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止まらぬ円安>人材も投資も「日本離れ」が加速:1ドル=150円突破

2022年10月21日 23時29分49秒 | 天候のこと



止まらぬ円安、1ドル=150円突破…人材も投資も「日本離れ」が加速

[新聞ウォッチ]

10/21(金) 8:57配信


日本銀行

円相場が、東京外国為替市場でも大きな節目となる、1ドル=150円台まで一時下落した。バブル期の1990年8月以来、約32年ぶりの円安水準を更新したそうだが、年初は1ドル=115円台だったので、10か月足らずで35円も円安が進んだことになる。

 [写真:辞任を表明するトラス英首相]

 もっとも、政府・日銀が、1ドル=145円をつけた9月22日には24年ぶりの円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったが、10月3日には145円を再び突破。今月中旬からは、日を追うことに1円近いペースで急落しており、為替介入後わずか1か月足らずで5円以上も下落したことになる。 

きょうの各紙の1面トップ記事は、読売と産経は「トラス英首相辞意」を、東京は「国内感染『下げ止まり』、専門家『第8波の到来懸念』」だが、朝日、毎日、日経の3紙は「円安1時150円台、32年ぶり水準」と報じた。 

また各紙は、総合面や経済面などにも「円安底なし」関連の記事を取り上げているが、読売は「円安流れ止まらず、輸入額増、経済へ懸念、家計負担8.6万円増、低収入ほど打撃」。

毎日も「政府『介入』手詰まり」とのタイトルで、「急激な円安進行は輸入コストの増加に伴う物価上昇を招き、家計への負担もじわりと重さを増している」などと伝えている。

 ◆企業の中間決算発表が控える 

さらに、朝日は「弱い円際立つ下落」との見出しで「『日本人離れ』人も投資も」。日経も「行きすぎた『安いニッポン』が人材や資本の日本離れを招き、国力の一段の低下につながるリスクをはらむ」などと警鐘を鳴らす。

 気になるのは、円安はどこまで進むのか。市場ではさらに円安が加速するとの見方もあり、次の大きな節目は、1990年4月につけた「1ドル=160円台まで下落する可能性も排除できない」(産経)とのエコノミストのコメントも伝えている。

来週から2023年3月期第2四半期の中間決算発表が本格化するが、たとえば、トヨタ自動車は、ドルに対して1円の円安で約450億円、ホンダや日産自動車も120億~130億円の営業利益を押し上げる要因となる。

 2022年10月21日付

 ●トラス英首相辞任へ、大型減税巡り混乱、就任1か月半(読売・1面) 

●円安150円32年ぶり、日米金利差を背景(読売・1面) 

●三菱電機不正新たに70件、計197件、現旧10役員処分(読売・8面) 

●トルコ電気バス、日本市場を調査(読売・9面) ●岐路のサプライヤー、EVシフト加速「自前には限界」(朝日・9面) ●テスラ、売上高が過去最高(朝日・9面) ●米国内EV電池増産、補助金4200億円交付へ、レアアース「脱中国」加速(毎日・6面) ●ダイハツ7車種8万台リコール(産経・26面) ●都内感染「下げ止まり」東京でも旅行支援開始(東京・1面) ●連合、5%賃上げ要求、物価高で28年ぶり高水準、春季労使交渉(日経・3面) ●「自動運転専用タイヤ開発」ブリヂストン石橋CEO(日経・13面)
レスポンス 福田俊之


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BioJapan2023、開会式です

2022年10月21日 13時03分27秒 | 日々の出来事
今日から、金曜日までパシフィコ横浜です🍀

BioJapan2022の 出張の記録です

BioJapanという製薬系の業界団体が主催で、横浜市と神奈川県が共済なので
その他、経産省、厚労省の課長級の官僚、経団連、そして、ファイザーやアストラゼネカなどの役員級の講演がつづきます。なかなか、壮観な展示会です。



10/12/2022
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【速報】1ドル=150円台に突入 約32年ぶりの円安>凄い動きです!

2022年10月21日 09時03分10秒 | お金のこと


【速報】1ドル=150円台に突入 約32年ぶりの円安

>ここ数日で145円から150円と、
こんな急激な動きは見たこともないです。
これは、やばいことになりますね!

2022/10/20(木) 17:48:22.

円相場が一時、1ドル=150円の大台に突入した。

20日の東京外国為替市場の円相場は、午前中から150円に迫る勢いで円安が進んでいたが、さきほど150円台をつけ32年ぶりの円安ドル高水準を更新した。

 政府・日銀は、9月22日に円買いドル売りの為替介入に踏み切ったが、日本とアメリカの金利差拡大を意識した円売りに歯止めがかからない状況が続いていた。 


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コロナショックで「非正規切り」…過去最大の被害を及ぼす可能性

2022年10月21日 03時03分40秒 | いろいろな出来事
コロナショックで「非正規切り」…過去最大の被害を及ぼす可能性


4・9・2020


108兆円の経済対策を実施する。大変な困難に直面している家庭、中小・小規模事業者に6兆円を超える現金給付をする。雇用を守りぬく――。

安倍晋三首相は、4月6日、緊急事態宣言の発令を表明するとともに、過去最大の経済対策を実施、家庭や個人、中小事業者に目配りすることを明らかにした。

事業規模は国内総生産(GDP)の約2割に相当、リーマン・ショックの09年4月に打ち出した約57兆円を大きく上回る。

だが、過去最大規模は新型コロナウイルスがもたらす破壊力の大きさを示すとともに、リーマンから11年で日本の社会構造と雇用環境が変わり、セーフティ・ネットによって救わねばならない層が急増していることの表われでもある。

世界の二極化、非正規化

2極化は加速度的に進み、世界の資産額10億ドル(約1100億円)以上の超富裕層が、毎日25億ドル(約2500億円)も資産を積み増す一方で、世界の半分を占める貧困層は毎年約10%、資産を減らしている。

もはや中流国ではなくなった日本の雇用環境は、年々、増える非正規雇用が約4割に達し、雇用契約が脆弱で収入保証のない広義のフリーランスは約1100万人となった。

ネットアプリで仕事にありつけるギグ(単発仕事)ワーカーは、雇用に自由度と開放度をもたらしたが、個人事業主として首切りは容易で事故の際の補償もない。

「安定」の象徴の公務員でさえそうで、国家公務員の非正規化が進められた結果、厚労省の53%が非正規で、「PCR検査遅延の原因」とされる保健所の数は、この17年間で45%減少、472カ所となった。

20年以上、緊縮財政を続け、グルーバル環境のなかIT化、ネット化、AI化が進んだ結果、優勝劣敗の法則に従って、最低賃金制度の底辺に張り付く層が増え、貯蓄ゼロ世帯が3割に達する。

企業がそれぞれに直面するグローバル競争のなかで、貧困化する社会を容認したのが政府である以上、コロナ・ショックという誰にも太刀打ちできず、誰より弱者に襲いかかる災厄に立ち向かうのは政府しかない。

「こぼれ落ちた層」は救えるのか

では、過去最大の個人にも留意した経済政策で「こぼれ落ちた層」は救えるのか。

リーマン・ショックの際は「年越し派遣村」の事務局となって、解雇された派遣労働者の受け皿を作って問題提起、コロナ・ショックの今、非正規、パート、フリーランスの“駆け込み寺”となっている全国ユニオンの鈴木剛会長に聞いた。

――リーマン・ショック、東日本大震災など過去に幾つも大きな危機に立ち会ってきましたが、今回の衝撃度はいかがですか。

「3月7~8日にホットラインを開設、いろんな相談を受け付け、今も電話はひっきりなしに掛かってきますが、限られた職種ではなく、全産業が例外なくダメージを受け、非正規切りに入っている印象で、過去最大の被害を及ぼす可能性があります」

ホットラインに寄せられた声は切実だ。

「微熱が続いているので医師からは休むようにいわれているが、派遣先からは37.5度以上でなければ出社しろといわれている」(派遣の女性)

「倉庫内で梱包作業をしているが、2月5日から16日まで休業になったものの、休業手当が支給されない」(派遣の女性)

「スポット派遣で週5日働いていたが、時期とコロナの影響で週1日しか働けない。仕事が出来るようにして欲しい」(派遣の男性)

「コロナの影響で仕事がなくなったが、請負契約なので補償がない。3月は少し、4月以降のメドが立たない」(請負の男性)

「正社員は有給で休みにするが、パートはないといわれた。仕事はなく、このまま無給が続くと生活が苦しい」(パートの女性)

派遣、請負、パートは正社員雇用のための防波堤。まず、ここからカットしている。殆どが、仕事が欲しくて我慢しているが、もちろん、労働者の権利無視は許されない。




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あえて危険な台風の中心を目指す海鳥「オオミズナギドリ」 彼らはなぜ”台風の目”に向かうのか?

2022年10月21日 00時03分27秒 | 天候のこと
あえて危険な台風の中心を目指す海鳥「オオミズナギドリ」 彼らはなぜ”台風の目”に向かうのか?


2022/10/21(金) 21:06:34.

あえて危険な台風の中心を目指す海鳥「オオミズナギドリ」 彼らはなぜ”台風の目”に向かうのか?

 オオミズナギドリ「俺たちは逃げないよ…」

 台風の襲来は、隠れる場所のない外洋でほとんどの時間を過ごす海鳥にとって、死活問題です。

 現に台風が去った後、浜辺や陸地のそこここで、海鳥の亡骸が散見されます。

 とすれば、海鳥の多くは、台風の襲来に合わせて、どこかに飛び逃げるか、安全な陸地に身を隠しているはず。

 ところが、英スウォンジー大学(Swansea University)の最新研究により、日本近海に生息する「オオミズナギドリ」は、通過する”台風の目”に向かってまっすぐ飛んでいくことが判明したのです。

 なぜ、彼らはわざわざ危険度の高い台風の中心部に向かっていくのでしょう?

 単なる自殺願望のあらわれなのか、それとも、生き延びるための大胆な戦略なのでしょうか?

 研究の詳細は、2022年10月11日付けで科学雑誌『PNAS』に掲載されています。

<略>

台風に近づく方が安全なワケとは?

シェパード氏は、この大胆な行動について、「台風の追い風に乗ることで、内陸部に吹き飛ばされるのを回避している可能性が高い」と指摘します。
北半球で、台風は反時計回りに回転しながら北上します。

たとえば、ここで台風の「向かい風」に乗ってしまうと、オオミズナギドリは陸地の方に吹っ飛ばされて、地上に墜落したり、障害物に衝突したり、あるいは、飛来する物にぶつかる危険性が高まるのです。

そこでオオミズナギドリは、台風の「追い風」に乗ることで、日本海側の陸地に近づくのを避けていると考えられます。


台風の風は中心部に向かって渦を巻きながら吹いています。

”台風の目”にわざわざ近づいていったオオミズナギドリは、台風の接近時に、”台風の目”の移動コースと、日本列島の陸地に挟まれている状態でした。
この場合に追い風に乗ると、その進路は自然に”台風の目”に近づくコースになると予想されます。

こちらは、”台風の目”とオオミズナギドリの移動を示した映像です。

1/6 New paper! Streaked shearwaters show an astonishing response to typhoons, flying towards the eye of the storm (bird tracks in colour, storm eye in black). Work w @ELCShepard @AndrewRossLeeds & Ken Yoda @PNASNews #ornithology #seabird @BES_Move_SIGhttps://t.co/J6R0iNv0yV pic.twitter.com/BLg6siDu7i

— Emmanouil (Manos) Lempidakis (@Manos69188358) October 4, 2022

この結果を見ると、オオミズナギドリにとっては台風の目に近づくことが台風を凌ぐための有効な戦略となっている可能性があります。

ただし、”台風の目”に向かって飛ぶという戦略は、おそらくオオミズナギドリのように、高速で飛行でき、強風にも適応した海鳥にのみ有効な選択肢である、と研究チームは指摘します。

米コーネル大学(Cornell University)の鳥類学者で、本研究には参加していないアンドリュー・ファーンズワース(Andrew Farnsworth)氏は「直感に反しているように見えますが、オオミズナギドリの生態からすれば、理にかなった戦略なのでしょう」と述べています。


実際現在のところ、他の海鳥たちでは同様の行動は見られません。
台風は空に生きる鳥たちにとっても危険な存在です。

今回の報告からは、種ごとに鳥類の台風対策が大胆に異なっていることがわかります。


飛行スタイルやエネルギーコストの異なる海鳥たちが、台風の接近やその規模、風の強さを、どのように察知し、どんな対策を取っているかを正しく理解するには、今後さらなるデータが必要となるでしょう。


ナゾロジー 2022.10.18 


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