紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

血液検査結果 我がメンタルの脆弱さ でも良かった・・・

2018年09月08日 | 田舎暮らし&家族

定年後、最低年1回は詳しい血液検査をお願いしている。近所の病院の血液検査は「日本医学臨床検査研究所」に送るので検査結果は数日後でないとわからない。今日は、先日に採取した血液検査結果を聞きに行った。

検査結果では、中性脂肪と血糖値が基準値を超えていた。が、内科担当の院長から言われた。「これ、オーバーしてるけど朝食をしてから血液採取したやろ。だから高くなっているんや」と。検査前の自分の適当さをお見通しだった。「それ以外は問題なし」とのことだった。

不安だったのは泌尿科の血液検査結果だった。PSAという血液検査の項目がある。何年も前から基準値は超えたまま。基準値を超えると「前立腺がん」の疑いがあり、生検で数か所を切り取り細胞検査する。

既に1回、医大に検査入院し生検したが悪性ではなかった。その時、診察した医師からは、「生検は数カ所を部分的にしか切り取って調べていないので、切り取っていない場所がどうなのかはわからない。今後、定期的にPSA検査をして推移を見守る必要がある」とのことだった。以来、年3~4回はPSA検査をしている。

近所のこの病院に常設の泌尿科はないが、週1回、和歌山市の日赤病院から泌尿科部長が診察に来てくれるので診てもらっている。前々回は数値が跳ね上がってビックリしたが、前回はやや下回ったので様子をみることになっていた。今回の数値次第では、日赤病院まで行って生検を受けることになるので、不安一杯だった。

何と、ここ2年間で最も低い数値だった。基準値は遥かにオーバーしてるにもかかわらず、数値の下がり具合に小躍りしたい気分だった。その雰囲気が伝わったのか、先生から、にこやかな表情で「良かったですね」と。

受付で会計を済まそうとしていると、顔なじみの女性が「台風、どうでした」と声をかけてくれた。

「家は無事やった。町内で停電しなかったのは我が地区だけだったみたい。日頃の行いが良かったのかも・・・」 「それよりも、今日は食事でも奢ってあげたい気分や。検査結果が良かったので日赤病院へ検査に行かんでもようなったんや! 気分は上々や」 来院時とは打って変わって饒舌になっていた。

雨が降ったり止んだりのスッキリしない天気だったが、気分はスッキリしていた。一方で我がメンタルの脆弱さを痛感した・・・