと願っている。
       
      (写真:始めて世の中の裏に疑問を感じガッカリした映画)
コメント
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