恥ずかしかった思い出

アソ―クの公園の噴水の広場（噴水は出ていません）


　私はバンコクのタニヤの、カラオケ店には余り行った事は無く、ゴゴーバーの方が好きです


　私は歌は音痴で、側に居る人の迷惑になるのも考えて、歌わないし、下手な歌を聞くのも嫌いです。


　だからと言って、音楽は好きで、ディスコに行って踊るのは好きです。


　この時はカラオケ店に行きたくなって、タニヤの客引きに引っ張られて、３階の店に入りました。


　入ると綺麗な女性が、ぐるりと前の椅子に座っていて、指名をして下さいと言われます。


　殆ど行った事が無いので、ドキドキして迷います。


　何時も隅に座ってる、女の子を指名します。後から考えますと、隅の子は新人さんが、多い様に思います。


　座って自己紹介をすると、何と大学生と言うではありませんか。


　嘘と言うと、バックの中から学生証明書を出すでは無いですか。


　勿論鼻の下の長い小父さんは、喜んだのです。この店は連れだしは無しで、自由恋愛だそうです。


　店が終わって、ホテルに行っても良いと言います。


　大体の時間を決めて、ホテルに帰りますが、時間を過ぎても来ません。


　その日は体調が悪く下痢です、来ない方が良かったと、思い寝ていると。


　フロントから電話です、下にお客が来ていると言う話です。


　降りて見ると酔った大学生の子がいます。一応部屋に入れますが、その気が起きません。


　体の調子は悪いし、約束の金を渡し、明日の会う約束をして、帰って貰います。


　翌日会うと、まるで中学生の様な服装です、タイの大学生は本当に幼く見えます。


　一緒に歩いていると、恥ずかしくて仕方ありません。要求は一人前以上です。


　買い物する位の金を渡し、私は退散です。若いだけが良い訳では無いと思いました。


　自分には自分に合った人が、良いのだとつくづく思いました。


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