女性のパワーは、止まる事を知らない

カエルの養殖場と犬のサクラ


　新聞の記事を見ていたら、マッダスタジアムの女性客の割合が、５０％以上と成ったと書いて有った。


　昔の市民球場で見ていた時は、女性客は珍しく、若い娘が居ると、そちらの方に視線が行った物だ。


　衣笠が大振りをして三振すると、鋭いヤジが飛び、ヤジリ飛ばされてベンチに下がって行く。


　ファルボールが、バックネットを越えて場外に出ると、俺の自転車に当てなとヤジが出る。


　今の野球場にはそんな世界は無い、家族連れのワールドミュジュアムだ。


　だから今はテレビ観戦が１番良い、大きな声を上げ一人で怒鳴っている。


　電話を彼女にすると、機嫌が良い声が聞こえて来る。


　今４回目の養殖カエルの、産卵済ませ様子を見ている所だと言う。


　３日間位しないと、どうなるか解らないと言っていた。


　マンゴは昨日出荷して、今日も出荷すると言い、合計で１０万バーツ位になるかも知れないと言う。


　今年は、２回目のマンゴの出荷値段は下がらず、良い値段で売れたらしい。


　例年ならば、初出荷の４分の１位の値段が下がるのに、今年はマンゴが不作なのだ。


　我が家の農園は昨年より収穫が良い、本当にラッキーである。私が居ない方が良いのかも知れない。


　私がタイに居ても、彼女が一人で取り仕切る。


　相談は私にしても説明が面倒くさいので、事後報告だ。


　だが私に余程忙しい時でなければ、手伝ってくれと言わない。


　タイに居れば女に任して居れば良いのだが、使い道の無くなった柱や道具が転がっている。


　時々目を光らして居なければ、とんでも無い事になる。


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