我が家のランの花
私の家の道路から向かって右に家が建っている。彼女の娘より2~3歳年下の女と男の子がいる。
私が住み始めた時には、亭主が居たらしいが、その亭主酒飲みで家には、帰って来ない事が多いらしかった。
私はどんな男だったか知らない、その後亭主は家に帰って来なくなって、別れたらしい
タイでは男がいなくなった女は、仲間を連れて来てカラオケの大会を模様する。
大音響で下手な歌を歌うのだから、此方は迷惑である。
じっと終わるのを待つだけである。日本みたいに怒鳴りこんだり、警察に届ける訳にも行かない。
4~5年経った或る日、隣の家が賑やかである。
彼女に聞いたら、今日は結婚式 だと言う、婿が来るのだそうだ。
婿は病院の雑役の仕事をしていて、女房がいたが病気で死んで子供は居ないと言う。
タイでは父親が変わっても、それを何事も無かったように、子供は受け入れている。
これは日本では考えられない事である。
それからカラオケ大会は無くなった。未亡人が再婚すると、カラオケがぴたりと止むのである。
再婚の亭主はおとなしくて、時々顔を見る事が有るが遠慮げで有る。
タイでは離婚再婚は珍しくないが、死ぬまで添い遂げる夫婦も多い。
家庭環境に依って、違うのでは無いかと思うのである。
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