タイに恋した男の物語

マンゴとカエルと共に暮らすのヒマ トックが日本に住所を移し
タイでの出来事などを思いのままに書いて行きます

 お父さんと呼ばれて

2013年03月18日 07時23分57秒 | 旅行

我が家の寂しげなランの花



 彼女の娘は、私の事をお父さんと呼んでいる。まだタイ語でポ―と呼ばれた事は無い。


 本当はタイ語でポ―と呼ばれて見たいと思うが、娘が特別な気持ちで


 日本語で呼んでくれていると思うと言い出せない。


 娘と初めて会ったのは、小学校4~5年の頃だと思う。


 彼女と一緒に田舎町を訪れた時、学校の帰りで、娘が自転車で家に帰り道にで、会ったのである。


 だからもう十数年前の話である


 娘の実父は生まれて直ぐに出て行ったので、父と呼ばれる男は私が初めてである。


 実父はこの町に住んで居り、娘も知っているが、話をした事もないし、感心は無いと彼女は言っている。


 娘は私を、如何思っているかは解らないが、一応父親として敬意を払ってくれている。


 娘の祖父よりは、私の方が、歳が上と言う変な関係である。


 娘の事は、一切彼女に任せており、私が口を挟む事は無い。


 小さい時は愚図で、朝遅くまで寝ていて、親に叩き起こされていたが。


 大学に入り、彼女の仕事を手伝い、朝も起こされる事も無くなり、夜も遅くまで勉強をしている。


 見違えるように変わってきた。


 タイの子供は、父親が外国人でも、余り気にする事なく溶け込んで来る。


 日本で住んでいると、邪魔なやっだと思った娘も、思い出し懐かしく思う。


 遠く離れて見て、初めて色々解る事も有る。

 
 今度タイに行く時は、新しいタイの発見が出来れば良いが。


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コメント (8)
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