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モテそうなのにセクハラをする男の歪んだリスク意識

2023年04月19日 23時03分32秒 | 女と男のこと
モテそうなのにセクハラをする男の歪んだリスク意識/鈴木涼美

淫行と情熱のあいだ/鈴木涼美高リスク高リターンの象徴がレザボア・ドッグスの強盗やカジノロワイヤルのポーカーだとして、低リスク低リターンが堅実なアルバイトだとして、どちらを選ぶ者の気持ちも状況も、人は共感しなくとも想像はできる。ただ、リスクだけ高くてリターンがないように見える行為というのもこの世界には結構あって、狭い道路でドリフトするとか、AV出るとか、それをしない人には理解不能に見えるけど、本人には常人の想像が及ばないリターンがあるとも考えられる。  


土や枯れ葉っぽい色の服を主に扱う人気アパレル会社の社長がセクハラ報道をきっかけに辞任した。ワインスタインこそハリウッド女優を抱いていたかもしれないが、近年の国内企業や役所トップのセクハラ騒動こそ、何も見返りなくリスクだけぶち上げた行為の代表格にも思える。  

仕事相手に「胸触っていい?」と聞いた件の次官にせよ、社員に「内緒だよ?」と送ったLINEが晒された今回の社長にしろ、「もちろん! 触ってー」と言われる可能性はほぼ皆無で、ホットラインに電話されたり、友人らに話されたりする可能性はものすごく高い。  

そう考えると彼らの目的は、快くおっぱいを出してもらうことではない。他人から見ると理解不能な見返りは性の分野で多いらしく、モテるのに風俗好きもいれば、お金があっても売春する女もいるように、戸惑う顔なのか背徳感なのか支配欲なのか、セクハラオヤジにも、意中の美女を射止めるとかではない極上のリターンと思っているものがある気がする。  

この社長、写真で見るより精悍な顔だというし、オカネモチだし、私は興味ない色味だけど一応オシャレな会社の社長だし、逆に女にモテておかしくないのだが、不自由していなそうな人が何故という反応は見当違いで、セクハラ発言が多い男はモテ経験がある場合が多い。(年収や地位が高いから結婚需要によって)かつてモテたとか、(国のお役人だから地方の接待では)女性にチヤホヤされたとか、そんな経験がリスク分析を異様に甘くした結果、彼らの曇った目ではノーリスク極上リターンになっている可能性は高い。 「なんでもかんでもセクハラ」と愚痴る声を聞くが、罰せられるべきは何も「女好き」な男ではなく、彼らのような「自分好き」が余りある行為である。恋愛とセクハラが別なのは当たり前だけど、単に気持ち悪い人とセクハラもまた別物だ。 

 私がたとえば行きつけの本屋の店主に「ずっと見ていました、愛してます」と長い手紙を送ったとして、受け手である店主は大変気持ち悪いかもしれないが、罪とは言えない。気持ち悪く生きる自由もまた私たちは持っているわけで、自分の受けた「気持ち悪い」口説き文句なんかをセクハラ報道に便乗して晒すような行為については、受け手側に改めるべき姿勢がある。  

あやまちはおそれずに進むあなたを見つめていたいと歌ったヒット曲があったが、愛しさと犯罪と気持ち悪さとの境目を意識せずに突き進むあなたを見つめているのは篠原涼子ではなく週刊誌かもしれないので、男女ともに、そのあたりの境界については原理原則を意識して過ごしたほうが良い。


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ネット中傷>「こんにちは」も許されず…知人に関するネット投稿「生涯禁止」、地裁が異例の判決

2023年04月19日 21時03分48秒 | インターネットにまつわるはなし

「こんにちは」も許されず…知人に関するネット投稿「生涯禁止」、地裁が異例の判決(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 


「こんにちは」も許されず…知人に関するネット投稿「生涯禁止」、地裁が異例の判決

4/19(水) 5:00配信
313コメント313件

福岡地方裁判所
 SNS上などに中傷や個人情報を投稿されたとして、福岡市の男性が知人に投稿禁止などを求めた訴訟で、福岡地裁(林雅子裁判官)が、男性に関する投稿を将来にわたって禁じる判決を言い渡していたことがわかった。インターネット上の投稿の趣旨を限定せず禁じるのは異例。識者は「表現の自由を不当に制約するおそれもある」と指摘する。

 14日付の判決によると、男性は知人を貶(おとし)める内容の書面を自宅に送るなどの迷惑行為を行い、知人も男性を中傷する投稿を繰り返してトラブルとなっていた。知人は、第三者が閲覧できるLINEやグーグル検索で表示される公的施設の口コミ欄に投稿し、男性の氏名や住所、電話番号などの個人情報を書き込んだほか、「ストーカー」といった中傷にまで及んだ。知人が男性の迷惑行為に対する損害賠償を求めて提訴し、男性が反訴していた。

 判決は、知人の十数件の投稿は名誉毀損(きそん)やプライバシー侵害に当たると判断。「男性が自宅で安心して生活することが困難になった」として知人に33万円の支払いを命じた。

 その上で、「知人が今後も同旨の投稿をする蓋然性は高く、名誉やプライバシーが侵害されるおそれは継続している」と指摘。知人に対し、「氏名、住所、電話番号、所属団体等の記載を含む男性に関する投稿をしてはならない」と命じた。平穏な生活を妨害したとして男性にも11万円の賠償を命じた。

 ネットの中傷問題に詳しい神田知宏弁護士は、「投稿の事前差し止めは極めて異例」とした上で、「『○○さん、こんにちは』でも許されないことになり、表現の自由を不当に制約している」と懸念を示した。



https://news.yahoo.co.jp/articles/478e83943ba11f7543ed84c16954cbe1a339c591
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岸田首相襲撃で各国の不安加速…自前の警備を引き連れてきたら広島サミットは大混乱!

2023年04月19日 13時03分07秒 | 事件と事故

岸田首相襲撃で各国の不安加速…自前の警備を引き連れてきたら広島サミットは大混乱!(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース 





岸田首相襲撃で各国の不安加速…自前の警備を引き連れてきたら広島サミットは大混乱!

4/19(水) 9:06配信
14コメント14件



G7広島サミットの会場近くで行われた海上警備大規模訓練(C)共同通信社



「サミットは大丈夫なのか」  

衆院補選の応援に訪れた和歌山県の演説会場で爆発物を投げ込まれた岸田首相がイラ立ちを募らせているという。 

岸田首相が襲撃された「雑賀崎漁港」は“日本のアマルフィ” 地元住民はイメージ悪化を懸念 「総理は事件直後に平然と散髪に行ったほどで“鈍感力”には定評がありますが、今回の事件で当事者意識が芽生え、何としても成功させたいG7広島サミットの警備体制が急に心配になったようです」(官邸関係者)  


自分がテロの標的になれば、不安が増すのは当然だ。16日も公邸でのぶら下がり取材に対し、岸田首相は「日本全体として最大限、安全に努めなければならない」と、サミットの安全確保を気にしていた。 

 今回の事件を受けて、警察庁はサミットの警察官配置を増強するなど警備の強化を全国警察に指示したが、安倍元首相が昨年銃弾に倒れてから1年も経たずに同様の事件が起きたことで、海外でも日本警察の警備への不信感は高まっている。 

 英BBCが「安倍元首相が選挙運動中に射殺されてから、日本では政治家の安全確保に不安を感じる」と伝えるなど、多くの海外メディアが岸田首相の事件を安倍銃撃と関連付けて報じた。

アメリカも韓国も…信用されない日本警察



大統領の警備隊CATが警備していた?(韓国の尹錫悦大統領夫妻と岸田首相夫妻=内閣広報室提供)

「日本の警備が信頼されなくなり、訪日する海外要人が自前の警護隊を引き連れてくることが常態化するのではないか」と話すのは某県警の警備担当者だ。 

 米大統領が他国を訪問する際、身辺警護にあたるシークレットサービスを自国から100人規模で連れて行くことは知られている。大統領専用車「ビースト」や警護車両なども事前に送り込む。他国の警備をまったく信用していないからだが、日本の場合、米国以外の首脳警備は基本的に日本警察が担ってきた。 

 しかし、今年3月に韓国大統領が来日した際は、銀座での“オムライス外交”を中継する映像に大統領警備隊(Counter Assault Team)の姿が写り込んでいると話題になった。銃器こそ構えていなかったが、「CAT」のロゴが入った軍装で周囲に目を光らせていたのだ。 

「見えないようにしているが、武器を携帯しているはず。広島サミットでも、日本の警察を信用できない参加国がそれぞれ自前の警備隊を連れてくると言ったら、日本政府は許可するのでしょうか。現場は大混乱になりますよ。各国の部隊が自国首脳を守ることだけを念頭に動き、統制がきかなくなる。それに、不測の事態が起きた時に他国部隊とどうやって意思疎通をはかるのか。かえって会場の安全確保が難しくなりそうです」(前出の警備担当者)

  広島サミットまで1カ月。無事の開催を願うしかない



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知床遊覧船・社長、ベテラン船長(給料月30~35万)を全員解雇していた 代わりにバイト集めれば15万~20万くらいで安く済むため

2023年04月19日 03時03分37秒 | 事件と事故
2022/04/26(火) 13:15:11

知床遊覧船・社長、ベテラン船長(給料月30~35万)を全員解雇していた 代わりにバイト集めれば15万~20万くらいで安く済むため


https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000252710.html?display=full

乗客乗員26人を乗せた観光船『KAZUI』が、知床の海で消息を絶ってから3日目を迎えました。これまでに11人の死亡が確認され、15人の行方が分かっていません。

関係者に話を聞くと、運航会社の安全管理に疑問を呈する声も聞こえてきました。

去年3月に運航会社を解雇された元従業員は23日、『KAZUI』が出航する直前に船長と話したといいます。

運航会社の元従業員:「(船長に)気をつけろよって。初めて出るからさ。船のところに行って、運転席のところに行って、波があるから気をつけろよって。(Q.かなり波も高かった?)いや、ない。その時は。出て行ってもいいけど、午後から悪くなるからって。急に変わる。行きは何ともないけど、帰りは怖いんだ」

『KAZUI』が、ウトロ漁港を出航したのは23日午前10時。知床岬で折り返し、午後1時に戻る3時間のコースでしたが、午後1時20分ごろ、カシュニの滝付近から「船首が浸水した」と救助を要請。そして午後2時ごろ「船首が30度ほど傾いている」と伝えたのを最後に連絡が途絶えました。

別の運航会社の船長:「やめといた方がいいぞとは言った。『はい』とは言ったけど、そのまま(出航した)」

知床半島のオホーツク海側沿岸では、午前10時までは比較的、風は弱めでしたが、午後1時には、沖合で風速15~20メートルもの風が吹いていたとみられます。

『KAZUI』の運航会社を知る人によりますと、2~3年前に社長が代わり、社員にも変化があったといいます。

運航会社を知る人:「一流のベテランばっかり4~5人いた。船長も責任者が4~5人いた。それを(社長が)全員解雇した。経験のあるものは給料が月30~35万になる。でも全員解雇してバイトを集めれば、15万か20万で頼める」
(略)




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