カキ養殖実習生、殺傷事件

ミャンマとの国境付近（遠くの山はミャンマ）



　この所広島は、全国ニュースに取り上げられる事件が多く見受けられる。


　本当に残念で悲しい事である。
　

　この事件も、中国人の実習生が、包丁とスコップで、社長と従業員を殺傷したと言う事件だ。


　本当に痛ましい事であるが、日本が抱えている問題の、１部分でしかないと思う。


　実習生とは、技能を学びながら仕事をすると、言う趣旨で受け入れているが


　実体は出稼ぎで有る、彼らは１銭でも余計にお金を貰いたいのである。


　そこに今回のミスマッチで、殺人事件が起きたのである。


　この中国人はおとなしく、社長に毎日怒られていて、家族の問題も抱えていたらしい。


　中国人の従業員は、この会社には彼一人で日本語も余り話せ無かったと言う。


　私もタイに居た時は、言葉の壁を痛烈に感じていた。


　だがこの中国人は、私の様にタイの色々の事が、嫌になっても帰る事は出来ないのである。


　そう言う点では私は恵まれており、日本人として生まれて感謝している。


　タイ料理が余り好きで無く、暑いのにも弱いと書くと、貴方はタイに合って無いと言われるが


　タイ人と日本人では、育った環境やシステムが違うのである。


　自分の限界を感じたら、一時撤退するのは卑怯では無いと思うが。


　嫌々暮らして居ても、何も生まれないと思うので有るが。


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