㉒NYトップ・オブ・ザ・ロック展望台

NYで美しい夕日を観るなら「トップ・オン・ザ・ロック」の70階の展望台ということで

前日にネットで時間指定予約をして上ってきました。

行く途中に五番街を完全に閉鎖して開催されていた「コロンブスデー」のパレードに遭遇

日没まで間がある5時30分に入場したのですが

5時から完全に陽が沈むまでの間は入場料は10ドルプラスされます。

こちらもシニア料金があります。

これから旅行するという65歳以上の方の参考になれば（笑）

NYで人気の三大展望台の中でも（エンパイアステートビル、ワンワールドトレードセンター）

セントラルパークの全貌が見渡せるのはこちらの展望台だけとか・・・

ワンワールド・トレードセンタービルエンパイアステートビル

70 階にある屋外展望台には安全柵がないのできれいな写真が撮れるのも人気らしい～～

自由の女神

日没の時間が近づくと展望台にはぎっしりと人が詰めかけ身動きできないほどに・・・

待ちくたびれた頃にやっと日没がゆっくり始まりました。

階下に降りるとロックフェラーセンターの広場でスケートをしている人たちが

アイススケートかしらと思ってみると

ローラースケート靴を履いていました。

11月終わり頃の（サンクスギビングデーの翌週に点灯）

毎年恒例で私たちもテレビニュースでお馴染みの

大きなクリスマスツリーが飾られることでしょう！

㉑NYセンとラルパーク＆MoMa（ニューヨーク近代美術館）

2020 年のNY滞在時は主人が手術後半年で体調もよいとは言えず

MoMa美術館はスルーしたので

今回は前回のリベンジで前日にスマホから時間指定で

入場券をカード払いで申し込みました。

11時30分の指定だったのでゆっくりホテルで朝食を済ませてから

セントラルパークに沿って五番街を歩いて行くことに！

途中にあった教会の日曜ミサに最初のさわりだけ参加（？）

受付で予約番号を見せチケットに交換してもらえば

指定時間前でも入場できるようです。

もちろん私たちはシニアチケットで入場です。

5階にある常設展を中心に見学して下の階へ

アートだけでなく、建築、インテリア、フォトグラフィーなど様々な分野が混在しています。

ティファニーのスタンドやゴッホの「星月夜」にモネの「睡蓮」など有名絵画が

美術館のイタリアンカフェでお昼にしました。

主人はマカロニ私はパニーニを・・・

カフェテリアスタイルなのでカウンターで直接オーダーすると

チップはいらないようで私たちのような旅行者は

テーブルに来たウエイターにオーダーしてチップもきちんと支払うことに（笑）

窓の外も絵になります。

中庭のスカルプチャーガーデンにはガーデンカフェもあって

ゆったりした空間でのんびりできそうです。

⑳NYタイムズスクエア

ミュージカルを観た後はホテルに戻りチェックイン!

夕方もう一度町に繰り出してみました。

ブロードウエイ通りの54丁目にあるホテルは

タイムズスクエアまで歩いて10分ほど・・・

夕方になると一層人並みも増えて賑やかです。

あちらにもこちらでもストリートパフォーマンスをしている人が

シニア夫婦は人混みをかき分けて

途中のデリカのお店に入って

夕食用の果物やサラダ仕立ての野菜にお水を買って

早々にホテルに引き上げました。

今回のNYでの夕食は三晩ともホテルの自室で

持参した三パックのレトルトご飯をレンジで温め

梅干しを入れ、のりを巻いたおにぎりを作り

市販のレンチンのおかずと野菜や果物で済ませました。

そのために各部屋にレンジとコーヒーマシーンに冷蔵庫が備え付けの

○○innと言われる安全なファミリー向けの大衆ホテルをブッキングしたのですが

こんな時期ですから日本で二食付きの高級旅館に宿泊できるような

料金になってしまったのには・・・・ちょっとあてが外れましたが～

⑲NYブロードウエーミュージカル（ライオンキング）

午前10時頃にホテルに到着してしまったので

チェックインの午後3時まで

とりあえず荷物だけ預かってもらい

タイムズスクエア近くにあるミンコフス劇場に

その日のチケットを買いに行くことにしました。

今回は迷うことなく初めから「ライオンキング」を観るつもりでした。

土曜日で午後と夜の二回公演があり風邪気味だったので昼の部を指定

運良く前列10番目ぐらいのど真ん中があるということで

予算をかなりオーバーしたのですが

ニューヨークに来ることも多分もうないかなと思いゲット

開場時間の1時半までの時間潰しをかねて

近くのイタリアンレストランでお昼ご飯を食べることに！

三連休の初日ということもあってレストランは大盛況！

ミートソースは大皿に盛られて3～4人分ぐらいの量なのにはびっくり・・・

頑張って二人で食べても半分以上残ってしまいました。

ウエーターに「もって帰る？」と聞かれたのですが

丁重にお断りして（笑い）

ライオンキングは年齢に関係なく楽しめる作品で

私たちの周りには幼稚園児や小学校低学年の子連れのファミリーも沢山で

オープニングで会場の後ろから動物がぞろぞろ出てくると

子供たちの興奮する声が響いて・・・

大人も子供も同料金ですから皆さんセレブなんですね（笑）

20年以上もロングラン公演をしているというライオンキング

お隣に座っていた杖をついた上品な老夫婦が言うには

昨日観ようと思って来たら満席だったので今日にしたと・・・

そしてこの日も満席でした。

華やかで楽しいミュージカルで最後まで飽きることなく堪能しました。

⑱下船・・・そしてマンハッタンへ

船のデッキにジョギングコースもあって

終日クルージングの午前中に何回かはウオーキングをしたり・・・

下船日にビュッフェレストランで最後の朝ごはんを食べていると

窓の外には自由の女神・・・

水先案内船に導かれてニュージャージー・ケープリバテイーへ入港

プールやジャグジーにも人影はなく旅の終わりです。

利用している人がいてもいなくても

一日中必ず赤い服を着た監視員がプールサイドに立っていたのですが…

個人旅行で一番苦労するのが空港からホテル

ホテルから空港までの足ですが

今回はニュージャージーのホテルへは無料空港シャトルバスで

ホテルからクルーズターミナルへは

ホテルが手配した有料のシャトルバスを利用できたのですが

マンハッタンのホテルまでの車の手配をしていなかったので

Uberを頼もうと思っていたのですが

ターミナルの外ではWi-Fiが繋がらず

高額なのは承知で待ち構えていた白（？）タクでミッドタウンのホテルまで

トンネル料+チップで140$でした。

セントラルパークに近いヒルトン・ガーデンイン・セントラルパークサウスに

無事に到着してこれから三泊します。

⑰船内のイベントとクルーズのファイナル

船内の劇場では毎晩のように何かしらショーが開催されているのですが

コメデイーは私たちには難解なのでパスですが

70年代に有名だったジャッキー・グリースンの息子だという

ボビー・グリースンのショーは馴染みのあるナンバーが多かったので楽しめました。

レストランでもコックさんの紹介やウエターがスイングしながら各テーブルを回って来たり

乗組員が一体になって乗船客を喜ばせるのは

他のクルーズ船でも同じようです。

パンデミックでクルーズも次々にキャンセルになって

船会社も苦しいのか出演料の必要ない乗組員がショーに出演していたり

献立の種類もウエイターの数も前回のクルーズより少なく感じたので

かなり工夫してコストを落としているようでした。

船内にアイススケートリンクがあって

クルーズ中に二日間、四回のショーがあったのですが

殆どのスケーターはショーのない日は

レセプションやバーテンダーや事務などの仕事をしているようです。

アイススケートショーは人気があって

時間前に並ばないと入場できないようですが

遅い時間帯(8時開演）の30分前に並んで横の席に座ることが出来ました。

テレビで観る国際大会とは違って

もちろん四回転はしませんが(三回転を成功させた人はいた)

直ぐ近くで観られるので

華やかな素敵な一時間のショーを楽しむことが出来ました。

クルーズ中は私たちが部屋を開けている間に

係のバトラーが朝、夕二回ベットを調え

毎日ではないのですが夜はタオルアートの動物を置いてくれます。

最終日は終日クルージングだったので

夜までに荷物の整理をしてスーツケースに詰め込み

番号が書かれたタグをつけてドアの前に出して置きます。

翌朝、ターミナルで同じ番号ごとに

ずらりとスーツケースが並べてあるという仕組みです。

⑯船内のディナー

食べた日付はランダムですが

5時から5時30分までの間に

決められた三層が吹き抜けになっているメインレストランのテーブルについて

その日のメニューの中から好きなものを選びます。

食べられるのでしたら何品選んでも良いのですが(笑）

メインレストランには行かずに(お腹が空いていなくて)

他で軽いもので済ませたこともありましたが・・・

私は前菜とメインとデザートの中から一品ずつ

なるべく毎日違ったものを選ぶようにしてみました。

レギュラーコーヒーはチャージされないのですが

夕方以降は珈琲は取らないので

デザートはケーキ以外をチョイスすることに！

シュリンプカクテルはプリプリとした歯触りであっさり食べられるので

オードブルの中ではお気に入りでした。

メニューにaged(熟成)Lambと書いてあったので

近所の肉の専門店で一度

食べたことがあった熟成肉と同じような

しっとりうま味がある薄切りのピンク色のラム肉を想像していたのですが

骨付きの大きな塊が運ばれて来たのでこれには周りの人も大笑い！

良く煮込んであって柔らかかったのですが

ボリュムがあって下側のお肉までは到達出来ませんでした(;^_^A

こちらはニューヨークステーキ

味つけも美味しく柔らかかったのですが半分ぐらいは骨.....

ロブスターは小さめでしたが(殻から身を外してくれます)

係のウエーターがもう一皿サービスしてくれたので

主人は量を食べられないので私が遠慮なく二匹完食しました。

⑮ハリフアックス（Nova Scotia,Canada）

セント・ジョンを出港して次の日は

終日クルージングでした。

この旅最後に寄港したのは

カナダのハリフアックスでしたが

この日はあいにく朝から冷たい雨で・・・

雨が降っていても同じ港に大型客船が他に2隻停泊していたので

観光客が次々に傘をさしたり合羽を着て

これまた港街にはつきものの急な坂道を上って

シタデルヒルと言われる丘の上にある

オールドタウンクロックまで急坂をめがけて歩いていました。

丘の上から下の道までやつと降りて来たら

ジーンズの裾もぐっしょり濡れてしまったので

カフェに入ってWi-Fiを繋ぎ暫く休むことに・・・

会計はUSドルは受け付けないというので

コーヒー二杯で10ドル足らずでしたがカード払いで

あてもなく歩いていたらビルの中にスーパーマーケットがあるのを見つけたので

お土産用にメープルシロップを購入

こちらもプラ容器は1リットル入りの大きなものしかなく

250cc入り瓶を3本だけ買うことに！

スーパーのレジの女性におすすめだという中華レストランを紹介してもらって

久しぶりにお米のお昼ご飯を食べることに！

ランチメニューの中から選んだのですが

春巻きもモヤシ炒めも美味しかったのですが

ワンプレートにてんこ盛りで二人とも半分も食べられなかった(;^_^A

隣に座っていたペルー人男性二人組は

船の乗組員と言う事で私たちの船室は何処か？と聞いてきたのですが

どうも話しがかみ合わないと思ったら

隣に停泊していたプリンス系の乗組員でした。

住まいはマイアミで航海に出るとニューヨークからカリブまで行ったり

北はカナダ・ケベックまで行くので

二か月ぐらいは家に帰らないとか・・

クルーズ中のオフの日はどこの港でも

リーズナブルで美味しいので

決まって中華レストランで食事するんだそう～～

⑭セント・ジョン（Canada）

三日続けて次々に新しい港に寄港したのですが

早く下船してもお店のオープンまで時間があるので

気分を変えてメインレストランでゆっくり朝食を済ませてからに！

セント・ジョンはカナダ・・・

スマホでArrive Canと言うアプリを登録して必要事項を入力

前日に船会社に提出しておきます。

下船の際はパスポートとワクチン証明書を見せればOK

実は10月1日まではPCR検査の陰性証明書も必要だったので

羽田空港で高い料金を払い検査を受けて来たのですが無駄に(;^_^A

港の観光案内で地図を貰って歩き始めたのですが

ここも見上げるとかなり激しい坂道が上まで続いています。

勇気を出して(笑）マーケットプレイスまで行ったのですが

生鮮食品を売るお店に交じって

観光客相手のお土産を売るお店が何軒か

メイプルシロップを買いたいと物色したのですが

以前トロントで買ったようなプラスチックボトル入りがなく

重い瓶入りばかりだったので次の寄港地ハリフアックスで求めることに！

ゴミが落ちていることもなく清潔で落ち着いたレンガ造りの家並みが続いています。

↑地図の右下のクイーンスクエア近くに

彩の綺麗な家が並んでいるらしいと行ってはみたのですが

探しあてることが出来なくて坂道を上ったり下りたりで

既に一万歩以上も歩いていて疲れたので帰って

船内のカフェで簡単なお昼を食べてから

夕方までプールサイドの椅子に寝そべって本を読むことに！

 

⑬ポートランド（Maine州）

次の日は何故か航路はまた少し南下して

メイン州の最大都市ポートランドに寄港しました。

ボストンだけは7時入港19時出港でしたが(出港の30分前迄に船に戻る規則）

他の港では8時入港17時出港でしたから

特別にこれという見どころもない街ばかりなのかもしれません。

今回はオプショナルツアーを一つも申し込んでいなかったので

何処の港でも歩いて近場を思いつくままに自由に散策するスタイルでした。

どっしりと・・・けれどかなり古びた赤レンガの建物が

長い坂の上まで続く街は平日の10時前でしたから

歩いている人は殆どがクルーズ船のお客さんばかりですが

それを目当ての手作り市が港沿いの道で開かれていました。

坂の上の方まで2～3時間ぐらいでしょうか？

ぐるっとお店を覗きながら一回りして

お昼ご飯は船内のプロムナードに面したカフェで食べることに！

セルフサービスのコーヒーに紅茶

変わったところではアイスキウイティ―なんてのもあったり(微妙な味）

熱々のクリスビーピザは三種類が並べられていて

期待はしてなかったのですが美味しい～(笑）

一度に食べられない主人は間食用にバナナとリンゴを

私は気に入ったジンジャークッキーを2～3枚貰って

部屋でゴロリと横になり持参した本を読むことに！