母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

わたしの冬菜は

2017年04月25日 | 花(春)
わたしの冬菜は春が来ると
すっくと伸びて黄色い花を明かりのように咲かせた
わたしの冬菜は秋に蒔き
厳冬期には緑色に生えそろい
朝のサラダになったカリカリベーコンをトッピングされ

わたしの冬菜は優れもので
摘んでも摘んでもへこたれず
寒い朝ほどきりりと葉っぱを広げる
とても頼もしい友達

寒い季節が終わると
なんだかすっかりのんびりしてきて
一斉に黄色い菜の花になった
気丈な葉っぱも寒さを越えると春の花
青い花瓶に投げ入れると
蜜のような匂いを発しリズムを取り
にぎやかに語り合って広がった

すまし汁に花菜を一本
加えて浮かべたらやはり
あの頼もしい冬菜になった

わたしのペギー

2017年04月21日 | Weblog
ドミノ を歌ったペギー

南国土佐 を歌ったペギー

ドレミの歌 を歌ったペギー

はなやかに健康な笑顔 美しいドレス

力強い歌声に励まされ

大人になったらこうありたいと思わせられた憧れの女性 ペギー

チャリテイショーで聴衆をリードした母のような

歌の天使 ペギー

桜吹雪の中をにっこり笑い 

長いドレスの裾翻し

ことしの花になり 春の空に昇っていった大きなペギー


聴いてきた健康印の歌声 晴れた笑顔

別れの言葉は要らない

時の流れに沿いなにもかもを素直に受け入れれば

又何かが見えてくるのだろう人の道程に

哀しいと言わないでいまはゆっくり 又歩いて行こう

長かった青春のままペギー葉山の

天使の歌声を抱いてね