紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

スイカ畑:アライグマ・イタチ等の害獣対策

2021年06月21日 | 家庭園芸&直売所

スイカがたくさん肥大化しつつあっても手放しで喜んではいられない。食べ頃になったスイカをアライグマやイタチなどの害獣からどう守るかで、夏の楽しみ:「スイカ三昧」が大きく左右される。

昨年の記録によると、6/26に1回目の被害にあっていたので、早々に害獣の防御対策をした。

 

・・・我がスイカ畑の害獣対策・・・

1.全面ネット:前年の施設を継続使用

2.ネット下部を二重化

昨年、全面ネットの下部を止めてある抑えピンと抑えピンの間の土を掘って侵入されたので、さらに防虫ネットを重ねて張り、掘れないようにした。

<全面ネットと防虫ネットで二重防御>

<防虫ネット下部にパイプを乗せて抑え、パイプが動かされないよう石やブロックで支えた>

 

3.センサーで感知し、『フラッシュ・威嚇音・音波』を出す威嚇器を設置した。

「全面ネット」「防虫ネット」だけでは不安なので、威嚇器も設置した。

昨年、徘徊してきた害獣がフラッシュと威嚇音に驚いて逃げ去った様子が監視カメラに映っていたので、今季も効果を発揮してくれると思っている。

ただ、電源ON/OFFや威嚇方法や音量を変更するには、8箇所のネジをドライバーで開け閉めしないといけないのが面倒すぎる。

スイカ畑に入るときは音が鳴りっぱなしになるので、センサー感知されないよう威嚇器の向きを変えたりしている。

また、防虫ネットが風で揺れたりするとセンサーが反応するので、強風の日はお休みしてもらっている。

なお、電源はソーラーなので便利だが、雨天続きだと充電不足になる可能性も・・・

 

4.害獣が徘徊してくる様子や威嚇器を確認する「監視カメラ」も設置した。

害獣防止にはならないが、やってくる害獣種類や行動パターンや威嚇器への反応の様子が観察できるので、防御効果や今後の対策には不可欠。

この機器は使い勝手がいい。

監視時間帯を自由に設定できるので、19時から翌朝の5時までセンサー感知するようにしている。

センサー感知した時の録画時間も設定できるので、1回の検知毎に1分間録画するようにしている。

白黒だが、夜間でも害獣の様子が撮影できるので重宝している。

感知し作動したかどうかの確認も、2か所の留め金を外せば撮影した動画がファイル単位でみられるし、マイクロSDを取り出せばパソコンでもみられる。

電源の電池が長時間使えるのもいい。

雨天関係なく、野外のどこにでも設置できるのもいい。

 

昨年、スイカ畑にやってきた害獣(監視カメラ映像より)

A.アライグマ:親子連れ

動画でみると、もう一匹、後ろにいたので、親子連れ4匹だった。

顔や尻尾の模様などからアライグマ。動画で見ると、3回、ネットの周囲を回り、あきらめて去っていった。

 

B.アナグマ?

アライグマでもイタチでもない・・・アナグマ?

動画では、このあと、威嚇器のフラッシュや音が作動すると、驚いて逃げ去った。

二重ネットや威嚇器設置前の別の映像では、この映像と同じ害獣がネット内で動いている様子が映っていた。下から土を掘って侵入していたのは奴だった。

昨年の被害は、映像やスイカの食べ方からもアライグマではなく、奴の仕業だった。

 

・・・・・・・

『スイカ三昧』したいがために、あの手この手で懸命に防御対策を講じているが、これで害獣から完璧に防御できるかどうかはわからない。

もし被害にあえば、奴らの手口を分析し次なる一手を打つしかない・・・

今は、そうならないことを祈るだけ・・・