城郭 長谷川博美 基本記録

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城の基本 犬走の重要度

2023-04-03 03:09:33 | 社会観察

城の基本 犬走の重要度

見学会は電話予約出来ます。

◆質問者

城の犬走を大事と私

思いません意味ない

彦根城の犬走など私

は絶対に見ません!

◆対談者

有る物を無いと言うは嘘ツキ

信号を見ない人は交通違反者

犬走を見る行為こそ城見学!

犬走を見る事こそ自然な人!

◆世話人様

城の先生は人ではなく現実が

私の先生と言える現実を直視

◆長谷川

素直ありのままの城址を見学

する為に初心者の素朴な心

一番大切、城歩会の宮本さん

が足利義昭が大和から一時的

に逗留したとされる和田城址

の犬走を丁寧に歩かれる姿が

実は犬走見学こそ城郭見学の

基礎であり基本と言えます!

◆一般様

すごいですね!宮本さんは

チヤンと犬走を指さし確認

認識されてます城歩会こそ

余呉城郭研究会の根源組織

であると聞いております!

是非このワンラク上の城歩会

入会したいと常々思います!

 

◆世話人様

それは美濃竹中氏陣屋を探訪

しても犬走を見なければ城郭

見学とは言えないと私は思う

長谷川先生城郭見学の本質は

初心者である事が根本理念

上達の基礎の根本と言われる。

▼犬走りリンク記事は重要!

城をきわめる 城と砦の基本犬走 - 城郭 長谷川博美 基本記録

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城郭研究の深さ テレビ宣伝の深さ - 城郭 長谷川博美 基本記録

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◆体験者ある城に行きました。私は他所の会で犬走と言う遺構を教えらていなかった長谷川先生は城や砦の輪郭を成している犬走

りを見学しようと言わたが全然興味無かった先生の...

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◆長谷川

余呉城郭研究会の皆様達も

やはり犬走を見学する基礎

を身に付けておられます。

▼長浜市余呉別所山砦犬走

◆反論者

城址の犬走など見なくても

良いと先輩が言われました。

◆世話人様

あらそうかしら?雛祭は既に

終りましたが御雛様達の舞台

は雛壇が基本でしょう?雛壇

を無視して雛祭りは語れない。

雛祭りの基本は雛壇でしょう。

城郭の基本はやはり犬走です。

 

◆長谷川

世の中には

犬走りだけで構成されてる城

を100城計測した人の主観と

犬走全く無視し見学しない人

の城の評価は全く異なります。

▼小谷城三段石垣の犬走

◆みんな

主観が全く異なる事だ犬走り

無視派なのか犬走認識派かで

大きく城の評価が変わります。

城見学会は現実を見る行為だ!

◆長谷川

例えば犬走で構成された磯山

城を小さな城と評価する人々

や南北1キロもある巨大城域

を持つ彦根城を磯山に建築す

る稟議書を井伊氏が徳川氏に

提出した事等これは磯山城址

が巨城を建設するだけの充分

な面積の遺跡である事からも

解ります。その第一目標たる

遺構はやはり犬走だと言える。

もし磯山城に行って巨大な

城址と認識出来ない貴方は

犬走と言う城の基本遺構の

見学の仕方を知らなかった

事になります。八幡山城へ

行き犬走を見逃したら城見

見学者でなく城観光の人間

 

▼左下八幡山城出丸犬走り

 

◆長谷川

私は人気が全くなくて勿論

弟子も全も全くおりません

もし弟子が美濃竹中氏館を

見学に行って犬走が無かっ

と私に報告したらば私は即

もう一度勉強の為に見に行

つて下さいと助言します。

見直し反省こそが城見学者

城自体が貴君の先生です!

◆長谷川

犬走は土木工法の基礎なのです。

斜面の矩面「のりめん」を保全

する基礎であり美濃国分寺跡の

回廊にも犬走が敷設されてます。

これ見逃したら遺跡見学者失格。

◆長谷川

勿論日本古来の古墳にも矩面に

犬走りが存在する事は基礎事項

◆質問者

堀切や曲輪が存在するものが

城郭と言う僕の概念なですが?

 

◆長谷川

鴨の子供の集団は不幸にも母

鴨が亡くり飼育係のオジサン

の引張る車オモチャに追尾す

する習性を持っています。

て見た事聞いた事を親とも思

うのが動物の本能や習性です。

貴方は堀切が無ければ城郭で

はないと何かの本で読んだ事

が基礎基本なしてる。城自体

を見る事より図書の内容自体

の信奉暗記の文字人間と言う

なります堀切のない城郭

は日本に多数ありこれ現実!

貴方は現実を見て学ぶ人間か

評判や風説だけで城を選んで

いるカタログ型人間と言う事

が言えます。図書を多数読む

事は良い事でしよう。しかし

現実の城を現地見学して現地

遺構を現地で自ら読み取れる

城郭遺構読み取とりスキルの

主体性を持っていないと本当

に巨大な規模の城郭を認識で

きないカタログ型の形式優先

人間となり本当に巨大な遺跡

を見た時の感激や感動体験が

出来なくなるかもしれません。

 

 

所在地:東近江市上岸本町 旧:愛知郡愛東町上岸本

区 分:愛知川河岸段丘郭

築城者:高岸四郎範高、岸本左馬允

改城者:柴田勝家など織豊武将か

築城:室町期か

改築:織豊期…天正元年頃(鱠江城攻撃時) 永禄11年頃か

 

◆田畑氏

愛知川の河岸段丘に小さな小さな

ミニサイズの小さな城跡あります

こんな砦は見る価値がない砦です。

 

◆長谷川

私の評価は田畑氏とは異なります。

上岸本、中岸本、下岸本等の集落

がありますが、険しい上岸本段丘

上に築城された繊細な縄張の城だ

と私は思っています。何故ならば

上岸本城を昔実測した時に非常に

繊細で高度な平面構造を持っ城址

で長谷川からみると城郭遺跡とし

は上位の技巧を有する遺跡です。

もし貴方がインターネット記事

を鵜呑みにして上岸本城小さく

シボイ城と即断されたらネット

記事に左右された心の人と言え

ます。例え小さいと評価されて

も上岸本城の土塁は鯰江城への

防備を施した様子が現地遺構か

ら読み取れます。これ現地観察

と言います。この砦はどの方向

に対峙して築城されたのか読み

取る能力を自らスキルとして身

に付けて下さる事を期待します。

▼鯰江城に向け敷設された土塁

◆城歩会 上岸本見学会 東側堀底と土塁

▼上岸本城 北側堀底跡写真

◆長谷川

城を計測すると西に更に堀溝

が続いておりこの城の規模は

大きいと言わざるを得ません。

 

▼上岸本城 西堀切 写真

コメント
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