娘婿が、生まれて10日余りの「我が子」に会いに来た。
来る早々、『これっ 売上協力を頼まれたんで買ってきた。お父さんとお母さんで食べて』と。
包みを開けると、スーパーではお目にかかれない分厚いステーキにビックリ。シールも貼ってなかったので聞いた。
『ウン いいところを切ってもらったんよ。100g1600円のところやから柔らかいはず』と。
隣の長男家族にも牛肉を届けたとのことだった。売上協力という名目の娘婿の気遣いだった。
ステーキを焼くのは、いつも自分の担当。
家内に言った。「こんな分厚いの焼いたことない。うまく焼けるやろうか・・・」
家内が言った。「店で売っているの、この半分の厚さやし、1枚を2枚に切ったらたくさん食べられるし・・・」
せっかく、わざわざ分厚く切ってもらってから持って来てくれたのに申し訳ない気もしたが、焼き加減がわからんし・・・
家内の言うように1枚が2枚に増えると得したような気分になるしで、そうすることにした。
我が家では買うことのない高級ステーキ。テレビでしか見たことのない分厚いステーキ。食べつけてないものを貰うと、アタフタするばかりだった。
とりあえず、貯蔵することにした。楽しみだー!