紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

山頂の「ぶどう園」 台風の影響を受けていた

2018年09月13日 | 旅行・街歩き・お店・写真

台風が過ぎてから9日目。近くにある標高約500mの千葉山山頂まで「軽トラ」でドライブした。

山頂へは一気に登るので坂道とカーブの連続だが、観光バスも入れるようにと片側1車線の広い道路が続いているので、対向車に神経を使う必要がない。我が家から山頂までは約15分と近く、見晴らしもいい。

途中、段々畑のミカン園をチラ見しながら登って行くと、台風で傷んだ木々を始末しているのか畑の中で作業している何人かの人を見かけたが、殆どが後始末を終えていた様子だった。

山頂では、いくつかの「ぶどう園」が開園していた。その1つに立ち寄った。ご年配の園主がいた。

台風被害やお互いに住んでる地区の話になった。「ぶどう園」も台風被害を受けたらしい。園内を見渡すとやや葉が少なく葉色も悪い気がしたが、袋かけした「ぶどう」が思いのほかたくさんぶら下がっていた。我が軽トラをみて農家と思ったのか「みかんの被害は?」と尋ねてきたので、「みかん山は山林になってる。今は家庭園芸しかしていない」と。

「せっかく来たので、1kg買わしてもらう」

「これから採ってくるので、これ食べて待ってて」


<サービスで出してくれたブドウ:今年は干ばつが続いたためか、ものすごく甘かった>

 

<立ち寄ったブドウ園>

 

採りたてのブドウを1kg買った。帰ろうとしたら、「これ、傷物やけど」と袋掛けしたブドウを2房入れてくれた。田舎の人、有田の人は気さくでいい人ばかり・・・ 

ブドウを食べさせてもらったばかりか、帰りにもブドウを戴いて・・・立ち寄ったのが申し訳なく思えてきた・・・


<買ってきた1kgのブドウ:家内曰く「孫達が大好きやから冷蔵庫に入れとく!」>

 

<貰ってきたブドウを房から外し洗ったところ:自分達が食べる分>

 

<山頂の風車>

 

<途中、標高約400mからの眼下の景色:有田川・高速道路がみえる>

 


台風で落下した柿 ようやく片づけた 気の毒すぎる!

2018年09月13日 | 家庭園芸&直売所

家庭園芸で作っている柿3本。台風21号の猛烈な風に揺さぶられ、枝が折れたり果実が落下したり。

今秋の収穫を楽しみに、鈴なりの幼果を摘果したり、干ばつには灌水したり、枝が折れないようにと支柱で支えたりと手塩にかけて育ててきた柿だけに、その無残な姿に片づける気力さえなくしていた。

ざっと見渡したところ、全体の3割ぐらいの柿が落下していた。今年、初収穫で楽しみにしていた「大秋柿」は、わずか2個しか残っていなかった。

自然の恵みで育つ農作物は、一方で台風や猛暑や干ばつや大雨などに見舞われるのも宿命。台風が去ってから9日目の今日、ようやく気を取り直し片づけた。

<成育半ばで台風に振り落とされた気の毒な柿達:中には台風20号で落下した果実も混じっていた>