朝起きて彼女と一緒に朝食を食べに行く、どこのホテルも品数はあまり変わらないと思うが、
この日はジュース類が置いてない、タイの朝食ではオレンジジュースを、
飲むのが楽しみにしていたので、残念である。
下痢の為お粥とクノールスープと、少しのおかずを取り、飲み物は水を彼女が持って来てくれた。
彼女はお粥が有るので喜んでいた、私は少しだけ食べて、
日本から持って来ていた正露丸を飲んで、回復を待つ。
食後私は時計の修理で、チェトロムのデパートに、日本から持ってきた時計の修理に行くと言うと。
彼女は行きたいとこが有るので別行動になるが、BTSの駅まで一緒に行き車内で別れる。
デパート内の時計の売り場を探して、エスカレーターで上がったり降りたりしていたら、
時計売り場の階が有り、時計売り場の店員に時計の修理を話したら、
ここの修理屋は優秀でどんな時計でも直すと言う、
修理の受付で3個の時計を見せると1個は電池を替えるだけで良いが、1個は壊れて駄目で、
最後の1個は日本のデパートで治らなく、メーカに出しても駄目だろうと言われた品物だ。
その時計が直ると言う金額は7000バーツ掛かると言う、日にちは日本に帰る前の日で有る。
10万円以上した時計であるし、絶対治るかと聞くとと、治ると言うので、
7000バーツともう1個の時計の電池代と、少ないがチップ100バーツを置いて
彼の腕に掛ける事にしたのである。
それからシーロムのジム トンプソンの店に頼まれた品を買いにBTSで向かう。
サーヤム駅で乗り換えてシーロム線に乗り換えるが、乗り場が上下に分かれている。
降りて急いで反対側に行くとよく見ると、方向が違いエスカレーターで降りると、
人が大勢列を作っている、電車が入ってきたが、座るところがない、
立ってぼっとしていると、若い青年が席を譲ってくれる。
日本でも席を譲って貰ったことが無いのである、恥ずかしながら座らせて貰った。
下痢と疲れで酷い顔をしていたのだろう、タイでは若く見られると喜んでいた私が、
タイの微笑みに乾杯〈完敗)である。