ホテルのベットの部屋
シーロム線でシーロム通りに行くのは、どの駅で降りるか忘れてしまい、
3番目の駅のサラディン駅の前で気が付き、席を譲ってくれた青年に聞くと、
迷惑そうな顔をされるが、他の女性客がここで降りなさいと教えてくれた。
昔反対側に降りてジム トンプソンの店を探すのに苦労した事が有ったが、今回は無事にタニヤ側に降りる、
昼間のタニヤ通りも人が多く歩いて居る、さすがカラオケ店は開いてないが、
オフイスガールとみられるタイ人女性が、昼食を食べる店を探している風である。
ジム トンプソンの店に行き、トイレを聞くと2階に有ると言うので、
2階に上がると日本人の観光客の男性が、先に入っていた。
この店は日本人ご用達のように、日本人の女性が多い、私の探してる品物が昔置いている場所に行くと、
何処を探してもない、店員に聞くとこの店には今置いてないと言う。
パンフレットを差し出して、スクンピット通りの店に行ったら有ると教えてくれる。
他に何か要る物は無いかと言われるが、税金が戻って来る書類を作るのにも、
まとめて買った方が良いと思い、スクンピット通りの店で買うと店を出る。
ホテルに帰り彼女が帰って居るかと、部屋を見ると彼女の姿がない。
居るものと思って帰って来たのに、居なければ心配よりも腹が立つ。
人間は自分ながら勝手なものだと、つくづく思うのである。
体調も悪く疲れてベットで寝ていると、夕方彼女が帰って来る、
BTSに乗って何処に行ったかと聞くと、海を見に行って来たと洒落た事を言う。
昔南タイに行った帰り道に、バンコク近くを通る時、水上マーケットを見るかと聞いてきたが、
早く帰りたいので、断った事が有る、そこに行ったらしいが、遠くて疲れたと言っていた。
タイ人は歩くことが嫌いな人間が多いのに、長く歩いたらしいが、
自分の食べる夕飯は買って帰っている。
その点彼女から、値段の高い店に連れて行けとは言わない、
プラ ヤット(節約)が合言葉で、質素な生活を好む女である。
私も近くのセブンイレブンで買ったパンとジュウスの夕食である。
下痢はまだまだ続きそうである。