紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

三宝柑 端午の節句にと・・・

2017年03月25日 | 田舎暮らし&家族

いつもの散髪屋さんに行ってきた。散髪が終った時、たまたま他の客も帰った後だったので、「コーヒー どう?」とご馳走になり世間話が弾んだ。

「昨日、孫の節句にと五月人形を届けて来た。飾る場所も保管場所もないのでコンパクトサイズにした」という話をすると、それがきっかけとなり、家に保管している雛人形の話へと発展。

「ウチ(我が家のこと)は、孫が大きくなったので箱に入ったまま。置くところがないので1部屋を占拠している。邪魔やけど、もったいなくて淡嶋(神社)さんには持っていけない」とのことだった。

「ウチでは、今、息子や娘の雛人形を孫にも使ってる。飾る場所は孫の家ではなく、母屋の座敷で保管は倉庫。立派だし、もったいないので代々使ってもらうつもり」と応答。

そんな話から、「三宝柑ある?」「これ、供えて」に話が発展し、三宝柑だけでなく八朔・デコポンも貰ってきた。

三宝柑は和歌山・有田(主産地は湯浅町栖原地区)の特産物。昔は我が家にも2本の樹があった。昔、我が家はみかん農家だった。今は勝手気ままな家庭園芸。その結果、散髪屋さんが合間に作ってる柑橘類を貰う立場になった。お返しにと、12月と3月に漬けた大根の麹漬けを2種類届けた。

<三宝柑:味はサッパリで種が多いのが特徴。名前の由来から、お供えなどにも珍重される>